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円海山のこと-1

瀬上沢がその山麓の樹林地沿いに広がる円海山。
高さはわずか153mですが、横浜市内や房総半島までを一望することができるほか「関東の富士見100景」のひとつに選ばれた絶好のビュウポイントがあります。
この円海山の名は、東の中腹にある円海山護念寺(宝暦2年=1752年開山)の山号に由来します。
円海山周辺の緑地は市内でも最大クラスのまとまった緑地として多くの自然を残し、鎌倉や金沢八景などへのハイキングコースがあります。
横浜市環境創造局のHPから「円海山周辺マップ」(PDFファイル)を入手できるので、秋の一日、散策にお出かけになってはいかが?

ところでこの護念寺は江戸時代から灸で有名。「峰の灸」と呼ばれ、落語の「強情灸」にも登場するそうです。
もっとも強情灸(ごうじょうきゅう)と聞いてピンとくるのは落語通。トンチンカンな向きのため、さらにウィキペディアから引用します。
「強情灸」は古典落語の演目の一つで、元々は上方落語の「やいと丁稚」の演目。得意にしていたのは8代目三笑亭可楽や5代目古今亭志ん生、5代目柳家小さん。
あらすじを読めば、ああ、あの……というおなじみのストーリーです。 
 注:「やいと」とは灸のこと。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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