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瀬上沢通信員だより

崖崩れ 他人事ならず 瀬上沢通信員だより

7月23日(月)午前11時、ようやく九州北部と九州南部で梅雨明けが発表されたようです。
九州北部では平年より4日遅く、昨年より15日遅い梅雨明け。
また九州南部では平年より9日遅く、昨年より15日遅い梅雨明けだとか。

それにしても、天気は西から変わるものと刷り込まれている頭には、いささか違和感があります。
しかも、このところの集中豪雨による甚大な被害続出!

九州北部では梅雨期間を通した全体の降水量は752.5mm(平年450.9mm)で、平年のおよそ1.7倍。
また九州南部では1266.5mm(平年657.3mm)で、平年のおよそ2倍の降水量となったそうです。驚くべき数値です。

……そんなこんなの異常気象のあおり?で、10日ほど前に届いていた瀬上周辺の樹林地の崖崩れの惨状紹介がすっかり遅くなってしまいました。

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右は「いっしんどう広場」手前の路肩の陥没(その後の修復状況は未確認)

集中豪雨による急斜面の崩落や下流の急な増水など、決して他人事ではないのですね……。
もっとも、そんな中にも今年もまたヤブカンゾウが美しく咲き誇っていました。

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注:梅雨入り・梅雨明けの時期は秋に再検討され、見直されることがあるそうです。

瀬上沢:夏の風物詩(余談)

待ちに待った蝉しぐれ? 梅雨明けぬ いざ瀬上の森へ 

メールチェックをと考えパソコンを開いたところ、案の定、気になるニュースがトップに。
読売新聞の昼前の配信ですから、既に昼のテレビ各局が報じているわけです。以下は、その短信。


気象庁は17日午前、四国、中国、東海、近畿、関東甲信が梅雨明けしたとみられると発表した。

昨年に比べ、関東甲信は8日、ほかは9日遅い。

この日も全国的に気温が上がり、午前10時現在、30度以上の真夏日となったところが298地点あり、東京都八王子市と群馬県下仁田町は午前10時台に35・1度を観測する猛暑日となった。

同庁は、西日本、東日本を中心に「高温注意情報」を出し、熱中症への注意を呼び掛けている。

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いやはや、昨夜、セミの鳴き声に関するレポートを紹介しつつ、先週以来の晴天続きは「梅雨の中休み?」と疑問符が???????いくつも頭の中で点滅していたのです。

夏本番! 夏休みも間近です。蝉の鳴き声の違いをチェックしてから、瀬上の森へ出かけてみませんか?

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写真は昨年7月9日、瀬上沢通信員のIさんから送られてきたノカンゾウの鮮やかな花影。(瀬上池のあたり?)

瀬上沢:夏の風物詩

瀬上の自然と親しむ節電の夏! いよいよ夏本番。署名活動、第2段階へ

瀬上の自然とのふれあいは「ホタル」だけではありません。
梅雨が明ければ、いよいよ夏本番! 夏の日差しを避けつつ、瀬上沢から瀬上池~円海山~大丸山~鎌倉への森林浴……セラピー・ロードの早朝ハイキングもまた楽し。
そして運が良ければ(?)、「いっしんどう広場」で守る会の“山シニア”(笑)による署名キャンペーンの現場に出会うことができるかも?

という次第で、梅雨明けに先駆け、円海山での自然観察の予備知識学習をかねて、NTT東日本の「セミマップ」から、おもなセミの特徴を学んでみました。
なお次のサイトではセミの鳴き声を聞くことができるんですよ。

http://www.ntt-east.co.jp/kids/kenkyu/report01.html

アブラゼミ
大きさ: 5~6センチくらい
鳴いている地域: 北海道から九州まで
鳴いている時期: 7月のはじめから、9月の終わりごろまで
とくちょう: 油であげものをするときの音に似ていることから、
       この名前がついたといわれています。
       茶色いハネに黄緑のすじがあるのがとくちょうです。


