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4月街宣行動

市民への“約束”履行への期待 栄区選出3市議に瀬上沢緑地保全でエール

朝のうち一時は陽が差したものの10時過ぎには横なぐりの強い雨が降るなど気象情報どおり荒れ模様の天気。
4月の港南台駅頭における街宣行動は中止となりましたが、この日の配布用に用意したフライアー(チラシ)は1面が先に回答全文を紹介した上郷開発問題をめぐる市議選候補(栄区)向けの公開アンケートをふまえ大桑正貴、輿石且子(かつこ)、石渡由紀夫の3市議の回答から要点をまとめ市民への「公約」の実現に向けエールを送るもの、また2面は瀬上沢緑地をめぐる動きを伝えるものでした。


私たちの訴え■4月街宣用チラシから:1面

2011年4月署名の会ブログ


■同:2面


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緊急のお知らせ

本日の街宣活動は中止です

あいにくの荒天のため、午前9時、本日の街宣行動は中止と決定いたしました。
東日本大震災への対応から中止となった3月に引き続き2カ月連続です。

この間、4月2日(土)には、横浜市議選に向け栄区の候補者に対して行った上郷開発問題に絞った緊急公開アンケートの結果を広く市民にアピールするフライアー(チラシ)を作成し、港南台駅頭で街宣行動を行いましたが、まことに残念です。

署名の会定例の街宣活動は、毎月第4土曜日の午前11時から12時まで1時間、港南台駅頭。
今後ともよろしくご支援ください!

いわきへ野菜を届けたい余話

環境にやさしい天ぷらバス  資源循環型社会へCO2削減!

15日のレポートに添えた報告書を見て気づいたのですが、今回いわき市へ野菜を届けた「かつぎ屋おばさん」(失礼!)たちの一行がチャーターしたのは通称天ぷらバス。

ガソリンの代わりに菜種油、大豆油などの植物油と、家庭や飲食店などから出された廃食油を回収・リサイクルし精製したBDF(バイオディーゼル燃料)を使っているそうです。
このバイオディーゼル燃料は化石燃料とは異なり、硫黄酸化物をほとんど含まず、車の黒煙の排出量が3分の1以下のクリーンエネルギーだとか。

で思い出したのですが、昨年6月に山梨県の清里高原で開かれたパタゴニアさんの環境プログラムである「草の根活動家のためのツール会議in日本」に参加した折り、同社が新宿からの往復でチャーターしたのがやはり天ぷらバスでした。排気口に鼻を近づけると、かすかに天ぷらの匂い。そんなところにもパタゴニアの環境問題へのこだわりが感じられて感心しました。(2010.6にレポートあり http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201006.html) M&M

東日本大震災を考える-7

いわきへ野菜を届けたい!   運び屋ボランティアの体験記

様々な形、様々な所で広がる東日本大震災への支援活動。
余震や津波さらに放射能汚染による被害はいつ私たち自身の災厄となって降りかかるかもしれないことであるだけに対岸の火事ではありません。

そんな折り、署名の会の会員のMさんが、先ごろ、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県いわき市の避難所に野菜を運ぶボランティア活動に参加、その体験談が13日(水)夜に開かれた署名の会の例会(全体会)で報告されました。

呼びかけたのは、市民から寄付された衣類や雑貨を販売するリユース・リサイクルショップ「WEショップ」(神奈川県内に54店)を拠点に、主にアジア地域の人びとの生活向上を支援するNPO「WE21ジャパン」の創立時からの会員で、ご自分の親戚がいわき市に住むというGさん。

Gさんの呼びかけに応えたMさんなど15人(女性ばかり)で「いわきへ野菜を運び隊」を結成、10日の日曜日にチャーターしたマイクロバスに野菜を満載しいわき市小名浜などの2つの避難所へ野菜を運び、現地のNPOの方と交流し日帰りという強行軍だったそうです。

