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上郷・瀬上の歴史に学ぶ 29日(金)に光明寺で講演会

署名の呼びかけに大きな反響
ホタルのシーズンを迎え瀬上沢には連日多くの市民が訪れ、小川アメニティ沿いの遊歩道を瀬上池まで散策、そこここでホタルの遊弋(ゆうよく)する姿に感動の声をあげています。
既に発生のピークは過ぎたようですが、17日も晴天の日曜日とあって夕刻から親子連れなどが繰り出し、行き交う人の波が9時過ぎまで続きました。

この日も6時過ぎから、遊歩道への入口にあたる上郷猿田遺跡の歴史を記した掲示板下では「上郷・瀬上の自然を守る会」有志による緑地の全面保全を訴える活動が行われ、市長&市会議長宛て署名には短時間で約600筆もの賛同署名が寄せられ、参加メンバーたちも市民の関心の高さと心強い反応にびっくりするほどでした。

自然を育んだ歴史的背景を学ぼう
一方、来週末には円海山麓に連なる瀬上の緑豊かな自然を育んできた上郷地区の歴史に学ぼうという講演会が、瀬上沢現地に近い上郷町の光明寺会館で開かれます。

上郷・瀬上沢一帯は太古の貝化石から、縄文遺跡、古代の製鉄遺跡、江戸時代の灌漑用水路である横堰、鎌倉からの往還に使われた江戸道、終戦末期に米軍上陸に備えた銃眼座など、太古から昭和までの様々な遺跡が集積する貴重な場所。
講師は郷土史研究家として知られる光明寺の前住職、北條祐勝師です。
 と き 6月29日(金) 午後2時~4時
 ところ 光明寺会館(栄区上郷町) 
あいにく平日の午後ですが、実行委には署名の会&守る会の会員も名を連ねており、多くの市民の参加を呼びかけています。(チラシ参照)

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

瀬上沢だよりの掲示板へのリンク
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