エゾゼミ
大きさ: 6~7センチくらい
鳴いている地域: 北海道から九州まで
鳴いている時期: 7月のはじめから、9月の終わりごろまで
とくちょう: エゾ(北海道の昔の呼びかた)という名前がついていますが、
       本州でも山のほうに行けば鳴き声を聞くことができます。
      せなかに「W」のもようがあるのがとくちょうです。


ヒグラシ
大きさ: 5センチくらい
鳴いている地域: 北海道から沖縄までの全国
鳴いている時期: 6月の終わりから8月の終わりごろまで
とくちょう: 朝の早い時間と、夕方に美しい鳴き声を聞かせてくれます。
      ハネがとうめいで、からだが茶色いのがとくちょうです。


ミンミンゼミ
大きさ: 6センチくらい
鳴いている地域: 北海道から九州まで
鳴いている時期: 7月の中ごろから、9月の中ごろまで
とくちょう: いちど鳴き終わると、ほかの木に移動するというクセがあります。
      からだよりもハネのほうが大きいのがとくちょうです。


追伸
山ガールならぬ山シニア?の「いっしんどう広場」などにおける署名活動についての最新のスナップが見当たりません。参考までに一昨年秋の光景を。(ベンチで首をうなだれているのは、たまたま居眠り中のハイカーです)

2010年11月27日 いっしんどう広場 005 (188x250)

守る会:街宣活動レポート(さらに)

まだまだ会えます瀬上のホタル 名残りは尽きねど署名最終ラウンド

ホタルからセミへ? 
そこここでセミの大合唱が聞かれるようになり、季節の移ろいが感じられます。

と言っても梅雨明けどころか、九州各地はじめ全国的に豪雨による被害が拡大する中で横浜は暑く長い夏の晴天が続き、守る会による瀬上沢における署名呼びかけは、最終ラウンドを迎えました。


15日(日) 今日の成果は44筆でした。
 昨夕と異なり、今年初めてという人が多かったようです。
 来訪者とゆっくり話をすることができました。

14日(土) 今夕の成果は、38筆でした。
 既に署名済みの人が半数以上という感触でした。
 帰って来た人のほとんどが[沢山いた]と喜んでいました。

 入り口で、ヘイケボタルのいる場所と[静かに観ること]をレクチャーしている成果?

 「瀬上沢とほたるを守る会」のメンバーが3人、調査に入っていました。
 今日も池の下までで、約150頭を数えたそうです。(守る会:I)

守る会:街宣活動レポート(続続続々)

タウン紙が大きく紹介 瀬上での署名集め最終ラウンドへ

上郷開発計画への反対を訴える「守る会」の瀬上沢における署名活動は、ホタル観賞に訪れる市民の大きな反響を呼び、現地での署名に加え、リピーターとして再訪する折に署名簿を届けてくれる共感派が日増しに増えるなど、嬉しい出会いを重ねる中でいよいよ今シーズンのホタルの季節を終える時が迫っています。

そんな折も折、横浜でのタウン紙の草分けのひとつであり、大きな発行部数を誇る「タウンニュース」が栄区版7月12日号で大きくニュースとして取り上げてくれました。

この先さらに円海山周辺の金沢・港南・磯子各区版での紹介も期待されるなど、「うれしい。市民へのアピール度は抜群です」と、現地での署名活動の中心となってきたIさんから早速スキャンデータが届きました。
栄区民の皆さん、ご注目! ぜひ同紙を手にとってご覧ください。

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守る会:街宣活動レポート(続続々)

音に敏感、静かに! ヘイケボタル観賞のマナー

10日(火)の夕、「瀬上沢とほたるを守る会」のメンバーが現地調査をされており、
瀬上池の下までで、ヘイケが150頭とのことでした。
同時に「ヘイケは音に敏感で、静かに観るのがマナーである」ことを聞きました。

