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瀬上沢:初夏の風物詩-1

ホタルに会いに行きませんか  9日(土)夕、本郷台駅から瀬上へ歩く会

10日(旧暦4月21日)は暦の上で「入梅」。関東地方でも梅雨入りまでカウントダウン状態に入ったようです。

……ということは、いよいよ瀬上沢にホタルが舞う季節到来ということになります。
署名の会・守る会ともに独自に「ほたる鑑賞アクション」を企画していませんが、6日付けで掲示板に瀬上沢へのホタル鑑賞ウォークについての投稿がありましたので概要を紹介します。

ゲンジホタルの寿命はわずか2週間。しかも緑豊かな自然と清流があってこそ生きながらえてきた儚い(はかない)命です。
上郷・瀬上の里山里地としての魅力を感じ、新緑の森から元気をわけてもらうウォークに、あなたも参加してみませんか?

なお瀬上沢現地へ直接行く場合、JR港南台駅から歩いて約20分。港南台駅または大船駅からバスを利用の場合、横浜榮高校前または神奈中本郷車庫前下車で歩5分程度です。

無題


《今年の瀬上沢のホタル》
今年の瀬上のホタルは期待できそうです。今はまだ横浜栄高校下の沢への入り口から下流のほうが多く出ていますが、これから2週間ほど、瀬上の池に至る沢に沿って楽しめると思います。
雨上がりの今夜はホタル狩りには絶好のタイミングでした。人っ子一人おらず、遺跡に富む瀬上を想い、縄文の昔も人はこのホタルを見ていたのかと感慨に耽りながら瀬上の池に向かって歩いていったら、ホタルの青い光と対照的に赤い大きな十六夜月が上流のV字の谷の間から上がってきて、幻想的な雰囲気を堪能することができました。

因みに5日付けの朝日新聞の神奈川版に「ゲンジボタルを見て歩く」会の案内が掲載されていたのでご案内します。
6月9日午後6時、本郷台駅に集合、瀬上沢でゲンジボタルを観察する。11キロ。後9時ごろ同駅で解散。400円。
雨天中止。さかえ歩け歩けの会主催(045-892-4575)
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

瀬上沢だよりの掲示板へのリンク
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