たまたま震災から1カ月後の翌11日夕方には強い余震が福島から関東地方を襲い、いわき市でも再び停電・断水となったというきわどい体験だったようです。
 
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注:いわき市とは?
いわき市は福島県の東南端、茨城県と境を接する広大な面積を持つ町で、人口約34万人、面積1231平方キロメートルと神奈川県の約2分の1。人口は港北区の約33万人とほぼ同じだが、こちらは面積約31平方キロメートル。                       
4月1日現在の福島県の避難所入所者数は県内25,025人、県外18,908人、また人的被害は死者1,271人、行方不明者1,398人。


追記 日本で面積の広い市や町 ベスト10 (面積の単位:平方キロメートル)
 気になって調べてみました。高山市の広さに驚きました。
 ①岐阜県 高山市 2,177.67
 ②静岡県 浜松市 1,511.17
 ③栃木県 日光市 1,449.87
 ④北海道 北見市 1,427.56
 ⑤静岡県 静岡市 1,411.81
 ⑥北海道 足寄町 1,408.09
 ⑦北海道 釧路市 1,362.75
 ⑧北海道 遠軽町 1,332.32
 ⑨北海道 別海町 1,320.22
 ⑩山形県 鶴岡市 1,311.51

東日本大震災を考える-6

3・11――海が震えた日  「その日その時」の横須賀港の異変レポートから

マグニチュード9の激震の余震冷めやらず、なおまた福島原発事故による放射能汚染禍が日々深刻化する中で、3月11日午後2時46分……「その日その時」の横須賀港の異変をレポートした貴重なニュースが届きました。
タイトルは「海が震えた日、地震直後の横須賀港で何が?-軍港ブロガーの記録」。
http://yokosuka.keizai.biz/headline/538/

「海が震えた日」の冒頭部分(抜粋)
 東日本大震災から約1カ月、横須賀本港には災害派遣された海上自衛隊の護衛艦が補給のため一時帰港し、4月2日には日米艦船の見学クルーズ「軍港めぐり」もようやく再開された。再開便の乗船客の中に、2年半にわたって軍港ブログ「ふりかけ日日日報」を書き続ける女性ブロガー「ミカ」さんの姿もあった。  
 元雑誌ライターのミカさん(横浜市在住)は、地震当日も軍港めぐりに乗船。当日の横須賀本港の出来事をブログに克明に書き残している。「海が震えるという初めての体験。余震に怯えながらも記録を残さなければと、メモと写真撮影を続けた」という。現場に居合わせたミカさんの貴重な記録や写真、船舶関係者の証言をもとに、地震直後の横須賀港の様子を再現してみたい。 
 3月11日14時46分、宮城県北部で震度7の大地震発生。軍港めぐり最終便が汐入桟橋に着岸して5分後、それまで穏やかだった海面に渦巻くような異様な波が走り始めた。(以下略)

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「引き波」で海底まで水が引いたヴェルニー公園の岸壁(同ブログから)。この後、津波が!

以上は横須賀経済新聞(Webニュース)による4月7日発信の紹介記事。
その一部を転載しましたが、もともとの生々しいレポートと写真(3月12日付け)は「ふりかけ日日日報」と題する“横須賀軍港めぐり”のブログに載っていますので、ぜひご覧ください。
http://dybrristol.exblog.jp/14416755/

横浜港でも津波
なお「県のたより」4月号によれば、県内でも横浜市・横須賀市で1.6メートル、また小田原市で0.9メートルの津波が観測された、とあります。
私たちの住むエリアは海岸線から遠く、横浜第2の主峰である円海山(153メートル)の山麓に連なる瀬上沢緑地一帯もまた津波被害から縁遠いものと思われますが、水辺と親しむ季節を迎え、自然との共生、津波そして災害への備えをあらためて考えるきっかけとしたいものです。

速度比較(「県のたより」から)
 津 波 時速500キロ *水深2000メートルの場合 
 新幹線 時速270キロ *「のぞみ」の場合
 自動車 時速100キロ
 自転車 時速20キロ
 人 間 時速4キロ

