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豪雨禍ウオッチング

一時は「氾濫注意水位」に! 昨夜の集中豪雨でいたち川の水位が急上昇 

横須賀で1時間に100ミリ以上という猛烈な雨による土砂崩れで脱線し、朝から運休を余儀なくされた京浜急行。三浦半島沿線の横須賀市や金沢区民で通勤難民となった方も多かったのでは? 
脱線事故で負傷された方はじめ豪雨による被害に遭われた市民の皆さん、心よりお見舞い申し上げます。

さて、わが栄区でも昨夜の雨はすごかった。テレビのボリュームを上げないと音声が聞こえないほどでしたね。
で早速、横浜市の防災情報コーナーで24日(月)夜の「いたち川水系 城山橋」近くの水位を調べてみると、
 午後 9時30分  40cm
   10時00分  182cm
   10時30分  204cm

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水位が急上昇した城山橋あたり 24日22:30PM  

豪雨に見舞われた午後9時過ぎ、わずか30分で水位が一気に140cm以上も急上昇し、水防団の「待機水位」とされる120cmをはるかに超え、「氾濫注意水位」となっていたのです。(ちなみにこの夜の最高水位は228cmとありました。)

瀬上池、そして瀬上沢の状況はまだ把握できていませんが、広大な樹林地・緑地・沢地無かりせば……かつて「いたち川」の氾濫による浸水で天神橋一帯が大きな被害にあった経験をもつ栄区長はきっと眠られぬ夜を過ごしたのでは? そしてまた上郷開発問題のポイントをあらためて考えさせられた一夜でした。

注:城山橋=県立柏陽高校裏手、JR本郷台駅から区役所へ向かう際に渡る橋
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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