「小網代の森」探査レポート
保全に向け「小網代の森」探索へ
15日の日曜日、隊長(?)以下7名の精鋭?!チームで、「瀬上の森」の保全策の研究をかねて「小網代の森」の探索に行って来ました。
隊長の普段の行いは良くないのに、隊員の皆さんの行いが良かったんでしょうね。天気は快晴。暑くもなく、寒くもなく、風もそよ風(と言うか、かなり強風でしたが)……言うところ無しの行楽??日和でした。
予定通り京浜急行の三崎口駅に集合、徒歩15分で森の入り口へ。ジャングルのような湿地帯を通って1時間で小網代湾に到着。イヤー、海が紺碧で凄く綺麗でした。


抜けるような青空が広がった京急三崎口駅前で
「小網代の森まるごと流域体験」ガイドツアーの
案内役の若者たちと。ただし、わが隊は先行。


ぬかるみの道を辿り、水の流れを渡って。脇にある黒い
異物は開発めざし、かつて敷設された水道管。


干潟湿原に面した石橋は台風の影響で通行止めのため
イギリス海岸へ行くのを断念。
湿地帯を抜けると水際に干潟が続く。
保全チームリーダーのMさんの発案で白髭神社まで行って昼食……いや、社前で銀杏拾い(沢山取れました。忘年会のお酒の肴になるのかな)の後、神社前の岸辺で昼食。ゆっくり休んで同じ道を帰りました。


湾岸に建つ三浦七福神めぐり第5番の白髭神社。
祭神は航海安全・大漁の神。銀杏のお礼に賽銭を
投じた箱の先には長安寿老人の額が。
この日はちょうど「NPO小網代野外活動調整会議」(代表:岸 由二)の皆さんが、月一度の保全作業をしていました。遠いところご苦労さんでした。30人くらい居たでしょうか。エールを交わし、お話をしたりしました。
小網代の森は「浦の川」と言う、瀬上沢の2倍くらい広さの沢の周りに広がる湿地帯で、道はかなりぬかるんでいました。全体が湿地状で「アカテカニ」という蟹がいるそうです。(見つかりませんでしたが)


上:保全作業に入る前のミーティング。外国人もいます。
下:かつての水田跡を竹藪から湿地に復元する作業。
何度か開発の波に襲われたそうですが、保全運動が功を奏して、今は「近郊緑地特別保全地区」に指定されています。全体が森と湿地帯のため行楽地や、お散歩公園にはなりません。あらためて保全はその土地の特性を生かした姿で保全しないと自然の姿が生きないと思いました。
これからは保全チームが横浜市内外のいろいろな自然の森や里山里地を探索していくと思います。百聞は一見にしかず、です。いろいろ見聞して、瀬上のありようを区や市に提案していきましょう。

小網代湾のヨットハーバー側から干潟湿原方面を望む。
開発と環境保全はまさに水際のせめぎあい。
(レポート:S&Y/写真説明:M&M)
15日の日曜日、隊長(?)以下7名の精鋭?!チームで、「瀬上の森」の保全策の研究をかねて「小網代の森」の探索に行って来ました。
隊長の普段の行いは良くないのに、隊員の皆さんの行いが良かったんでしょうね。天気は快晴。暑くもなく、寒くもなく、風もそよ風(と言うか、かなり強風でしたが)……言うところ無しの行楽??日和でした。
予定通り京浜急行の三崎口駅に集合、徒歩15分で森の入り口へ。ジャングルのような湿地帯を通って1時間で小網代湾に到着。イヤー、海が紺碧で凄く綺麗でした。


抜けるような青空が広がった京急三崎口駅前で
「小網代の森まるごと流域体験」ガイドツアーの
案内役の若者たちと。ただし、わが隊は先行。


ぬかるみの道を辿り、水の流れを渡って。脇にある黒い
異物は開発めざし、かつて敷設された水道管。


干潟湿原に面した石橋は台風の影響で通行止めのため
イギリス海岸へ行くのを断念。
湿地帯を抜けると水際に干潟が続く。
保全チームリーダーのMさんの発案で白髭神社まで行って昼食……いや、社前で銀杏拾い(沢山取れました。忘年会のお酒の肴になるのかな)の後、神社前の岸辺で昼食。ゆっくり休んで同じ道を帰りました。


湾岸に建つ三浦七福神めぐり第5番の白髭神社。
祭神は航海安全・大漁の神。銀杏のお礼に賽銭を
投じた箱の先には長安寿老人の額が。
この日はちょうど「NPO小網代野外活動調整会議」(代表:岸 由二)の皆さんが、月一度の保全作業をしていました。遠いところご苦労さんでした。30人くらい居たでしょうか。エールを交わし、お話をしたりしました。
小網代の森は「浦の川」と言う、瀬上沢の2倍くらい広さの沢の周りに広がる湿地帯で、道はかなりぬかるんでいました。全体が湿地状で「アカテカニ」という蟹がいるそうです。(見つかりませんでしたが)


上:保全作業に入る前のミーティング。外国人もいます。
下:かつての水田跡を竹藪から湿地に復元する作業。
何度か開発の波に襲われたそうですが、保全運動が功を奏して、今は「近郊緑地特別保全地区」に指定されています。全体が森と湿地帯のため行楽地や、お散歩公園にはなりません。あらためて保全はその土地の特性を生かした姿で保全しないと自然の姿が生きないと思いました。
これからは保全チームが横浜市内外のいろいろな自然の森や里山里地を探索していくと思います。百聞は一見にしかず、です。いろいろ見聞して、瀬上のありようを区や市に提案していきましょう。

小網代湾のヨットハーバー側から干潟湿原方面を望む。
開発と環境保全はまさに水際のせめぎあい。
(レポート:S&Y/写真説明:M&M)