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上郷開発計画その後

検証:東急建設との交換メール  緑地保全への抜本的な打開策を問う!

署名の会の毎月定例の街宣(街頭宣伝活動)行動日である第4土曜日が明後日に迫ってきました。
今日現在の気象情報によれば26日(土)の天気は「晴れ」、最高気温12度&最低気温5度とやや冷え込むものの、まずまずの天気になりそうです。

春夏秋冬、港南台駅頭ですっかりおなじみ、山仲代表はじめ署名の会の面々に加え、ぜひ一般市民の皆さんも瀬上沢緑地の保全に向けてアピールをともにしていただきたいと、切に願っています。

ところで前回の街宣で配布し、このブログにも掲載した1月街宣チラシを目にした東急建設の上郷開発プロジェクトチームのリーダーである I さんから山仲代表宛に「抗議」のメールが届き、会では早速返信メールでこれに応えました。

1月17日に行われた署名の会代表と東急建設側との「面談」関連の記事をめぐるやりとり。

2月8日の午後、東急建設から届いたメールの主旨は「面談を記事にしたビラを見たが弊社の発言についての記述が不正確だ。本意とは異なる点を貴会の広報活動のみにつながるような形でとりあげるのは遺憾だ。弊社の課題解決に向けた対応を正しくくみとってほしい」というもの。
コロモの下の鎧(よろい)?に言及した内容の記事にカチンときたような文面でした。
                              
早速、署名の会は山仲代表名で「どこがどう違うのか具体的に指摘してほしい」と返事を出しました。
実は1月のチラシのもととなった「東急との面談記録」は当日参加した5名がメモを出し合ってまとめたもので、記述は克明なのですね。「東急建設は看板付け替えの大規模開発計画を検討中」という記事はそこから生まれました。

というわけで、「本意」なるものと「本意の裏」の読みとのせめぎあいでもあるのですが、ここでは署名の会の返信メールをそのまま載せます。

◆署名の会から東急建設への2月9日付け返信メール 

>> メール拝見いたしました。
>>
>> 当会のチラシに先の面談でのI様の発言と異なる部分が有り「断固異議を留
>> める」とのご指摘ですが、当会は市民の皆様に正確に面談での様子をお知ら
>> せするべく、私見を入れずに、作成した積りでおります。
>>
>> ただし当該チラシの記述は当日の参加者のメモと記憶にもとづきまとめたもの
>> ですので、貴意に添わない言い回し無しとはしません。しかし、細かな言い回
>> しの相違は別として、具体的に何処がI様の発言の主旨と異なるのか理解で
>> きません。

>> 今後引き続き貴社はもとより横浜市の関係部局等と事態の打開に向けた面談の
>> 機会を得たいと願っておりますのでI様がどの箇所について異議をお持ちな
>> のかお知らせ下さる様お願いいたします。 

で、これに対して同じ9日の朝直ぐIさんから「返信ありがとうございます。それでは、次回お会いする機会に、そのあたりのこともお話ししましょう」との返事が届きました。

北方4島をめぐる日ソ交渉あるいはまた菅・小沢会談同様、互いのミゾが埋まらなかったのですが(笑い。ちとオーバー!)、それにしても東急建設のこの問題をめぐる「本意」がどこにあるのか、市民の前にぜひ明らかにしてほしいもの。

某党の「コンクリートから人へ」というスローガンはすっかり色褪せてしまいましたが、今こそ東急建設はもとより市当局は「コンクリートから緑へ」という共通認識に立って、生物多様性の宝庫である円海山に連なる瀬上沢緑地の抜本的な打開策・保全策を提示すべきではないでしょうか。


注:関連記事=1月28日、29日をごらんください。 
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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