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秋の気配 2

瀬上沢のヌシのひとりであるIさんから、秋の気配を感じさせる写真が届きました。
ギンリョウソウモドキと南蛮ギセルが咲きかけていたそうです。

南蛮ぎせる2

ぼくにはどれがどれやら判別できないので慌てて調べてみると、見覚えのある花の姿が。
あ、そうか。ようやくナットク。

南蛮ぎせる1

ギンリョウソウモドキは葉緑素をまったくもたず、他の生物や生物の遺体から養分を得る腐生植物といわれるもののひとつ。多年草で高さは10~20センチ。
葉緑素がないため白い色をしており、秋に開花することからアキノギンリョウソウとも。

また、南蛮ギセルは1年草。
ススキやミョウガ、サトウキビなどの根に寄生するそうですが、茎はほとんど地上に出ず、数枚の鱗片状の葉がつく。
秋に高さ15~30センチの花柄を出し、「淡紫色の筒状の花を横向きに開く」とあるので、近々ススキの根元を覗いてみようと楽しみにしています。
で、こちらはパイプに似ていることから南蛮ギセル。

ところで、春の路傍を彩る可憐な花にイヌフグリがあります。
姿が「それ」に似ていることから、とか。
「南蛮ギセル」と「イヌフグリ」……命名の由来は同じでも、名前って悲喜こもごもです。 M&M

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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