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守る会:活動レポート(続)

「ボイス・ユア・チョイス」って何?
「FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム」って何?
 お答えします

「ボイス・ユア・チョイス!」、また「FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム」って何? と思われる方も多いのでは……。で、台風接近による変わりやすい天気でひょっこり時間が空いたのでパタゴニアさんのHPから引用、ご紹介します。

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Voice Your Choice (ボイス・ユア・チョイス)
「ボイス・ユア・チョイス」はパタゴニアに来店されるお客さまが地元の環境問題によりかかわることができるようにとアメリカの直営店でその取り組みがはじまりました。それぞれの地域で活動する環境保護団体が取り組んでいる問題に焦点を当てながら、来店されるお客さまにグループを紹介し、「ボイス・ユア・チョイス」を通して各ストアの環境助成金予算の使い道について、お客さまの直接参加を呼びかけています。

日本でも2008年より直営店および通信販売部門を中心として本プログラムを実施しています。これまでの「ボイス・ユア・チョイス」プログラムによる助成先の詳細については、パタゴニア日本支社の環境助成金プログラム支援先をご覧ください。
 2011年度 パタゴニア日本支社環境助成先
 2012年度 パタゴニア日本支社環境助成先

そして2012年秋、直営店およびウェブサイトにご来店いただいたお客様にご参加いただき、その声を助成金の環境活動分野別の配分に反映させる「ボイス・ユア・チョイス 2012」を実施します。さまざまな分野で活動している非営利の市民グループを支援するために、各直営店および通信販売部門がそれぞれ2つの環境保護団体を選出し、全国36の団体に総額6,300,000円の寄付をおこないます。

製品のお買い上げの有無を問わず、投票期間中にパタゴニア直営店またはウェブサイトにご訪問いただいたすべてのお客様に、ご訪問ごとに1回の投票をしていただくことができます。各団体の活動内容については、店内の展示パネルおよび「ボイス・ユア・チョイス 2012」ページをご覧ください。結果発表は10月中旬ごろを予定しています。
http://voiceyourchoice.jp/#tag_6


「FoE Japan」とはどういう団体?
さて今回競合するのは文字通りの強豪である国際環境NGO「FoE Japan」の 気候変動・エネルギーチーム。
以下の紹介文から明らかのように、この間の脱原発運動における首相官邸前抗議行動やパブリックコメント提出を呼びかけてきたエネルギッシュな団体の一つなのですね。
簡単にどんな団体かそのHPから抜粋、紹介しましょう。

設立目的
FoE Japanは、地球上のすべての命がバランスを取りながら心豊かに生きることができる持続可能な社会をめざし1980年から日本で活動しています。国際環境NGO Friends of the Earthの日本メンバーとして、気候変動・エネルギー、森林・生態系保全、廃棄物削減などの分野で政策提言や普及啓発を行っています。気候変動・エネルギーチームは、地球温暖化問題に向き合い、放射性物質汚染リスクや使用済み核燃料処分問題などを抱える原子力からも脱却する、持続可能で公正・公平なエネルギー社会の実現をめざします。
活動概要
FoE Japanの気候変動・エネルギーチームは、これまで化石燃料や原子力に依存し、エネルギーを大量に消費してきた社会を見直し、環境負荷が少なく、持続可能で民主的なエネルギー社会の構築をめざし活動しています。今後のエネルギー政策を決める際には、原発事故被害の実態を出発点として、福島の方々をはじめ広く国民・市民の意見が反映されるよう、意見表明の場を創出し、政府や社会の各セクターに働きかけを行っています。また、自治体や企業などとも連携しながら、効果的な節電・省エネの取り組みの普及を行っています。
現在取り組んでいる主要な課題
原子力・化石燃料依存から脱却し、省エネルギーと自然エネルギー中心のエネルギーへのシフトに向けて、できるだけ多くの国民の意見を意思決定に反映させること。
自治体、公共施設、店舗、事業所などでのエネルギー利用の見直し・省エネルギーの取り組みを普及・加速すること。

守る会の活動レポート

「ボイス・ユア・チョイス」  あなたも1票を投じませんか?


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いま「パタゴニア」の環境保護活動への助成プログラムの一環である「ボイス・ユア・チョイス」というキャンペーンがパタゴニアの全国各地の直営店などで行われており、来店客なら誰でも二者択一の投票行動によって地域の環境保護団体への支援の意思を示すことができます。

で、とりあえずは関内の日本大通りの1本中華街寄り、大桟橋(おおさんばし)通りに面した横浜ストアで。
もちろん今回もまた、円海山山麓の丘陵地・樹林地の緑の全面保全を訴えて地道な署名活動などに取り組んでいる「上郷・瀬上の自然を守る会」に○または◎。

津波や原発事故による被害にこそ合わなかったものの、大規模開発の魔手?によって32ヘクタールもの緑野が住宅地や商業施設などに姿を変えてしまえば、豊かな生態系や美しい景観は一掃されてしまい、この夏、多くの子どもたちに感動を与えたホタルの群舞も見られなくなってしまいます。

上郷開発反対! 瀬上の緑の全面保全を!

3連休で関内方面へお出かけの折は、ぜひパタゴニア横浜店に立ち寄り、「ボイス・ユア・チョイス」に1票を投じてみませんか? 

勝者・敗者に関係なく、1位そして2位それぞれにパタゴニア日本支社から環境活動助成金として20万または15万円が託されるのですよ。なおちなみに、これまでの結果は以下の通り。

街頭などでのカンパに加え、パタゴニアさんの助成プログラムは私たちの活動にとって大きな励ましであり支えとなっています。

2010年 投票総数273票 
 ●上郷・署名の会125票 VS. ○丹沢自然保護協会148票 

2011年 投票総数241票 
 ○上郷・署名の会147票 VS. ●丹沢自然保護協会 94票

2012年 目下、投票行動受付中
  上郷・瀬上の自然を守る会 VS. FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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