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横浜みどり税充当事業検証:7

なぜ? 無償譲渡した市有地を買い取り 
「野七里特別緑地保全地区」をめぐる疑念


「野七里特別緑地保全地区」(栄区上郷町、全5.6ヘクタール)の指定と、その直後の市による買い取りをめぐる諸問題については2月18日付けの記事でレポートしましたが、このほど情報開示請求によって環境創造局緑地保全推進課および道路局路政課から開示された契約書類や当該土地の登記事項証明書をチェックした結果、用地買い取りにおける意外(不適切?)な事実が明らかになりました。

 「野七里特別緑地保全地区」全5.6ヘクタール   
   →H23年度~24年度にかけて85.7%を市が買い取り  
 ・23年度 19504平方メートル 2億7111万円  
 ・24年度 28510平方メートル 3億9629万円              
     計 48000平方メートル 6億6740万円

このうちH24年6月に買い取った15筆の山林の中にはH22年11月、市が地権者に払い下げた公衆用道路用地263㎡、また無償贈与した用悪水路286㎡(3筆)が含まれているのです。

直前に払い下げたり無償で譲渡した土地をなぜ買い取り? 税金の無駄づかいではないか? 払い下げ価格と買い取り価格に差損はないのか? ……

関係者は「疑惑」?の存在を否定、細分化され所有関係が入り組んだ用地の場合、土地の寄贈などを前提に等価交換のような形で公有地の払い下げや譲渡が行われることがあるというのですが、これまでの調査結果では野七里以外に類似の手法は見当たらず、全容がどうであったのか、またなぜそうした手法をとったのか、市の公有財産目録上の扱いはどうなっているのか全容解明が必至です。

以下、あらためて問題点を解明するため時系列の動きをまとめてみました。

◎時系列の動き
H20年10月 鎌倉市在住の地権者S氏名で現地の測量が行われる
    12月 1日付けで同上S氏が市に対し払い下げのための事前調査依頼
        16日、市による調査(測量)が行われる
H21年12月 S氏が市に対し払い下げ申請(野七里ケ谷1575番の公衆用道路用地)
H22年 7月 環境創造局が「野七里特別緑地保全地区」の指定を起案(地権者はS氏ら4人)
  同     都市計画の方針決定(環境創造局緑地保全推進課) 
  同 11月 市がS氏に指定予定地内の公有地(公衆用道路・用悪水路)の贈与・払い下げ
H23年 1月 都市計画審議会が「野七里特別緑地保全地区」の都市計画決定を了承
  同  3月 「野七里特別緑地保全地区」決定告示 
  同  4月 14日付けで地権者S氏が該当地区の土地改良等について許可申請
         →スポーツ公園広場として「土地の形質の変更、工作物の新築及び木竹の伐採」を行いたい旨
  同     21日付けで市が申請を却下(横浜市環創関調指令1号) 
  同  5月 S氏ら地権者4名が上記却下を理由に土地買入申出書を市長宛に提出
H24年 6月 「野七里特別緑地保全地区」全5.6ヘクタールのうち4.8ヘクタールを6億6740万円で買い取り

■注:「用悪水路」&「公衆用道路」
「地目:山林」に含まれている土地のうち「用悪水路」「公衆用道路」とは次の通り。
不動産用語で「地目」のうち、以下のように定義されています。
・用悪水路=灌漑(かんがい)用または悪水排泄用の水路 
 さらに、「悪水(あくすい)」って何かというと、
 1 飲用・灌漑(かんがい)などに適さない水。 
 2 汚れた水。汚水。
・公衆用道路=一般交通の用に供する道路(道路法=昭和27年法律第180号)による道路であるかどうかを問わない)

横浜みどり税充当事業検証:6

どうなる横浜みどり税延長? 19日の市会常任委で局案提案、審議へ

5年間の時限立法とされ来年度(H25年度)で最終年を迎える「横浜みどり税」について昨年来“延長説”が流布されていますが、既に昨年12月の市会で「横浜みどり税条例の一部改正案」が全会派の賛成で成立、さらに経営会議の審議を通じて環境創造局の局案が了承されていることから、平成25年度予算を審議する19日(火)の市会常任委(温暖化対策・環境創造・資源循環委)において「みどり保全創造事業費会計予算」として提案、延長をとりつけるものと思われます。

