1月街宣行動

市民の願いよそに大規模開発狙う?  東急の「看板付け替え」を批判

1月29日、おだやかな陽射しが街を照らす土曜の午前11時から1時間、毎月定例の街宣行動が港南台センター・バーズ前で行われ、有志14名が参加、ステッカーキャンペーンへの支援カンパ4065円が寄せられました。

■1月街宣チラシから


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注:今月も両面印刷ですが、裏面はこれまでと同じです。

街頭のスナップ

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カンパ、ありがとう!「こどもたちの未来のために豊かな自然を残そう」との訴えに反響続々…

東急建設の動き

看板を付け替え“大規模開発”を再提案か? 17日のヒアリングから

商業施設に替わってマンション建設を狙う? 
東急建設による「上郷開発計画」は平成20年(2008)秋に横浜市の都市計画審議会が却下、白紙撤回されましたが、署名の会の山仲代表世話人はじめメンバー5人が1月17日(月)午後、東急建設横浜支店(みなとみらいクイーンズスクエア内)を訪ね、この計画の責任者である上郷開発特命プロジェクトチームリーダーのI氏及び土木設計部の課長代理S氏と面談、開発予定地である瀬上沢一帯の土地利用計画の現状についてヒヤリングを行いました。同社の開発責任者と面談するのは撤回後初めてです。

東急建設としては「開発をあきらめているわけではない。近々にも舞上線の東と西にまたがる新しい開発計画案を練り上げて横浜市と相談するつもり」と、規模を縮小しないまま、大規模開発を狙う姿勢を依然として崩していません。
I氏らのヒアリングによって明らかになった新しい開発計画の概要は以下の通り。
・舞上線の東(横浜栄高校側)と西(山手学院側)にまたがる大型ショッピングセンター計画は横浜市の政策であるコンパクトシティ構想に適合しないため取りやめる。
・東側の樹林地は円海山に連なるとして開発が認められないから開発できない。しかし市の特別緑地指定には応じない。
・市街化調整区域のまま可能な墓地や資材置き場等の開発は考えていない。
・舞上線を基軸に集合住宅や戸建て用地などに転用し、地権者たちの期待に応えたい。

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資料:白紙撤回されたはずの大規模開発計画。形を替えて再浮上か?

これまで都市整備局や環境創造局との面談では、「東急は規模を縮小してでも開発をしたいとの意向を示している」と伝えられてきましたが、今回あいまいな表現ながら示された開発構想の規模は平成20年に却下された提案と量的にほぼ同じとなると思われます。
東側の樹林地開発やショッピングセンター計画の断念と引き換えに、大規模なマンション開発計画が浮上する可能性があり、否決された計画の「看板を付け替えるものにすぎない」との批判が高まりそうです。
 
「企業の社会的責任果たす」との社長挨拶と裏腹の開発構想
他方、署名の会のねばり強い交渉により横浜市がようやく重い腰を挙げ独自に補修工事を始めることになった「舞上線」については、「舞上線は開発の基軸となる道路。補修工事は市がやるというので認めたが、市の主張を呑んだわけではない。道路用地に関係する権利は留保している。市と交わした約束に基づいて、開発と一体で本格工事を行う用意がある」と、東急建設の既得権益であることをあらためて強調しています。

「上郷開発計画」は1992年(平成4)にバブル崩壊で挫折、次いで2008年(平成20)に計画中止と緑地保全を願う9万2000余の市民の署名などによって白紙撤回、2度目の挫折。「2度あることは3度ある」といいますが、この間、開発優先から生物多様性と生態系保全へと時代の流れは大きく変わってきました。

