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瀬上沢通信員だより

瀬上の秋 見つけた  秋の情景―その後

暑さ寒さも彼岸まで」とは言うものの、9月25日に便りをお届けした段階では、まだ半信半疑。それほど今年の暑さは激烈でした。
ところが気象庁の統計を見ると9月15日(水)、上郷開発と舞岡上郷線の現状についての「緊急報告会」が栄公会堂の一室で開かれたその日を境に、猛暑の夏は一段落して最高気温は30度を切り、その後一時暑さがぶり返したものの、今はもう秋そのもの。そこここの庭先から甘い金木犀の香りが漂う爽やかな時候となりました。
以下、 I さんが捉えた「瀬上の秋」をお届けします。

例年より遅い秋の深まり
暑かった今年の夏も、いつの間にかセミの声がしなくなり、確実に
秋は始まっていますが、やはり例年より深まり方が遅いようです。
瀬上沢源流近くの尾根筋に久し振りにカメラの放列が見られました。
エゾビタキ、キビタキ、オオルリの若(幼鳥)が一緒に群れていると教えられました。

地上に目を移すと秋の主役、色々なキノコが出ています。
夏を過ぎてもなお元気で始末に悪いのが葛(くず)で、到る所で高い木に這い登り
木を枯らそうとしています。森の手入れもここまでは手が回っていないようです。 ( I ・T )

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ギンリョウソウモドキ:
昨年と同じ場所に今年は倍になって現れました
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フスベの一種:
まさしくアンパンが落ちているような風情
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キノコの子:
今年1月15日付けで紹介したキノコの子です
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典型的なキノコ:
キノコというと思い浮かべる形ですね
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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