しかしながら本ブログ「みどり税充当事業検証作業:4」(2月18日付け)において指摘したように、円海山周辺緑地で樹林地の保全が進む一方、つい先年市が民間へ無償譲渡した土地(上郷町野七里ケ谷1586番、地目山林の「用悪水路」ほか)を樹林地保全の名目で昨年買い取るなどズサンと思われる市税投入が行われている実態が明らかになりつつあり、常任委における審議と市当局の対応が注目されます。

なおこの問題については既に道路局路政課から得た情報開示資料によって、鎌倉市在住の民間地権者と横浜市との間で平成20年秋以降、払い下げ及び無償譲渡(贈与)された土地の特緑指定→買い取りなど所有権移転が短期間のうちに行われていることが判明しており、近々その手法の妥当性や問題点について改めてレポートする予定です。
 
現行の横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策)事業費及び財源> 単位百万円
                   財源の内訳
        5か年事業費  みどり税 一般財源   国費等   市 債
樹林地を守る   47,518     7,403     4,996     16,805  18,315
農地を守る     5,455     1,237     1,071     1,221   1,926
緑をつくる      5,796     2,440     3,163      193    -
  合  計    58,769    11,080     9,230    18,218   20,241

■資料=横浜市経営会議における審議概要

 第16回経営会議(H24.11.12)
議題1:「横浜みどり税」欠損法人課税免除措置について
【財政局】
【論点】「横浜みどり税」については、23年度及び24年度に欠損法人(=利益計上のない法人)課税免除措置期間を1年ずつ延長したが、現段階においても経済状況は引き続き低迷していることから、25年度についても引き続き1年間延長するため、「横浜みどり税条例の一部改正」を第4回市会定例会において提案する。
【主な意見等】
欠損法人課税免除措置の1年延長により、「横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策への影響はないのか。
・樹林地を維持管理する取組において、森づくりガイドラインや保全管理計画を活用して、樹林地ごとの特性に応じた維持管理を効率的に行うことや、地域住民の皆様などと協働により進めてきた地域の緑化計画や事業計画が具体的に確定し、当初そうていしていた事業費よりも下回ることなどにより、事業費を削減することで対応する。
・昨今の経済状況の低迷が続いている状況では、欠損法人課税免除措置の延長は必要ではないか。
【結論】局案について、了承。

 第18回経営会議(H24.12.06)
議題1:平成26年度以降の緑施策について
【環境創造局】
【論点】平成26年度以降の緑施策について、これまでの成果や課題、市民意識調査の結果や横浜市環境創造審議会答申等を踏まえ、
1.生物多様性の主流化・街の賑わいや魅力につながる緑の創出・東日本大震災で改めて認識された緑の役割など、新しい視点を加えた取組を展開するとともに、
2.分かりやすく実効性の高い施策とするため、事業の整理・見直しを実施し、より効果の高い取組を重点化する。
【主な意見等】
・横浜みどり税については、同時期に行われる市民税均等割引上げや消費税増なども踏まえて、今後検討していく必要がある。

 第21回経営会議(H25.01.29)
議題1:平成26年度以降の緑施策について
【環境創造局】
【論点】第18回経営会議(平成24年12月6日実施)で、26年度以降の緑施策の概要を決定した。
・経営会議の意見や市会常任委員会での報告状況を踏まえ策定した、「26年度以降の緑施策」素案を確定する。また、これまでの実績等を基にした概算総事業費について確認する。
・決定した内容を第1回市会定例会で説明し、素案に対する市民意見募集を行う。
【主な意見等】
・横浜みどり税については、これからの緑施策の内容と合わせて検討をしていくべき。
【結論】局案について了承

注:経営会議では鈴木伸哉副市長の所管となります。
鈴木副市長の所管一覧=温暖化対策統括本部、環境創造局、資源循環局、建築局、都市整備局、道路局、港湾局、保土ケ谷区、旭区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区に属する事務

お詫び:市会常任委の日程を当初18日(月)としていましたが19日(火)午前10時からと訂正しました。

守る会:街宣活動レポート

林市長に上郷・瀬上の緑の保全訴え 先を見すえた樹林地保護策を!