同社の飯塚恒生社長は昨年4月の就任挨拶で「地球温暖化防止に関わる技術開発、生物多様性の保全に配慮した提案など地球規模の環境問題の解決へ向けても積極的に取り組み、企業の社会的責任を果たして参ります」と時代の流れを語っています。
しかし瀬上沢に新しく提案されると思われる開発計画は、その言葉とは裏腹に旧態依然の環境破壊型の大規模な土木開発工事をともなうもので、待ったなしの地球温暖化対策、都心部への人口回帰、郊外住宅地における人口減や高齢化といった経済社会情勢の変化に背を向けたものと言わざるをえないようです。

なお詳しくは署名の会の定例街宣行動日である明日29日に配布されるチラシをご覧ください。(明日夕刻までには本ブログでアップの予定) (M&M)
 

訂正
上記記事中、署名の会の定例の街宣行動は毎月第4土曜日の午前11時~12時、港南台駅頭です。
今月は諸般の事情で第5土曜の29日となりました。一般の方のサポート大歓迎です!

関連情報コーナー

「パタゴニア」に興味ある方、必見!  映画「180°SOUTH」上映中です

昨秋、環境活動支援プログラム「VYC(ヴォイス・ユア・チョイス)」を通じて、私たちの活動に大きな励ましと恵み(助成金15万円)をもたらしてくれたパタゴニア。

発祥の地はアメリカのカリフォルニア。
アウトドア・ウエア&ギアの分野では若者のみならず中高年層にとっても日本で有数の人気ブランドと言っていいと思います。

でも私たちは、そうしたメーカーとユーザーという立場とは全く別の次元で、日本支社のある鎌倉ストアや横浜関内ストアの皆さんとの交流はじめ、さまざまな形で同社の地球環境保全に向けたフレッシュなアイデアとエネルギーを吸収させていただいています。

しかし一般的に言えば、イマイチその素顔がわからない……という方が多いのではないでしょうか。(もっとも「ユニクロ」だって社長の柳井さんの名前以外、正しい社名すら知らない人が多いですよね)

そんな折り、今月の22日から2月10日(木)まで、パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナードの青年時代の夢と活躍などを描いた映画が公開されているという情報が会員のO.T.さんから届きました。
タイトルは『180°SOUTH』(ワンエイティ・サウス)。

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早速ネットで調べると、「渋谷シネクイント」で20日間限定のロードショーとして上映中。
http://www.cinequinto.com/lineup/

未見なので作品としての評価はできませんが、「世界でもっとも美しい大地」という南米の秘境パタゴニア、またアウトドア製品の分野でそびえ立つ巨峰パタゴニアとノース・フェイスに関心のある方にとっては必見?

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注:たまたま今日の朝刊に載っていた野村哲也著『パタゴニアを行く――世界でもっとも美しい大地』という書籍の広告(中公新書)によれば、湖水・峻峰・氷河・荒野…世界の絶景のすべてがここにある、とか。

以下は映画の宣伝サイトから

『180°SOUTH』 (ワンエイティ・サウス)
今まで誰も見た事がない旅がここにある。
自然を愛するスペシャリストたちの“人生の旅”を描くライフ・ドキュメンタリー。
“patagonia”創始者イヴォン・シュイナードと“THE NORTH FACE”創始者ダグ・トンプキンス。1968年、サーフ&マウンテンの楽園を求め、イヴォンとダグは未開の地、南米パタゴニアへ旅立った。壮大な手付かずの大自然は、2 人の人生観や価値観を変えるほどの衝撃を与える。この経験が2人をアウトドアブランド“patagonia”と“THE NORTH FACE”の創業へ導いた。それから40年、ひとりのアメリカ人青年が偶然目にした2人の記録映像に魅了され、追体験の旅を試みる。 異国の地で自然とともに生きる人々と出会い、歴史や生活を学びながら、パタゴニアの高峰コルコバド山登頂を目指した。はたして彼は頂上に立つことができるのだろうか。そして旅の終わりに何を見たのか---。