帰ってきた人にホタルの出具合を尋ねると、人によって差があるのは、
よく出ているポイントを見たかにもよりますが、足音や会話などに気を配り
静かにしていたかどうかによるものと合点した次第です。

また11日(水)夕はちょっと増え、延べ34筆集まりました。
来訪者と前日仕入れたばかりの「ヘイケ観賞のマナー」を話題にすると、
中にはそれを知っていて、「カエルが鳴き出すとヘイケが安心してよく出る」と
教えてくれた人がいました。

もしそれが本当なら彼らの連携は、人がホタルを鑑賞するようになるより
ずっと以前から続いているに違いありません。

明日から天気が荒れ模様とか。人出も、ホタルの動向も気になります。
               (守る会・瀬上現地署名活動チーム)

守る会:街宣活動レポート(続々)

ヘイケボタル飛んでます 緊張(キンチョー)の夏にうるおい

再び3・11福島原発事故由来の「節電の夏」到来で、節電型家電の売り上げが伸びる一方、浴衣(ゆかた)や団扇(うちわ)、あるいはゴーヤやヘチマ、メロン、キュウリなどによる“緑のカーテン”、すだれなどの良さが例年以上に見直されているようです。

ここでは原発へのイエス・ノー、あるいは再稼動の是非、そして電力不足の真偽についてはふれません。
とにかく、まるで梅雨明けを思わせるような昨日今日の青空を見ると、電力不足?によるマイナス面を過度に騒ぎ立てることなく、エネルギー浪費型社会から自然や自然エネルギーとの共生をめざす社会への歩みを、みどり豊かな自然環境&住環境の保全と推進をめざす私たちの活動にとって歓迎すべき事象として捉え、自然と素直に向き合う好機としたいもの。

ところで梅雨明け? 気象庁によれば以下の通り。
梅雨期は大雨による災害の発生しやすい時期です。また、梅雨明け後の盛夏期に必要な農業用の水等を蓄える重要な時期でもあります。一方、梅雨期は曇りや雨の日が多くなって、日々の生活等にも様々な影響を与えることから、社会的にも関心の高い事柄であり、気象庁では、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの速報を「梅雨の時期に関する気象情報」として発表しています。

関東地方の梅雨明けは平年は7月21日ごろながら、昨年は9日だったそうですが、今年は明日からまた梅雨前線の活動が強まるとのことなので、昨年より遅い梅雨明けとなるようです。

……そんなワケで、自然と向き合う暮らしへの関心が市民生活の底流に堆積しつつあるのか、この夏の瀬上はホタルの数もホタル観賞に訪れる市民も多く、ホタル人気は梅雨明けまでなおしばらくは続きそうです。
昨日届いていた「守る会」の瀬上現地における署名活動のレポートをご紹介します。レポーターはIさんです。


雨が降らなければ15日まで続けます
9日の夕は天気も良くホタル日和でしたが、月曜日ということもあって集筆は20筆でした。

ヘイケボタルの出具合を見に行きましたが、10日がピークという割には少なく、
ざっと見たところでは20~30頭ぐらいでした。
草が伸び放題で、いても視界に入って来ないものもあるものと思われます。

観察していた人の話では、瀬上池の上の右俣の草地(刈り込み済み)には多く
見られたようです。

今後、瀬上における署名活動は、雨が降らなければ15日の日曜日まで行うことと
したいと思います。
15日になって発生がうんと増えるようなら、また考えたいと思います。

解説 Iさんによれば、瀬上現地での署名者数はその後の郵便による返送(期待)分を含めると、最終的には5000筆ぐらいになる見込みとのこと。
すごい数字ですね。しかも署名した人のほとんどが、署名集めに協力することを約し、署名用紙の入った返信用封筒を快く持ち帰ってくれたそうです。

署名の第1次締切りは8月末。
区内・市内各地、様々な市民運動グループ、さらに各自治会・町内会などにおける有志の取り組みなどを含め、大きな成果が期待できそうです。(署名の会広報チーム:M&M)
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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