「上郷・瀬上の自然を守る会」は市に対して市街化調整区域の緑地開発を認めず、東急建設が開発計画の再提出を断念することをめざして港南台・洋光台駅頭などで署名活動を行っていますが、2月14日には林市長とのティー・ミーティングに臨み、あらためて横浜市の積極的な対応を求めました。

なお2月末段階で署名数は67000筆を超え、市民の関心の高さを物語っています。


◆「守る会」の訴え:3月街宣チラシA面

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◆ 同 B面
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注:実際の配布チラシは経費節減のためモノクロで印刷しています。
 なおチラシA面、円海山護念寺一帯の山林(樹林地)の誕生に関する由来などについては
本ブログの2011年12月、瀬上沢通信員だよりで「護念寺縁起と江戸時代の緑地保全策」
として詳しく紹介しています。
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201112.html
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201112.html護念寺の縁起

守る会:活動レポート 2月、市長とミーティング

市長、「瀬上の保全」明言せず 2・14ティー・ミーティング、なごやかに…

三寒四温とは言うものの、驚くべき日替わりのアップダウンのうちに一気に桜の開花情報が各地から寄せられ、春はもう野にも山にも里にも……。
瀬上もこのところの陽気で木々や草花が一斉に芽吹き始め、とりわけ昨夜来の雨で一段とみずみずしい春の装いに。

……そんな春先の気候の変わり目でアタフタしているうちに、先月行われた「守る会」の有志と林市長とのティー・ミーティングのレポートがすっかり遅れてしまいました。

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陳情や申し入れの受け皿ではなく、広く市民との意見交換が狙いというティー・ミーティング。
でも、市政のグランドデザインを示し、新しい時代状況への先見性や抱負を語る場であってこそ、政治家としての市長と市民との有効かつ有意義なお茶のひととき……。守る会の参加メンバーの市長への「思い」や「期待」は肩すかしにあったようですが、以下、幹事会からのレポートを転載します。

参加者それぞれに緑の大切さ訴える
2月14日、「上郷・瀬上の自然を守る会」のメンバー10名が林市長とのティー・ミーテングに招かれました。面談は1時間の予定で、参加者がそれぞれ、瀬上に対する思いや、緑の大切さを訴えました。

冒頭、代表の山仲から、「東急建設が開発にこだわるのは、平成2年に舞上線建設に当たって当時の道路局長と東急建設との間で交わした覚書や、平成17年に当時の建築局長から東急建設に出された行政指導文書など違法性の強い文書が存在している。見直しをして廃止すべきではないか」と3文書を市長にお渡ししました。

その後参加者から大要次のような意見や要望が出されました。
・上郷開発計画は市民が発案した計画ではなく、東急建設と一部地権者から出された計画です。 緑地を都市化しようするもので、地域住民の願いではありません。
・毎年6月ホタルの季節になると、瀬上沢にはたくさんのホタルが乱舞し訪れたひとを楽しませてくれます。昨年は、ピークで1300頭を超えました。横浜で最大の自然発生ホタルの里で、優れた自然景観に恵まれています。遠く県外からも見学者が訪れる市民共有の財産です。東急建設の開発計画によると、この瀬上沢を約200mに亘って埋め立て、流れのつけかえ工事を行うことになっています。ホタルの生息環境に大きな影響を与える計画で、到底認めるわけにはいきません。
・みどり税は、市民が守って欲しいと願っている緑地の買い入れに遣うべきではないでしょうか。
 みどり税は時限立法ですが、林市長は継続する考えはお持ちでしょうか?
・市はみなとみらいを横浜市の顔としてアピールしていますが、18区には18区それぞれの誇るべき顔があります。これらを大切にする事が市の魅力アップになると思います。円海山につながる緑は栄区の大切な顔として、破壊せずに残していただきたいと強く願います。
・この開発計画は、東急を初めとする一部地権者のための利益優先の計画です。地域の交通事情や買い物事情に大きな影響を与え、住民の生活環境の悪化を招きます。認めるべきではないと思います。

林市長からは、
ご自分の住む青葉区の大場町周辺の話から始まって、瀬上の開発については「(ダイエーの元社長という経験から)民間では株主を第一に考えるが、行政では法律と条例が第一、すべて平等が原則である。公平性が最優先される。したがって、皆さんの考えは良く分かるが、地権者の権利もあるので、東急から提案が出されれば受けないわけにはいかない。皆さんの言うように終わればいいと考えるが、ああしろ、こうしろとは法律上言えない。ルールに基づいて審議会に諮ってやるしかない」という趣旨のお話がありました。