追伸 平塚でも上映中(~2月20日)
その後調べたところ、映画公開初日に行われた「180゜スペシャルトークショー」の詳細がパタゴニアさんのHPに掲載されています。
また本作品は平塚駅南口近くの「シネプレックス平塚」で2月20日(日)まで上映予定の他、順次公開されるようです。

瀬上沢通信員だより

白梅が咲き誇っています  瀬上と円海山で見つけた春の芽生え 
 
昨1月20日(木)は二十四節季の「大寒」(だいかん)。
一年のうちもっとも厳しい寒さが続くとされる時節にふさわしく、さえわたった夜空には満月(望月)が煌々と光り輝いていました。

つかの間の冬眠(冬休み)から覚め、12日(水)夜の定例全体会を皮切りに、17日(月)午後には東急建設との意見交換、そして翌18日(火)には横浜市環境創造局へのヒヤリング、さらにパタゴニア横浜関内ストア訪問など、署名の会の活動が本格的に動き出しています。

が、あいにくブログ制作本舗の担当者にちょっとしたアクシデントがあって記事更新が滞っていましたが、ようやく再スタート。
「今年こそ正念場」……との決意も新たに最新情報を発信していきますので、閲読、投稿、情報提供など、よろしくお願いいたします。

というわけで、とりあえず一昨日届いていた円海山・瀬上エリアの近影レポートを。
里山では、足早に春の芽生えが始まっているようです。あなたの周辺はいかが?(M&M)


リスは巣作りの準備中
一年の内一番寒い時期にさしかかった今、動植物はどうやって春の訪れを知るのか不思議です。
太陽の光の強さか量か、はたまた日の長さを感知するのでしょうか。

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上下とも1月19日撮影のもの

昨日、山で出会った知人が、「リスが大きな葉っぱを運んで巣の準備に入ったようだ。鳥も猛禽類は繁殖期に入るのが早い」と言っていました。
そうしたら今日、家の近くの猫が繁殖期の行動らしきものを始めました。

白梅は大芝原から瀬上沢に下る斜面に2週間程前から咲き始めました。紅梅の蕾は、昨年2月2日のブログに出ているものと同じ木に付いているもの。昨年の撮影日は1月23日です。(瀬上沢通信員 I.T生)

瀬上沢通信員だより

コース整備進む金沢市民の森  京急寄贈地など4月から供用へ?

イルカ丘陵の一翼である円海山近郊緑地特別保全区域には瀬上市民の森、氷取沢市民の森、荒井沢市民の森、そして金沢市民の森の4つが連らなっており、新緑や紅葉、また枯野など春夏秋冬さまざまな季節の移ろいを感じさせ、まさに自然の宝庫。その一帯を“わが裏庭“として日々駆けめぐる瀬上沢通信員の I さんから1枚の写真とコメントが届きました。

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開通は4月以降とのこと
大丸山入口にあったもので、ひょうたん池側のハイキングコースの整備が1月31日で完成予定というものです。
役所に連絡を取ったところ、開通は4月以降とのこと。

京急は土地を寄付したり、市民の森への指定に協力しており、鉄道への集客という背景もありますが柔軟性がありますね。
     
かたくなに「開発への意志」を示す東急にも爪の垢を煎じてもらいたいものです。
環境創造局のフロアーに大きな京急のポスターが貼ってあったのも納得です。

注:掲示をよく読むと、「散策路整備、デッキ工事」とあります。誰でもが気軽に安心してハイキングを楽しめるためには崩落危険箇所やぬかるみの整備、また風倒木の伐採などが必要ですが、「デッキ工事」については?
これまで幾度も指摘しているように、コンクリート製の疑似木が過剰に配備されていないかどうか注目しましょう!(編集部:M&M)

自然の宝庫円海山:ニュース速報

消えた赤いバイク  不法投棄の粗大ゴミ撤去さる

馬頭の丘から馬の背へ向かい、約50m下った山道の左手の薮の中に長年放置されてあった赤いハンカチならぬ「赤いオートバイ」。
むろん不法投棄の代物なのですが、年初早々、円海山フリークである「即沸薬缶」さんと「山出拾雄」さんという即席ペアの奮闘によって、昨8日(土)夕、撤去されていることが判明しました。

