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瀬上の秋を歩こう/イベント情報

11月下旬、樹木医&森林インストラクターの石井誠治さんのガイドで瀬上の秋を歩こうというウォーキング会の案内が届きました。
昨日今日の冷え込みでぐっと紅葉前線が南下したようですが、Yahooの「紅葉スポット見頃情報」によれば、源氏山公園や鶴岡八満宮の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬とあります。
晩秋の一日、一緒に瀬上沢を歩きませんか?
  とき 11月22日(日) 9時30分 県立横浜栄高校(旧・上郷高校)前集合
  主催 「瀬上の未来をみんなで考えよう!」実行委員会
問い合わせは実行委の内田さん831-0585または西岡さん892-6898へ。共に署名の会のメンバーでもあります。

歩く会_20091011195403

追記:掲載にあたってチラシの一部文字の色調整&縮小をさせていただきました。また地図で「上郷高校」とあるのが現「横浜栄高校」です。

「鞆の浦」波高し

前原国土交通相は国主導の56ダム事業のうち「八ツ場ダム」はじめ28の事業を凍結するが、国の補助金で道府県が進める87カ所のダム事業については道府県の判断を尊重する方針というニュースが流れています。
「地方分権」を政策の基本として掲げる民主党政権としては当然のことなのでしょうが、国と道府県が一体となって進めてきた公共土木工事のあり方を大きく見直すという意味では、いささか心もとない気もします。
個別の事業についての賛否はさておき、一般的に言えば一度走り出したら止まらず、予算や計画年度がずるずると無限に拡大・延長あるいは変節していくのが公共土木工事の常であることは誰でも知っています。

「道府県それぞれの判断は尊重するが、国の補助金については抜本的に見直すので悪しからず」とでも言ってもらわないと、開発という名の環境破壊にブレーキがかからないのではないでしょうか。国と地方とのパートナーシップを見直す絶好の機会でもあるだけに、大いなる論議を期待したいものです。

さてそんな大規模事業の陰に隠れて、実は名勝「鞆の浦」の波高し。判決後、まだ広島県や福山市が工事中止へと舵を切ろうとしていないようです。
世界遺産訴訟事務局の松居さんからSOSメールが届きました。
県知事、県議会そして福山市長宛てに「判決を重く受け止め、控訴しないように」との要望メールを届けてほしいとのこと。あいにく締め切りが迫っていますが、ご紹介します  M&M


> みなさま
>
> いつもお世話になっております。
>
> 現在地元では、勝訴判決を受けて国や県、市にたいして要望を行う準備をしております。
>
> 今回の裁判では、「文化的,歴史的価値を有する景観として,いわば国民の財産ともいうべき公益
である」と司法が判断しました。
> にもかかわらず、広島県の丸山空港港湾部長は、「判決は、承服できない」とし、「免許手続きを
つづける」とコメントを出しました。
> しかし、広島県議会建設委員会では、事業の見直しの声もあがったということです。
>
> そこで、いつもの事ですが、お願いがございます。
>
> 広島県と福山市に対して控訴をしないよう求めるはがきや手紙、メールなどを送っていただけない
でしょうか。
> 今回の報道を受けまわりに興味をもたれた方やお知り合い、ご友人など多くの方にも声をかけてい
ただき、メッセージを送ってください。
>
> 送り先
>
> 1 広島県知事 藤田 雄山
>   〒730-8511 広島市中区基町10-52
>   souhisyo@pref.hiroshima.lg.jp
> 2 広島県議会議会事務局
>   〒730-8509 広島市中区基町10-52
>   gikaisoumu@pref.hiroshima.lg.jp(総務課)
> 3 福山市長 羽田皓
>   〒720-8501 広島県福山市東桜町3番5号
>   hisho@city.fukuyama.hiroshima.jp
>
> 上記3カ所に対し、10月14日までに「判決を重く受け止め、控訴しないように」と要望をお送
りください。
> 司法が「鞆は国民の財産である」と認めていますので、住んでいる地域などは関係ありません。
> 一人でも多くの声を届けていただければと思います。
>
> 事業が完全に中止され、鞆の浦が永遠に守れるまで、私たちは頑張ります。
> どうか、引き続きご支援、ご協力を頂ければ幸いです。
>
> NPO法人 鞆まちづくり工房
> 代表 松居 秀子  
> 広島県福山市鞆町鞆5番地
> Tel 084-982-0535
> Fax 050-3489-2310
> e-mail npo-tomo@vesta.dti.ne.jp
> URL http://www.vesta.dti.ne.jp/~npo-tomo/
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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