瀬上沢通信員だより(続)
秋の味覚? 瀬上で見つけた逸品…ただし、見るだけ
里山の魅力は自然が私たちの暮らしに様々な形で豊かな“恵み”をもたらしてくれること。
この夏、瀬上池に至る小川アメニティ沿いに群舞したホタルは、巨大都市ヨコハマの身近な郊外に「生物多様性の宝庫」があることをあらためて物語ってくれました。
そして秋―――。
瀬上沢通信員のIさんからの便りに添えられていた「秋の味覚」2点を紹介します。
おっと、残念ながら見るだけ。「紅葉狩り」はいいけれど、「キノコ狩り」はとりあえず禁物ですよ。
ワタゲナラタケ(キシメジ科ナラタケ属)

ナラタケの仲間では秋早く、雑木林などの地上に発生するタイプ。
ネットのブログで次のような「食べログ」を見つけました。
昨年この場所で偶然見つけたのは10月8日なので毎年同時期に出てくるようです。新鮮な状態だったので幾株か持ち帰り、醤油と日本酒で蒸し煮にしてから、おろしあえで戴きました。地上生ナラタケは初めて食べましたが、ちょっとぬめりがあって歯切れも良く、美味しく戴きました。材上生のものと比べ遜色ないようです。
……うーん、「醤油と日本酒で蒸し煮」とは! 「なめこおろし」のような味でしょうか?
スッポンタケ(スッポンタケ科スッポンタケ属)

こちらは当ブログではおなじみの一品……いや逸品。
というわけで今回は「ウイキペディア」の記述で詳しく紹介します。
食用キノコで、学名はPhallus impudicus。悪臭がするが食用が可能で、中華料理にも使用される。
初夏から秋にかけて林地などで発生。形は陰茎に似ている。学名の意味は淫らな陰茎という意味である。和名は傘の形がスッポンの頭部に似ることから。
キノコ本体はごく柔らかい。幼菌は卵のような形状で、内部には半透明のゼリー状の物質につつまれた柄と暗緑色の傘がある。この時点では悪臭はしない。しかし、成熟すると柄と傘が展開し、傘の表面に悪臭のする粘液質のものが一面に現れ、、悪臭がするようになる。これはグレバで形成された胞子を含むもので、その悪臭は、ハエなどを誘引し、胞子を運ばせるためである。キノコ本体は一日でとろけるように消滅する。
色については幼菌も含め白だが、傘はグレバの色で暗緑色に見える。
なお、高級食材として有名なキヌガサタケはこれにレース状の飾りが付いただけ、と言っていいものである。
こんな逸品?も

10月末、梅沢山の清戸の広場に通じるハイキングロードで出合った大きな落石。
このところ局地的な強雨がしばしば円海山周辺でも見られるので、落石による人身事故が起きなければいいのですが……。
里山の魅力は自然が私たちの暮らしに様々な形で豊かな“恵み”をもたらしてくれること。
この夏、瀬上池に至る小川アメニティ沿いに群舞したホタルは、巨大都市ヨコハマの身近な郊外に「生物多様性の宝庫」があることをあらためて物語ってくれました。
そして秋―――。
瀬上沢通信員のIさんからの便りに添えられていた「秋の味覚」2点を紹介します。
おっと、残念ながら見るだけ。「紅葉狩り」はいいけれど、「キノコ狩り」はとりあえず禁物ですよ。
ワタゲナラタケ(キシメジ科ナラタケ属)

ナラタケの仲間では秋早く、雑木林などの地上に発生するタイプ。
ネットのブログで次のような「食べログ」を見つけました。
昨年この場所で偶然見つけたのは10月8日なので毎年同時期に出てくるようです。新鮮な状態だったので幾株か持ち帰り、醤油と日本酒で蒸し煮にしてから、おろしあえで戴きました。地上生ナラタケは初めて食べましたが、ちょっとぬめりがあって歯切れも良く、美味しく戴きました。材上生のものと比べ遜色ないようです。
……うーん、「醤油と日本酒で蒸し煮」とは! 「なめこおろし」のような味でしょうか?
スッポンタケ(スッポンタケ科スッポンタケ属)

こちらは当ブログではおなじみの一品……いや逸品。
というわけで今回は「ウイキペディア」の記述で詳しく紹介します。
食用キノコで、学名はPhallus impudicus。悪臭がするが食用が可能で、中華料理にも使用される。
初夏から秋にかけて林地などで発生。形は陰茎に似ている。学名の意味は淫らな陰茎という意味である。和名は傘の形がスッポンの頭部に似ることから。
キノコ本体はごく柔らかい。幼菌は卵のような形状で、内部には半透明のゼリー状の物質につつまれた柄と暗緑色の傘がある。この時点では悪臭はしない。しかし、成熟すると柄と傘が展開し、傘の表面に悪臭のする粘液質のものが一面に現れ、、悪臭がするようになる。これはグレバで形成された胞子を含むもので、その悪臭は、ハエなどを誘引し、胞子を運ばせるためである。キノコ本体は一日でとろけるように消滅する。
色については幼菌も含め白だが、傘はグレバの色で暗緑色に見える。
なお、高級食材として有名なキヌガサタケはこれにレース状の飾りが付いただけ、と言っていいものである。
こんな逸品?も

10月末、梅沢山の清戸の広場に通じるハイキングロードで出合った大きな落石。
このところ局地的な強雨がしばしば円海山周辺でも見られるので、落石による人身事故が起きなければいいのですが……。