今回の撤去作業のきっかけを作った即沸薬缶さんも作業の現場は確認していないのですが、8日の昼前に資源循環局の軽トラックが瀬上沢方面に向かうのが目撃されていることから、当局が重い腰をあげたことは明らか。タテ割り行政への批判はさておき、関係者の労を多としたいと思います。

放置オー~1
山出拾雄さんのブログから。撮影2006年9月

詳しいいきさつは署名の会の有力会員である即沸薬缶さんと、1枚のチョコレートの縁から知り合った山出拾雄さんによるコメント欄への書き込みを読んでいただくとして、以下、山出拾雄さん主宰の「クリーンハイク」の記事を転載させていただきます。
 「クリーンハイク」 http://cleanhike.naturum.ne.jp/

■放置オートバイ撤去
年明け早々、大変嬉しい話がありました。
みなさん、こんにちは、山出拾雄です。

このブログを始めた当初、円海山に放置されたままになっているオートバイのことを記事にしました。
上の写真はその時の記事のものです。(今ではもっと落ち葉が積もり、オートバイを覆っています。)

このオートバイが撤去されることになりました。それも行政によって。
この話は昨年(2010)末に、円海山でたまたまお会いしたSYさんに「あのオートバイ、どうにかならないですかねぇ」とお話した所から始まります。

SYさんは 「上郷開発から緑地を守る署名の会」というグループに所属されており、円海山の休憩ポイント、いっしんどう広場で昨年(2010)末にお会いしました。
年明けにも同じ場所でお会いしたのでご挨拶したところ、「今度、撤去する」というお話を伺い、言い出しの山出としては、ぜひ協力したい旨をお伝えしたわけです。

その後、SYさんが地域の環境創造局、警察、土木事務所等に連絡を取った結果、1月5日、最終的に土木事務所が撤去することになり、我々一般は何もする必要がなくなったのです。

回収と廃棄については「山道の左側なので土木事務所の管轄となる」ことをSYさんのグループのブログで知ったときには、驚きました。まず管轄ありきなんですね。
まぁ、税金を使う以上、どの場所で使うか、使ったかというのは重要事項なのでしょう。

いずれにしても、あきらめかけていたオートバイの撤去が実現することになり、新年早々、とても嬉しく思いました。
SYさん、ご尽力、本当にありがとうございました。また、いっしんどうでお会いしましょう。
では! 

メンテナンス情報

カウンター復旧工事終了しました 

カウンターの不具合により累計訪問者数が逆回りし19000台に戻っていましたが、その後、修復工事を試みた結果、ほぼ累計値に近い数値となりました。

ただし昨日お知らせしたように、2010年12月27日の午前10時過ぎのカウント数である21643に、その後記録された28日~本日までの数値を加えたものの、1月5日および6日は結局ゼロのまま、また12月27日についても11時以降の数値が不明のため、誤差はプラス・マイナス20程度?


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瀬上沢通信員だより

里山で“異変”と思いきや…  冬来たりなば春遠からじ

舞岡上郷線では異常状態の放置が続く一方、円海山では冬から春への季節の移ろいが進んでいます。7日の午後、小さな変化を感じに里山を歩いた瀬上沢通信員の I さんからの最新の便りをお届けします。

山藤の実が弾け飛んだ!
このところ乾燥もその極に達し、里山ではあちこちでパリパリと木が乾く音がすると思っていたら、毎年この時期に起きる山藤の実の莢が弾け飛び散る音でした。昨日まではこの現象は起きていませんでした。

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写真は、日陰で午後になっても凍結した靴跡が残
っている山道に置いた山藤の莢と実