神奈川県知事選の結果

黒岩新知事の脱原発発言に注目! 「太陽光発電普及へ新会社」と公約実行を明言

10日の県知事選で当選が確定し23日に就任する黒岩祐治次期知事が11日以降のマスコミのインタビューで「脱原発=太陽光発電普及」に向け選挙公約実現への政策構想を明らかにし、地球温暖化抑止→CO2削減→原子力発電推進という流れできたこれまでの日本のエネルギー政策からの転換を図るものとして注目されます。
 以下、WEBサイトの日本経済新聞の記事から。

黒岩・次期神奈川県知事、太陽光発電普及へ新会社  日経ニュース 2011/4/12 4:44             
 神奈川県知事選で初当選を決めた黒岩祐治次期知事は11日、日本経済新聞のインタビューに応じた。東日本大震災を受けて打ち出した太陽光発電パネルの普及に向け、資金面で家庭などの設置を後押しする新会社を県が出資して8月までに設立する方針を明らかにした。次世代送電網(スマートグリッド)整備と合わせまちづくりや産業政策と連動させる考えも示した。

 ――選挙公約で太陽光パネルを4年間で200万戸に導入する計画を掲げた。今後の段取りは。  
「住宅や事業者へのパネル設置に必要な費用を金融機関から借りる際、県の出資会社が信用保証し、導入に弾みをつけたい。発生した電力の売却収入を融資の返済に充てる仕組みを軸に考えている」   
「原子力発電に依存したエネルギー政策から太陽光発電の時代に変えるプロジェクトだ。新会社は県議会の審議を経て8月までに作りたい」

 ――製造業などで海外への企業流出が進んでいる。どのような産業政策を進めるのか。      
「太陽光発電の普及は実は、1つの入り口にすぎない。太陽光発電に電気自動車(EV)やスマートグリッドなどを組み合わせた街づくりを通じてソフトも含め関連する産業も活発化させたい。太陽光発電や医療分野の周辺産業で企業を呼び込み、地元の雇用増加につなげていきたい」          
「鎌倉など湘南の渋滞対策では郊外に車を止めて街中はEVに乗り換える取り組みも進めたい」

 ――日本一の医療体制を選挙公約に掲げた。どう構築するのか。                
「県内の医療体制の課題を洗い出し、グランドデザインを描き直す。病院へのアクセス、(医療)コストとクオリティーという3つの条件のうち、少なくとも2つは満たせる体制にしたい。東京都にはすべての救急患者を24時間態勢で診察する『東京ER』(救急室)があるが、『神奈川ER』があってもいい」

 ――震災を踏まえ防災対策の見直しも急務だ。                       
「県内の沿岸を10メートルを超える堤防で埋め尽くすのは無理がある以上、防災よりも減災に力を入れる。5分で5階以上に避難できるビルなどを景観に配慮しながら整備すべきだ。近隣都県との連携も重要で緊急物資の輸送に自治体が持つヘリを活用するのも有効だろう」

 ――震災の影響は観光地にも及ぶ。外国人観光客の倍増という公約に向けた取り組みは。     
「開館当初しか客が集まらない博物館や遊園地を建設するような経済再生につながらないお金の使い方はしない。市町村の創意工夫に任せながらまずは連携の旗を振る」

市議選&県議選の結果

市議に大桑・輿石・石渡の3氏、県議に楠氏が当選  栄選挙区

4月10日(日)投票が行われた統一地方選挙の結果、横浜市議選(栄選挙区)では大桑・石渡両前議員のほか新人の輿石且子氏を加え3氏が当選しました。

先の上郷開発問題についての署名の会の「公開アンケート」への回答が示すように3氏とも瀬上沢緑地の保全については“前向き”の姿勢を示しておりますので、市政の発展と公約の実現に向けての活躍を期待したいと思います。

他方、県議選ではこれまで瀬上沢緑地保全に向けた署名の会の活動に対して積極的に支援してくださっていた関口氏に代わり新人の楠梨恵子氏が当選しましたが、今回の「公開アンケート」の対象としなかったこともあり瀬上問題については全く白紙の状態。今後、県政レベルでの問題解決に向けて早急に協力要請の予定です。

