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脱穀機のこと

25日に行われた脱穀作業で使われた「千歯こぎ」についての詳しい説明書です。
レトロ脱穀

瀬上米の脱穀作業完了しました

小雨の瀬上で脱穀作業をしました

25日はあいにくの空模様でしたが「縄文自然クラブ」の皆さんによる脱穀作業が瀬上市民の森の一画で行われました。(下は前夜来の雨にしっとり濡れた「瀬上市民の森」入口付近)

瀬上の朝

定刻の9時過ぎ、まず雨に備え作業スペースづくりをしてから、いよいよ手分けして脱穀開始。
稲束を運ぶ人、足踏み式脱穀機で稲をこく人、籾擦りをする人、残った藁を束ねる人など、素人集団(失礼!)とは思えないぴったりと息のあった作業ぶりで、ほぼ全体の9割の脱穀を終了。その後はさらにレトロな「千歯こき」で代わるがわる残り1割の脱穀作業を体験し、1時間半ほどで完了しました。

脱穀1
指南役である地元農家のSさんの采配の下、作業スペースづくり。
このポールの上に青いシートで屋根を葺いたので、以下の写真が
青みがかっているのです。
しかぞうさん

sikazousann.jpg

さすがプロ。レトロな足踏み式脱穀機に次々と稲の束を投げ込みグングン
作業がはかどりました。途中チャレンジしたメンバーはタイミングを合わせ
るのに苦労し、あわや指を怪我しそうになる人も。
籾殻と籾の分別を同時に行う「唐箕(とうみ)」があれば1工程省略できる
のですが、あいにく手に入らず、今回は手作業で分別後、しばらく乾燥さ
せてからいよいよ精米という段取りになるそうです。さて予想収穫量は? 
うーん、楽しみですねえ。

028.jpg
これが桜井小から借り受けたレトロな足踏み式脱穀機。
このポンコツが大活躍したのです。
さん井端
こちらはさらにレトロな「千歯こぎ」。
骨董品の風格の前に男ども3人、タジタジ?

027.jpg
一時は本降りとなったものの昼前には予定した作業をすべて終え記念撮影。
おや、メンバーの姿が足りませんが、ま、いいか……。  M&M



脱穀作業準備中です

8時の連絡を待たず先行してご案内を。
現在、瀬上沢にもっとも近い栄区東上郷町はもとより栄区は曇り。
小雨の懸念もありますが、脱穀作業は決行するはずです。
皆々様、よろしく。
作業後は熱いコーヒーも準備中とか。 M&M
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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