藤は雌雄異株ではない筈で受粉(精)チャンスでもなく、しかももう種になっており、今日になって一斉にというのは不思議です。
樹木医から家に置いてあった山藤の実の莢が弾け、固い種が飛んで蛍光灯の管に当り、割れてしまったことがあると聞きました。植物ながら、強い力で広範囲に種を撒き子孫を残そうとする意志を感じます。
ググると「藤の実は入手が困難でもちもちした食感は珍味となっている。江戸時代には貴重な糖質として重宝された。」とありました。

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水仙は日当たりの良いところは、暮れ前から咲いていましたが、氷取沢入口は陰になる時間が長く、今が最盛期となっています。(I.T)

舞岡上郷線問題

舞岡上郷線、異常のまま異状なし  着工はいつ?

寒気厳しい中にも晴天続きの8日(土)、補修工事の下準備が始まっているかどうか様子見をかねて瀬上沢へ。
が、緊急を要するはずが、道路の上も下も、脇の法地(のりち)の周辺も、全く変化(異状)ナシでした。

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沿線の草刈りは終了。右上が横浜栄高校      赤サビが一段と鮮やかなK1橋を上から見る

緊急のお知らせ

ショック ショック ショック  サーバーに異常事態発生!

本日1月7日(金)未明から現在に至るまでブログのサーバーに異常が生じ、一時カウンターの数値が消えていました。
その後、今度は過去の訪問者数が0と表記され、累計(集計)結果が大幅に後戻りしてしまうという異常な状態となっています。
ブログのサービスを行っている「FC2-BLOG」に対しては復旧について問い合わせ中ですが、目下の一般的なメンテナンス情報によると、カウント数の故障前への復旧は無理である様子。

とすると、たまたま昨年12月27日午前10時50分現在のカウント数の控えであるで「21643」以後、年末年始でグーンと伸び、今朝にはたしか「23000」近くに達していたカウント数が、現在(7日19時20分)の「19733」に逆戻りしてしまいます。

ショック、しょっく、ショック! 今後のメンテナンス情報にご注目ください。

資料:市長ティー・ミーティング

林市長との「ティー・ミーティング」の概要  市長室広報資料全文収録

昨年11月16日に行われた林市長と署名の会との「ティー・ミーティング」。
その概要については11月30日付けで既報の通りですが、年頭にあたり上郷開発問題の現状と問題点を改めて浮き彫りにするため市民局広聴相談課がまとめたものを「資料」として一挙転載します。(2011年1月4日付け作成・発表)
 注:以下の概要と写真は市長室の録音&撮影によるものです。11月30日の要約と併せ検討資料としてください。

 ■第2回ティー・ミーティング概要報告

平成22年度 第2回目のティー・ミーティング~ようこそ市長室へ~は、「上郷開発から緑地を守る署名の会」の皆様を市長室にお迎えし、"横浜市の緑を後世に残すための施策について"をテーマに意見交換を行いました。

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日 時: 平成22年11月16日(火) 13:40から14:40まで
会 場: 市長室
出席団体: 「上郷開発から緑地を守る署名の会」(10名)
団体概要: 栄区上郷地区の大規模開発から緑地を守る運動をしている団体です。減少を続ける市の緑を守る方策を研究しています。

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(署名の会)
「上郷開発から緑地を守る署名の会」は平成19年に発足しました。緑があふれ、生物多様性に優れた栄区上郷地区の自然を守る活動をしています。今から数年前、上郷地区の大規模開発が計画されたことがあります。この地区が開発されれば、緑が失われることはもちろんですが、地域住民の生活基盤もがらりと変わってしまいます。そこで、私たちは、市と市議会及び開発事業者に反対の意思を強く伝え、署名運動を始めました。9万2千人の署名を集め、この開発計画はなくなりました。今後も上郷地区の自然を守り続けるため、活発な活動を行っていきたいと考えています。