◎横浜市議選の結果:栄区  

   候補者名        党派名          得票数
 大桑 正貴   無所属・みんなの党推薦   19,858
 輿石 且子   自由民主党            12,276
 石渡由紀夫   民主党               7,726
   藤田みちる    ネットワ-ク横浜        6,373
   竹岡 健治    社会民主党           4,057

◎神奈川県議選の結果:栄区

   候補者名    党派名       得票数
 楠 梨恵子  みんなの党     18,489
   関口 正俊  民主党        17,266
   志田 一宏  自由民主党      13,686

なお同時に行われた県知事選では「脱原発」を掲げた黒岩祐治氏(無所属)が当選、地球温暖化に向けた取り組みの具体化が注目されます。

アースデイ・イベント

グラスルーツテーブル 鎌倉も中止しました 

1970年4月22日、アメリカ発の環境保護運動としてスタートしたアースデイ(地球の日)。
アースデイは、民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動として広がりを見せ、毎年4月下旬に様々な活動が行われてきました。(日本に「歩行者天国」ができたのも、このアースデイがきっかけ)

私たちはパタゴニア日本支社によるアースデイ・イベント「Earthday2011グラスルーツテーブル」の呼びかけに応える形で、今年も直営店である横浜ストア(4月3日)および鎌倉ストア(同9日)の店頭において「森、川、海の自然を守るための行動」の一環として署名の会の瀬上の緑保全に向けた活動紹介を行う予定でしたが、3月11日の大震災による緊急避難・緊急対応のため、3日に続き本日9日もグラスルーツテーブルを中止、日をあらためて取り組むこととなりました。

注目すべきパタゴニアの支援活動
なおパタゴニア日本支社は今回の未曾有の被害に対して義援金や防寒用衣料提供などの緊急支援のほか、マッチング寄付プログラム、社員のボランティア活動の全面バックアップなど、事業活動を通して環境問題に積極的に取り組む先進的企業ならではの注目すべき対応を行っています。
同社HPから引用、その概要をご紹介します。

■東北地方太平洋沖地震に対するパタゴニア日本支社の支援
パタゴニアでは東北地方太平洋沖地震を受け、以下の行動に取り組んでいます。
・緊急支援
被災地への義援金としてとくに被害の大きい宮城県、岩手県、福島県、それぞれの県の災害対策本部に、3月16日付けで総額1,000万円を寄付しました。あわせて被災地の皆様へ防寒用として、また被災地で活動をされている皆様へ作業用として、3月28日時点で約900万円相当の製品を寄贈しました。さらに直営店では4月中旬よりフリース・ブランケットの販売を開始し、売上は全額、宮城県石巻社会福祉協議会 (災害ボランティアセンター) に寄付します。それらは同協議会が試験的にスタートさせている仙台発のボランティア向け日帰りシャトルバスの運行代などに充てられることになります。
・マッチング寄付プログラム
被災地に対する支援を強化するため、また社員の慈善寄付を奨励するために、パタゴニアは社員の寄付額と同額を会社が寄付するプログラムを実施しています。たとえば社員が1万円の寄付をする場合、パタゴニアも同額の1万円を寄付します。集まった金額は月毎にまとめて社員が指定した以下のどちらかに寄付されます。
寄付先:日本赤十字社 「東日本大震災義援金」    
      国際ボランティアセンター 「東北関東大震災 緊急支援まとめて募金」
・社員ボランティア
4月中旬より1週間毎の単位で1回に10人までの社員を宮城県石巻市に本部を置く「石巻市災害ボランティアセンター(石巻社会福祉協議会)」に派遣し、おもに家屋の泥出しや清掃といった活動の支援を行います。ボランティアに参加するパタゴニア社員には通常の給与に加えて、交通費の一部が支払われます。

注:パタゴニアの取り組みは、ブログ「クリーネストライン」で随時掲載予定だそうです。
  →クリーネストライン

市議選公開アンケート:その4

瀬上保全、みどり税投入は是か非か?

