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VYCキャンペーン

投票の締め切りは5日(水) 環境行動にあなたの声の支援を!

パタゴニア日本支社が全国の直営店で行っている市民運動団体による環境活動への支援プログラムのひとつ、VYC(ボイス・ユア・チョイス)の投票締め切りがいよいよ明日に迫りました。

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関内駅から徒歩5分、大さんばし通りに面したパタゴニア横浜ストアでは、昨年同様、丹沢自然保護協会と私たち上郷開発から緑地を守る署名の会がそれぞれ活動への支援(投票)を静かに訴えてきましたが、結果はいかに?

急速に秋が深まり、日本大通りや山下公園通り沿いのイチョウの黄葉も今がさかり(今年は台風による強風で早々と散ってしまった木も多いようですが)、まだ投票に参加なさっていない方は関内方面へお出かけのついでにぜひ同店にお立ち寄りください。(お買いものをするしないは投票の前提ではありません)

瀬上沢通信員だより

台風一過の瀬上無残  「十日の菊」もどき…瀬上散策のチェックポイント

「十日の菊」と言って、陰暦(旧暦)9月9日=「重陽の節句」に遅れて咲く菊は役立たず、の代名詞とか。
で、今年の陰暦9月9日は10月5日(水)なので、今が菊を愛でるに最終ラウンドという次第。

実は、台風一過の先月9月22日、市民の森の自主パトロールを敢行した瀬上沢通信員の I さんから届いていた瀬上の近影が店晒しになっていました。
紅葉前線を一気に追い抜き冬将軍の足音が近づいているようなので、晩秋の瀬上を散策するチェックポイントとして遅ればせながらご紹介します。( I さん、スミマセン!)

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いたるところ折れた枝や幹が道をふさぐ。
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ひょうたん池への降り口は倒木で通行不能。切り通しの上部の岩も危険な状態でしたが…

野分の後の瀬上沢から
15号台風は21日に横浜を過ぎてなお、東京江戸川で瞬間最大風速41Mを記録したとのことで、散策路は至る所、大枝小枝で足の踏み場もないぐらいでした。
特に、清戸の広場からひょうたん池への下り口は、倒木が重なり通行困難でした。
立ち枯れした木が根元付近で折れて飛び、散策路にめり込んでいるものがありました。
また切り通しの上部にある大きな木の根に揺さぶられる岩も危険な状態でした。これらの人身災害を起こしそうな状態は、普段からよくチェックしておくことが必要です。

編集室から
農家の3大厄日とされてきた二百二十日(にひゃくはつか)から10日。
季節の分かれ目である秋分の日の9月23日直前に東海・関東そして東北地方一帯を襲い各地に大きな災害をもたらした台風15号。
I さんのレポートを紹介しそびれているうちに急速に秋の気配が濃厚となり、街のそこここから金木犀の甘い香りが漂ってくるようになりました。
その後の瀬上・氷取沢の近況について、引き続き「瀬上沢通信員だより」にご期待ください。

東急建設の動き

言うは易く 行うは難し 東急建設の「CSRへの取り組み」に異議あり!

東急建設のHPを覗いたことがありますか? 
同社HPの「会社情報」コーナーを開くと、昨年7月に改定した環境方針の項で「生物多様性」について言及、「当社は生物多様性について、その保全活動、関係する地域社会との協調」に取り組んできた、と高らかに謳っています。そして以下のような写真が……。


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様々な植栽を配置した屋上ビオトープの試験施工例

しかし上郷開発をめぐる同社の動きは……CSR(企業の社会的責任)の観点からどうでしょうか?
同社HPでは具体的な地名は記していませんが、≪「地域の利便性」と「緑豊かな自然」を念頭に 環境アセスメントを実施≫との見出し付きで、先に否決された「第2次上郷開発計画案」について、あたかも環境とりわけ生物多様性に配慮した模範例であるかのように自画自賛しています。

ところが、そもそも人口減社会への移行により郊外住宅地の過疎化が進んでいる今、なぜ生物多様性の宝庫ともいうべき円海山近郊特別緑地保全地区に連なる瀬上沢(市街化調整区域!)の緑を破壊してまで大規模な住宅開発を行わなければいけないのでしょうか? 