(市長)
最初、この会を立ち上げる時に、メンバーの皆様はどのように集まられたのですか。

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(署名の会)
誰か一人がリーダーとなって声をかけたのではなく、問題意識を持っていた人たちが、自発的に集まりました。そのため、最初は初めて会う人ばかりでした。

(市長)
素晴らしい絆ですね。署名の会の皆様からは、市長選の際、市の緑地保全に関するアンケートをいただきました。当時、特定の場所を知っていたわけではありません。ただ、私も緑の保全に関しては、横浜市の施策として大変重要だと考えています。10月には、名古屋市で開催された生物多様性国際自治体会議(cop10)に出席し、各国の皆様の前でプレゼンテーションをしてきました。私自身、自然が大好きで、バードウォッチングが趣味です。以前、栄区の自然観察の森に行きましたが、大変素晴らしく、感激しました。16種類もの哺乳類と、140種類ほどの鳥が生息しているそうで、横浜は非常に自然に恵まれていると感じました。

(署名の会)
瀬上沢地区も、負けないくらい豊かな自然を有しています。樹林地があり草地があり、綺麗な水にも恵まれ、沢山の鳥が生息しています。瀬上沢地区の鳥が、あちこちに出張しているのではないかと思うくらいです。私たちは、この地区の自然こそが横浜市の南部地域の中核であると考えています。そのため、この地区を横浜市の生物多様性の拠点として確保し、守り続けることが私たちの最終的な目標です。

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(署名の会)
市の環境科学研究所の報告書では、円海山の自然の価値が、「横浜市の生物資源の多様性維持、自然とのふれあい拠点としてのエコロジカル・バンク」と記載されています。これを、栄区の緑を守るための柱にしてほしいです。

(署名の会)
上郷・瀬上沢の里山は、緑地としては市内で最大の面積です。この地区の開発を許せば、他の市街化調整区域の開発も、許さざるを得なくなってしまうのではないでしょうか。

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(市長)
横浜市全体の将来を考えたとき、緑地保全はもちろん大切ですが、経済成長をはかることも大切です。両者のバランスを考える必要があります。市街化調整区域についても、この区域を完璧に守れば、緑はもちろん守られるわけですが、横浜市の中でご不便な生活をされている方のため、開発が必要な場合もあります。また、開発を行うか、緑を保全するかという問題については、その土地の所有者のご意向が大変重要です。慎重に話し合いを行った上で、方向性を決定する必要があります。

(署名の会)
民間業者は上郷開発の意志を捨てていません。横浜市の中でも、局によって、緑を保全しようという方向と、開発を進めようという方向と、違った方向に進んでいるような気がします。市長の決断で、横浜市政が、より緑地保全を重視した方向に進めば良いと思います。

(市長)
それぞれの局に使命があるので、市民の皆様からご覧になると、役所の組織は縦割りで相容れない方向性を持っているように見えるかもしれません。しかし、決して違う方向に進んでいるわけではありません。現在、縦割りを無くし、全体の中でトータルで考えていくことを進めており、今後は更にコミュニケーションを大切にしていきます。

(署名の会)
横浜みどり税によって、市の緑が守られることを期待しています。貴重な財源だと思うので、大きな視点を持ち、保全のために有効に使ってほしいです。上郷地区の保全活動をしている団体は私たちの他にもあり、この地区を散策している人も多数います。そういった人たちの気持ちが実れば良いと願っています。

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(市長)
みどり税は、本来の目的である緑の保全のために、基金としてしっかりと積み立てていきます。また、みどりアップ計画については、昨年度は周知が徹底していなかったという印象があります。今後は、市民の皆様と協働した取組などを進め、広くPRをしていきたいと思います。

(署名の会)
他都市でも、たくさんの市民の協力のもとに、美しい里山の景色が残っているところがあります。横浜市民も、行政におまかせするのではなく、一緒に自然を守っていきたいという気持ちが強いと思います。