設問4 みどり税の投入について
四、新設されたみどり税をその財源とするならば、瀬上沢一帯の緑地指定や用地買収などが可能であると考えますが、いかがでしょうか。
①そのとおり   ②そうは考えない   ③その他
その理由について考えをお聞かせ下さい(                )

*回答=到着順

藤田みちる候補
① そのとおり
横浜みどり税は緑を保全していくための税金であるので使途が明確なものに使うべきと考えます。
大桑正貴候補
① そのとおり
そのためのみどり税であると、私は考えています。
みどり税を含め市税を投入して全面保全を
すべきである。
竹岡けんじ候補
① そのとおり
「みどり税」は、緑地保全のために市が購入する財源として使用するものとして設けられました。この地域の用地買収に際しては適切な価格が適用されるよう市民は監視する必要がある。
石渡由紀夫候補
① そのとおり
そのために、市民の森制度の特例を設けること、あわせて時限的である「みどり税」を基金として残すことができるようにすべき。
これからもお互いにがんばりましょう。
輿石かつ子候補
- 選択なし -
単に用地買収では、永続的な保全・維持管理はむずかしい。(財源面・担い手等)。設問三でも触れたが、歴史・人間性に配慮しつつ、将来に亘ってもリスクの共有が伴うことを認識し、横浜市・県・国としてもこのエリアの特性と財源投入に対する理解を得られる程の政策根拠を準備するべき。

市議選公開アンケート:その3

横浜市は英断をもって緑地指定措置などを講ずるべきか?

設問3 横浜市の対応について
三、平成20年東急建設から大型商業施設・住宅建設を中心とする都市計画提案が提起されました。幸いにも横浜市都市計画審議会において提案は採択されませんでしたが、同社は新たに住宅系の開発計画を提案すると明言しています。横浜市は同地域が私有地であることから地権者の意向を尊重するとしてなんらの行動も起こしておりません。この際、横浜市は英断をもって東急建設と交渉し、緑地指定などの瀬上沢の全面保全対策に踏み切るべきだと考えますが、いかがでしょうか。
 ①そのとおり   ②そうは考えない   ③その他
その理由について考えをお聞かせ下さい(               )

回答 *到着順

藤田みちる候補
候補2
① そのとおり
次世代のために横浜市のみどりアップ拡充施策に組み込み、保全を進めていくべきと考えます。

大桑正貴候補
候補4
① そのとおり ③ その他
同地域は全面保全されるべきと考えていますし、3月16日にそれに関する質問を市長にします。また、横浜市は東急建設に対して買い取るための話し合いは続けています。

竹岡けんじ候補
候補5
① そのとおり
私も「開発計画」の撤回に向けて、市民の皆様と署名活動を行いました。多くの署名を頂き、市民の自然を保全したいという思いを強く受けとめました。

石渡由紀夫候補
候補3
① そのとおり

輿石かつ子候補
候補6
△そのとおり ○その他
私有地である同地区を、これまで維持管理してこられた多くの地権者の皆様方に対して感謝を申し上げたい。そして、様々に変化しうる様々な立場、個々の人間性、心情にも充分に配慮し、多様な生物の共存という目的を見失うことなく、経済情勢の変化も想定した最少リスクを見出し、粛々と進めるべきと考えます。

市議選公開アンケート:その2

瀬上沢一帯は全面保全すべきか否かを問う

設問2 瀬上沢緑地の全面保全について
二、瀬上沢一帯は市街化が進む横浜市港南区・栄区という都市空間のなかで、奇跡的に市街化調整区域として残ってきた都市空間であると考えています。円海山に連なる豊かな自然と生態系、絶滅危惧種のオオタカや自生のホタル、4000種に及ぶ昆虫や植物の宝庫であり、縄文遺跡、たたら遺跡などのほか160万年前の貝化石が露頭しているなど横浜市民の自然・歴史・文化遺産であると考えます。瀬上沢一帯は舞上線の東と西をわけず全面保全すべきと考えますが、いかがでしょうか。
 ①そのとおり   ②そうは考えない   ③その他
その理由について考えをお聞かせ下さい(               )

