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晩秋の瀬上から(通信員だより)

晩秋の瀬上3景

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年末を控え「出し遅れの証文」のようで恐縮ですが、晩秋の瀬上ならではの写真が届いていたことを失念していました。
写真は、四季折々に瀬上市民の森を散策し、刻々と違った表情を見せる瀬上の自然ウオッチャーの一人であるT.I.さんから。12月4日(金)に撮った瀬上池畔の紅葉と、瀬上沢の某所で見つけた「スッポン茸」という珍しい茸の写真です。


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昨年に比べ鮮やかさが足りないようです。
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「スッポン茸」は例年より約2カ月遅いそうです。
良く見ると頭に虫がとまっています。


「スッポン茸」の学名は Phallus Impudicus。なんだか微妙な形状ですが、それもそのはず、恥知らずの「Phallus」の意だそうです。
「それにしても似ています。食べられるそうで。」とはT.I.さんのコメント。
早速、粋人の言を確かめようと調べてみると「中国風のスープによい。野菜炒めにもよい。中国の人に愛されるゆえんである」と書かれたブログをみつけましたが、さて?
ところでこの茸、瀬上のどこに潜んでいるのやら?


参考 『ウイキペディア』からそのまま引用します。
スッポンタケ科(Phallaceae)は臭い匂いを放ちペニスに似た形状を持つキノコの仲間である。スッポンタケ目に属する。生殖方法は、空気に乗せて胞子を拡散させる他のキノコと異なっている。スッポンタケ科のキノコはハエを引き付ける死体のような匂いを放つ粘着質の胞子を最上部に作り、ハエに胞子を媒介させる。スッポンタケ科のキノコは球の形の「卵」と呼ばれる状態から成長するが、この段階ではまだ臭くない。
このキノコは若い「卵」の状態のうちなら食べられるが、強烈な匂いに気分を悪くする人もいる。しかし油で揚げると魚のような味になる。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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