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舞岡上郷線問題

このままでは瀬上の緑は守られない!  9・15緊急報告会開く
市民の意見あいつぐ


9日の舞岡上郷線検討委による市長宛の「中間報告」提出、また10日の市会「建築・都市整備・道路委」および14日の「都市経営・総務委」における審議など舞上線問題をめぐる最新の動きをふまえ、15日(水)午後6時から栄公会堂第1会議室で緊急報告会が開かれ、50名ちかい市民が参加しました。

安田八十五関東学院大教授による基調講演、上郷開発から緑地を守る会の山仲章介代表世話人、また皆川昭一世話人(元横浜市議)による報告の後、参加者を交えた質疑応答が行われ、上郷開発問題が過去に「解決済み」の問題ではなく、舞上線の官民癒着による仮設状態での放置など、市民生活の安心安全に直結する今日的な課題であることが浮き彫りになりました。

この日は平日の夜。しかも準備期間がほとんどないという悪条件にもかかわらず、地元の栄・港南両区民のほか、磯子プリンスホテル跡地の環境破壊マンション問題の反対派住民などもかけつけ、用意した資料がたりなくなったほど。上郷開発問題への関心の高さをあらためて物語る集会となりました。

会場となった第1会議室では、奇しくも2007年の同じ9月15日(土)午後、署名活動が急速な盛り上がりを見せる中で署名の会主催のシンポジウムが開かれ、安田教授の講演が行われたという事実も明かされ、「9万2000の署名のチカラを再確認し、緑地保全を確実なものとすべきだ。がんばろう」という意見もあいつぎました。

なおこの日の模様は「JCNよこはま」で明日17日(金)夕方6時から放映される予定です。


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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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