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瀬上沢通信員だより

台風一過の瀬上無残  「十日の菊」もどき…瀬上散策のチェックポイント

「十日の菊」と言って、陰暦(旧暦)9月9日=「重陽の節句」に遅れて咲く菊は役立たず、の代名詞とか。
で、今年の陰暦9月9日は10月5日(水)なので、今が菊を愛でるに最終ラウンドという次第。

実は、台風一過の先月9月22日、市民の森の自主パトロールを敢行した瀬上沢通信員の I さんから届いていた瀬上の近影が店晒しになっていました。
紅葉前線を一気に追い抜き冬将軍の足音が近づいているようなので、晩秋の瀬上を散策するチェックポイントとして遅ればせながらご紹介します。( I さん、スミマセン!)

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いたるところ折れた枝や幹が道をふさぐ。
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ひょうたん池への降り口は倒木で通行不能。切り通しの上部の岩も危険な状態でしたが…

野分の後の瀬上沢から
15号台風は21日に横浜を過ぎてなお、東京江戸川で瞬間最大風速41Mを記録したとのことで、散策路は至る所、大枝小枝で足の踏み場もないぐらいでした。
特に、清戸の広場からひょうたん池への下り口は、倒木が重なり通行困難でした。
立ち枯れした木が根元付近で折れて飛び、散策路にめり込んでいるものがありました。
また切り通しの上部にある大きな木の根に揺さぶられる岩も危険な状態でした。これらの人身災害を起こしそうな状態は、普段からよくチェックしておくことが必要です。

編集室から
農家の3大厄日とされてきた二百二十日(にひゃくはつか)から10日。
季節の分かれ目である秋分の日の9月23日直前に東海・関東そして東北地方一帯を襲い各地に大きな災害をもたらした台風15号。
I さんのレポートを紹介しそびれているうちに急速に秋の気配が濃厚となり、街のそこここから金木犀の甘い香りが漂ってくるようになりました。
その後の瀬上・氷取沢の近況について、引き続き「瀬上沢通信員だより」にご期待ください。

さかエコオープンカフェ

本郷台駅前でキャンペーン 10・1フリマで瀬上保全を訴える

10月1日(土)、11時から19時まで本郷台駅前広場で開かれた「さかエコオープンカフェ」。
区内に顔となるような繁華街を持たない栄区の活性化を図ろうと、本郷台駅前広場活性化推進委員会が主催し、商店街連合会や区役所などが後援して開かれたもの。
天候に恵まれ、ふだんは足早に通り過ぎる通行人で寂しい広々とした駅前広場の食品販売コーナーやジャズ・ライブには近隣の区民がつめかけ、初めての試みとしてはまずまずの成果を収めたようです。

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開店準備を終え、笑顔でお客様をお出迎え

これにあわせ駅前公園で開かれたフリーマケットには「瀬上沢の緑を守ろう!」という旗がひるがえりました。
フリマの出店枠がわずか10と少なかったこともあって、賑やかさや人出はイマイチでしたが、署名の会有志が出店計画を進め、会が全面的にバックアップしたこの日のブースは、10店舗中一二を争う?賑わい&売上げだったと見られ、絵本や衣類・雑貨などが並んだブース横に展示されたパネルを熱心に眺め、上郷開発の現状について質問する区民があいつぎました。

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左:瀬上保全の訴え。右:物販コーナーには生ビール、やきとり、コロッケ、花などが並びました

この日の売り物の目玉が田谷の生産農家の協力を得て出品した有機栽培の「北あかり」。
「北あかり」は1987年に「男爵」と「ツニカ」を掛け合わせて作り上げられたジャガイモの新品種で、ダントツのホクホク感を誇ります。
1キロごとに小分けした30キロが早々と売り切れ、出店チームの責任者であるYさんはホクホクの笑顔でした。
Special thanks to K.Ume

続報
駅前の新イベントの知名度がイマイチだったようなので、チラシを。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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