回答 *到着順

藤田みちる候補 
① そのとおり
その通りと考え、今までも署名活動、保全への基金設立に携わり理事として活動しています。
大桑正貴候補
① そのとおり
瀬上沢一帯は、非常に貴重な地域であるため。
ただ、これは、一と同じ答えになるが、私有地に対する配慮が必要。
竹岡けんじ候補
① そのとおり
貴重な自然そして遺跡のある地域です。当然全面保全に努力すべきです。
石渡由紀夫候補
① そのとおり
私も保全するために取り組みます。
輿石かつ子候補
△ そのとおり
市民も有識者も、手つかずのまま全面保全が不可能であると認識をお持ちと存じます。持続可能な整備・維持管理を、仕組みの中でつくり上げること、年月・時代をまたがってリスクを共有出来る社会づくり、多くの市民(住民)のさらなる意見徴収の上、長期的視野に立った、無理のない保全計画を。

4・2街宣行動から

全候補者が瀬上の全面保全でほぼ一致 
市議選に向けた公開アンケート結果まとまる


署名の会は毎月第4土曜日を定例の街宣行動日とし、午前11時から1時間、港南台駅頭で上郷開発計画予定地緑地の全面保全を訴えるチラシ配布とカンパへの協力を呼びかけてきました。

しかし3月は未曾有の惨禍をもたらした東日本大震災による各団体の義援金募集活動等への配慮から26日の行動を控え、1週間遅れの4月2日(土)、前日公示された統一地方選に際して市議選の栄区全候補者に対して行った瀬上沢保全をめぐる4項目の公開アンケートの結果をふまえ、有権者に向け「賢い選択」を呼びかける訴えを行いました。

アンケート結果によれば、現職3人・新人2人の全候補者とも一様に瀬上沢緑地の全面保全に賛意を示し心強い結果。が、要は言行一致。10日の投票によって誕生する3人の栄区選出市議が当選後、どういう形で市民に対する「公約(公言)」を守るか、またそのためにいかなる行動をとるか注目していきたいと考えています。

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この後、あたたかな陽射しに誘われ人出も回復


■4・2街宣配布チラシ

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■資料:公開アンケート4つの設問と回答

設問1 市街化調整区域の役割について
一、都市行政における市街化調整区域のあり方についてお伺いします。これまで市街化調整区域は大都市においては「開発がまだ行われていなけれども、いずれは開発される区域}として扱われてきましたが、大きな時代の流れとして、今後は都市の中における貴重な生態系や緑資源が存在する地域として再認識されています。さらに生物多様性保全推進地区として位置付ける作業が進行中ですが、公有地、私有地を問わずこうした方向性を強化し、生命と共存する都市空間として保全していくべきと考えますが、いかがでしょうか。
 ①そのとおり  ②そうは考えない  ③その他
その理由について考えをお聞かせ下さい(               )

回答 *到着順

藤田みちる候補 
① そのとおり
横浜市が生物多様性保全を推進していく上で必要な空間と考えます。
大桑正貴候補
① そのとおり
まちの中にある「水、みどり」は非常に貴重であるため。
ただ、私有地も多いので、それに対する配慮が必要。
竹岡けんじ候補
① そのとおり
市街化調整区域は都市の乱開発を抑制する役割を一定果たしてきたと思います。緑地等自然環境の維持向上に活用すべきです。
石渡由紀夫候補
① そのとおり
しかしながら、調整区域の中には、緑の保全や生物多様性とあまり関係ない地域もあるため、見直しも視野に入れるべきである。
輿石かつ子候補
△ そのとおり 
生命と共存する都市空間として保全という方向の強化には賛成します。エリアの持つ特性、土地の個性、住民の個性を尊重する都市計画として、役割分担、それに伴うリスクの平行的・時間的共有をするべきと考えます。

以下は後送。
設問2 瀬上沢緑地の全面保全について
設問3 横浜市の対応について
設問4 みどり税の投入について
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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