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舞岡上郷線問題

事態急展開! 市、検討委設置へ

6月14日、「舞岡上郷線検討委員会」の設置が記者発表され、15日には道路局のHPに掲載されました。
署名の会有志によるチームは昨秋以来、断続的に道路局との交渉を通して舞岡上郷線の仮設構造による腐朽と危険性を指摘し、港南台駅頭における街宣行動やチラシ、さらに関係各方面への働きかけにより抜本的な対応を訴えてきました。また先週7日には整備工事を緊急に行うよう求める陳情書を市議会議長宛に提出しました。
しかし同局のHPによれば6月3日付けで「舞岡上郷線検討委員会の設置及び運営に関する要綱」及び同委の「公開に関する要領」が制定されている一方、公表が15日、第1回委員会開催が29日、その傍聴申し込み締め切りが23日とドロナワ的で慌ただしい日程です。
20年に及ぶ仮設状態での放置を見直し、本格的な整備に向けて動き出したことはひとまず評価するにしても、市民に対する対応はいかにもお役所的で不誠実です。市民に開かれた審議、一日も早く安全な交通が確保されるよう、あらためて林市長に要望したいと思います。(M&M)


資料◆道路局記者発表資料から
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◎検討委員のプロフィール
ところで「舞岡上郷線検討委員会」のメンバーはどんな人? 市のHPで調べてみました。
勝地 弘委員:横浜国立大学大学院工学研究院教授
平成16年3月に出た「横浜市橋梁長期保全更新計画報告書」をまとめた検討委員会の委員。ちなみに同委の行政側委員2名の一人に当時は道路局建設部長だった川口正敏道路局長の名がある。
岸井隆幸委員:日本大学理工学部教授
「横浜『夢』のある道づくり検討会」(道路局)や「横浜駅周辺大改造計画づくり委員会」(都市整備局)の委員など。専門は交通計画。
山下 光委員:弁護士 
 平成17年6月まで2期(8年?)、市の監査委員をつとめた。
吉田洋子委員:吉田洋子まちづくり計画室
 戸塚駅西口文化施設基本構想検討委員会委員長をつとめた建築士で都市計画&まちづくりの専門家。現在は「地域まちづくり推進委員会」(都市整備局)委員のほか「横浜みどりアップ計画市民推進会議」(環境創造局)の委員に“公募市民”枠で選ばれるなど横浜市の各種審議会の常連メンバー。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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