その後、かつてご自身が成果を上げてきた仕事やダイエーのことに話が及び、予定時間を大幅に超えて、再質問はできませんでした。話し合いは、和やかな雰囲気で行われましたが、市長は「みどりを守りたいとの気持ち同じです」とは言うものの、「みどりは守ります」との前向きの答えは残念ながら聞く事ができませんでした。東急建設と市との関係、みどり税の継続については言及が無かった事も残念でした。

瀬上沢通信員だより:2013春-その2

「葵の紋」が見えました 徳川将軍家ゆかりの護念寺を訪ねて

最近、「峯の灸」で知られる古刹、円海山護念寺近くの人から「護念寺の家紋は葵」だと聞きました。
調べてみると、代々の将軍の墓所の紋章は葵であることからして、同寺は将軍勅命の建立だからさもありなんと。

早速、「いっしんどう広場」における署名活動の合間に護念寺を訪れ証拠の写真を撮ってきました。

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ついでに「峯の灸」の施療を行っているところへ寄ってみると、運良く苅部住職に会うことができ、ありがたい説教?を拝聴することができました。
・寺の建立自体は、9代家重の時であるが勅命は8代吉宗の時に下っている。
・火事で、ご本尊は持ち出せているが葵の御紋を許されたことを示した文書などは消滅した。
・他に寺格を表すものとして、塀や壁に記される線の数がある。護念寺には塀や壁はないが、あれば当然5本線で、最高位である。

……というわけで帰宅後、ネットでさらに調べてみました。
寺院などの塀にまつわる記事も添えられていて、これがなかなかウンチクに富んでいて面白いので紹介します。(塀に記された線は「定規筋」というんだそうです。)(I&T)
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/heinoohanasi.htm

編集部後記
護念寺については上郷の開発計画が再浮上した2011年12月、「瀬上沢通信員だより」でレポートしていますので、ご覧ください。→円海山護念寺のことあれこれ(2011.12)

ところで「三葉葵の紋」といえば、近場では鎌倉・扇ケ谷(おうぎがやつ)の英勝寺。
水戸徳川家ゆかりの英勝院が建立した浄土宗の古刹で、今では鎌倉唯一の尼寺だとか。
寺紋は徳川家の三葉葵で、三葉葵の紋をつけた屋根を持つ総門があります。ここはまた鎌倉花五山の一つともいわれる花の寺。

なお東京・芝の増上寺もまた寺紋は三葉葵。
寺は上野の東叡山寛永寺(天台宗)と共に徳川将軍家の菩提寺として知られ、6人の将軍のほか、10人の正室・側室及び歴代将軍の子女多数が埋葬されているそうですが、ここも浄土宗の大本山というから、あるいは浄土宗がキーワードなのかもしれません。(M&M)

瀬上沢通信員だより:2013春-その1

老いも若きも駆け抜けて  円海山に遅い春の息吹き

久しぶりに、瀬上沢通信員だよりが届きました。
「鶯の ケキョも聞かずに はや弥生」という句が添えられて。

早春の円海山で出会った春の芽生え
この季節、多くの老若男女が自然の中を歩いたり走ったり、様変わりです。
署名活動の合間にとらえた円海山周辺のスナップをいくつかご紹介します。(I&T)

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元気いっぱいの園児たち。2月11日の朝

先日、極寒の早朝、幼稚園児数十人が、円海山の「いっしんどう広場」から鎌倉に向け出発していきました。
ともすれば「インフルエンザに罹ったら…」「花粉症になったら…」なぞとリスクを先立って考えがちですが、健気な姿でした。

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こちら、2月26日の「栄てくてくウォーク」の参加者

「栄区周辺の緑地帯を歩こう」ということで栄プール前に集合、いっしんどう広場を経て栄区役所解散というコース。実行委のリーダーたちも署名集めに協力的で、10kmコースと14kmコースの参加者から多くの署名を集めることができました。

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それにしても今年は春が遅く、普通2月中に鶯の初音が聞けるところ、笹鳴きしか聞こえてきません。
それどころか知人から、雪国に咲くスハマソウ(ミスミソウとともに雪割草とも呼ばれる)の写真をいただきました。円海山一帯のどこかに顔を見せているのでしょう。

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「いっしんどう広場」で出会ったシニアランナー

古希(70才)を迎えたというこの男性は最近、保土ヶ谷―大倉―塔の岳のコースを走って、1日で往復することに3度目で成功したそうです。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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