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(署名の会)
例えば、元気な高齢の方々で協力して保全活動を行えば、介護予防にもなります。美しい場所で一生懸命汗を流せば、それだけで元気になります。それで里山が生き返れば、もっと素晴らしいことだと思います。

 (市長)
横浜市民の皆様はとても意識が高く、公園愛護会が公園の維持活動や、ロードサポーターが道路際のお手入れなどを積極的に行ってくださっています。

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(署名の会)
谷戸に立つと、昔の人がどのような工夫をして田んぼを作り、生活をしてきたかということが想像できます。貝塚や遺跡もあるので、どの辺りが海であったとか、どこまで田んぼが広がっていたかということが分かるのです。谷戸は、教育の観点からも非常に貴重な場所だと思います。次世代の子どもたちが、自然に囲まれて遊ぶことができるよう、是非、上郷の谷戸を残しておきたいです。

(署名の会)
昨今、降水量が100ミリを超えるときがよくあります。今のインフラの状況では、緑地を減らすと透水・保水力が減り、洪水につながります。市民の生命と財産を守るためにも、緑地は極力減らすべきではないと思います。

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(市長)
私たちが子どもの頃は、谷戸が沢山あり、そこで普通に遊んでいました。谷戸は本当に素晴らしいところです。横浜の緑を残すことを考えたいと思います。ただ、限られた財源の中で、子育て支援や高齢者の問題、防災の問題など、いろいろなことにバランスを大切にしながら取り組む必要があります。緑地保全については、開発はいけない、保全はいけないという風に対立構造に持ち込むのではなく、お互いの接点を求めて、粘り強く話し合いを続けていくことが大切だと思います。本日はどうもありがとうございました。

-参加者の皆様のその他意見-
•上郷地区が開発されれば、緑の吸収力が減少し、大量のCO2が発生していまいます。環境保護の観点からも、この地区の緑は守られるべきだと思います。
•森林療法や園芸福祉の拠点として、民間の活力を引き出しながら緑を保全する方法もあると思います。民有地だからこそ、工夫してできることが沢山あるのではないでしょうか。
•以前、栄区の本郷台駅の裏には、国有の森がありました。私は、横浜市が森を購入して保全することを提案しましたが、財政難のために叶わず、マンションが建ってしまいました。もし、当時みどり税があれば、あの森を守ることができたかもしれません。
•栄区の人口は現在12万5千人であり、2055年には3分の2の8万人になると言われています。人口の増加している地域で開発を行うのはやむを得ないかもしれませんが、人口が減り、いずれ住宅地も余るであろう栄区では、是非開発をせずに緑を残してほしいです。
•上郷の谷戸で、子どもたちは自然に囲まれて遊んでいます。この思い出の沢山詰まったふるさとを、次世代の子どもたちにも是非残していきたいです。

舞岡上郷線問題

舞岡上郷線、ようやく補修工事着工へ 入札結果公表さる

仮設状態のまま20年も放置され腐食が進み、通行の安全を不安視する市民の間から早期補修と抜本的な解決策の履行を迫る声が高まっていた都市計画道路「舞岡上郷線」の上郷区間(環状3号線~環状4号線)。

市会などでの道路局長答弁以後も問題が先送りされ、昨年11月の入札が不調に終わり注目されていましたが、12月17日に締め切られた2回目の入札の結果、12月24日にようやく業者が決まり契約が行われたことが横浜市の「仕事始め」である今日、判明しました。

契約業者は港南台に本社・工場を置く株式会社キクシマ(港南区港南台4-39-7)、契約金額は4347万円。(注:11月27日付け記事参照)
不調となった第1回入札で応札した(有)宏和エンジニアリングの4117万円を上回ったものの、道路局建設課が示した予定価格5091万円を大きく下回る額であるだけに、今回の業者選定にいたる経過や工事内容その他について、引き続き調査し報告の予定です。

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工期は3月末まで。ようやくこんな惨状が終わる?
 