東急建設は今こそ地域社会の現状を見据え、CSRの観点から第3次開発計画による土地利用のあり方を抜本的に見直し、瀬上沢の全面保全を受け入れる方向への事業転換を図るべきではないでしょうか?
 注:栄区では約125000人の人口(H22.10現在)が2020年には→121200人、2035年には10万人台まで減少すると予測している。

◎補足
同社のプロジェクトチームリーダーは、第3次計画の提案にあたって「アセス(環境影響評価)」を行う予定ナシ、としています。
ところが実は横浜市環境影響評価条例が昨年改訂され(本年8月1日施行)、10ha以上の開発にあたっては事業の計画段階で“環境配慮の手続き”を行うことが義務づけられ、アセスをしなければ計画提案自体が門前払いで却下されるのです。

なお詳しくは同社のHPをご覧ください。
http://const.tokyu.com/biodiversity/seibutsu2.html

瀬上沢通信員だより

健気に生きています 梅雨明けの瀬上でとらえた3態  

カン、カン、カン、カン……連日の強い日照りに加え、あいも変わらぬ政治の迷走、そして大震災被害とりわけ福島原発事故をめぐるゴタゴタ。人間さまのストレスはどーしてくれるんだという声が炎天下に満ち満ちているようです。

そんな矢先、円海山麓の自然の移ろいをとらえたレポートが瀬上沢通信員の I さんから届きました。暑さしのぎの清涼剤がわり?にお届けします。


ガマガエル
尾根近くの急坂で足元で動くものがあった。なんとガマガエルの大きなやつ。
湿地ははるか下、尾根越えの冒険の旅か? はたまた、放射能に方向感覚をやられたのか……。
「脱原発」を決めたイタリアの数十年前の映画、ヤコベッティ監督の「世界残酷物語」に出てきたウミガメを思い出しました。(原爆の放射能にやられ、海と反対の方向に行ってしまった)


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 注:世界残酷物語
 本作品が公開された1962年はまだインターネットどころかテレビも普及段階にある時代であり、
 海外旅行は高嶺の花、人々はもっぱら書籍や雑誌、映画などから伝えられる世界の風景に素直に驚いていた。
 もっとも、それから2年後の1964年10月には隣国の中国で初の核実験が行われ、ビキニ被曝に次いで放射能禍への恐れが日本全土を襲ったのだけれど。


アオサギ
連日、瀬上池に流れ込む小川のほとりに陣取り魚を狙っています。子育てはもう終わっている筈とネットで調べてみると、「4~5月にかけて1回に3~5個の卵を産む。巣は同じ巣を使いつづける。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は23~28日。育雛は雌雄共同で行う。雛は孵化してから50~55日で巣立つ」とあるので、まさに子育ての真っ最中なのでした。

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ヤブカンゾウ
梅雨明けの強烈な光の中に、八重の花が鮮やかな色彩を添えていました。
これもあるブログによれば、カンゾウ(萱草)の意味はこの美しい花を見ていると物も忘れると言う故事からの漢名で、忘れ草とも言う。万葉集に次の歌がある。 「忘れ草 我が下紐に 付けたれど しこのしこ草 言にしありけり」(あなたを忘れようと
思って、下紐に忘れ草を付けたけれど、言葉通りの効果は無く、思いは募るばかりです)、とありました。

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瀬上沢通信員だより

梅雨空の下、瀬上の森は今… 落石・倒木・崖崩れ相次ぐも被害者無し?

21日の朝刊社会面に「西日本 大雨被害」「東北 きょう要注意」との大きな見出しを付けた記事。
活発な梅雨前線の動きによって、西日本各地では観測史上最大の1時間雨量を記録しているそうです。(愛媛の宇和島では20日朝に74.5ミリの1時間雨量を観測!)

この時期、横浜地方ではまだ大きな被害が出るほどの豪雨に見舞われていませんが、土砂災害や浸水被害に注意が必要なことは言うまでもありません。とりわけ鼬川沿線の各地では!

さて、瀬上ではどうでしょうか?
「予告編」で一部ご紹介したのですが、6月16日に届いていた瀬上沢通信員の I さんからの観測スナップをようやくお届けします。

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6月15日 落石 梅沢山~清戸の広場
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6月16日 崖崩れ 大丸広場上
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6月15日 落石跡 梅沢山~清戸の広場 同13日 倒木 清戸の広場~ひょうたん池

「相変わらずの倒木、落石、崖崩れで変わり映えしませんが…」との但し書きが付されていたのですが、異変もまた自然が生きている証拠。被害者が出なかったこと(?)、何よりです。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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