   入札結果の概要 
 件名    都市計画道路舞岡上郷線(上郷地区)既設橋梁等補修・補強工事
 履行場所 栄区上郷町522番地先から701番地先まで
 概要    支保工増設工一式、塗替塗装工2,959m2、橋面防水工447m2、
        伸縮目地工L=106m、アスファルト舗装工897m2 ほか
 工種    鋼構造
 契約日   平成22年12月24日
 履行期間  契約日から平成23年 3月31日まで
 契約金額  43,470,000

  会社概要 
商号 株式会社キクシマ
代表者 菊嶋秀生
所在地 (本社)神奈川県横浜市港南区港南台4-39-7
     (工場)神奈川県横浜市港南区港南台4-38-1
電話 045-833-3663(代)
資本金 5,000万円
従業員数 52名
ISO9001:2000 建築工事・鋼構造物製作工事・耐震補強工事 
事業内容 ・総合建設業・注文住宅の建築・リフォーム・増改築・鉄骨加工業・
土木工事・不動産業務・損害保険業務
ホームページ:http://www.kikushima.co.jp/


注:株式会社キクシマは環状3号線と鎌倉街道が交差する原之橋の陸橋脇に工場、その直ぐ先に本社があります。   

年頭所感いろいろ

   円海山からの初富士 

    11年元旦富士

元旦にはめっきり減った訪問客が再び戻ってきて、ほっと一安心したところで、磯子区在住30年になるというU.Mさんから届いた「初富士」の写真を。

大晦日の気象情報で元旦の横浜地方は快晴。初日の出を拝もうと、今年で結婚40年を迎えるというお連れ合いと二人で洋光台から夜道を歩いて円海山に登ったそうです。

「富士山、あまり鮮明ではないけど、添付します」との但し書き付きのメールが昨日、署名の会のアドレス宛に届いていました。


ありがとう! ご結婚40年、おめでとうございます!
読者の皆さん、円海山や瀬上沢などで出会った情景や出来事などを、どしどし送ってください。
とりあえずめざすは「尾木ママ」ブログのカウントの100分の1をコンスタントにキープすること。(笑い)
 投稿先:本ブログ投稿欄、
     または署名の会のメールアドレス=syomeisegami@yahoo.co.jp

年頭所感

  軽やかに、しなやかに♪ 発信へ          

  うさぎ2_convert_20101231094105

正月、久々にゆっくり新聞を拾い読みしていて、テレビ・ラジオの「異色の突然ブレーク」に目が止まりました。
中でも、「硬派の教育評論家」として知られている法政大学教授の尾木直樹さん(明日の誕生日で64)が還暦を過ぎてから突然、テレビの世界でタレントとして大ブレークし、その公式ブログへのアクセスが今では日に1万を越すという記事には驚きました。(朝日新聞、元日号)

明石家さんまのバラエティ番組でそのおネエ言葉(!)が大受けし、一気に「尾木ママ♪」として親しまれるようになったそうです。
で、それまでは教育問題について発言しても殆ど反応がなかったけれど、今ではいじめで悩む中高生やお母さん方からのアクセスが急増し、「発信力が100倍ぐらい違う」そうです。

彼我のアクセス数の差は100倍以上!
わがブログをおネエ調に切り替えたところでアクセスが急増するはずはないのですが、それでも「尾木ママ♪」のブログを覗いてみて、わが「瀬上沢だより」が毎回発信する記事が、長く、こむずかしいことは大いに反省。
「書き初め」にあたり、早く、簡潔に、わかりやすく、できるだけ多くの情報や意見を載せていきたいと意を新たにしています。
                        ブログ制作本舗 M&M

注:金のウサギの置物は年末に知人から贈られたもの。
ずしりと重く、300グラム。金の2010年12月27日16時現在の小売価格は1グラム=3889円なので、純金ならざっと116万円相当になりますが、残念ながら…。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月、新たな動きが…?

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