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守る会:活動レポート

ホタルの里 景観が一変? 6・8瀬上現地説明会開く

6月8日に行われた「上郷・瀬上の自然を守る会」による上郷開発予定地の現地見学&説明会
およびその後のホタル観賞会のレポートが届きました。

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幻想的なホタルの遊弋シーン photo by momo

ホタルのシーズンを迎え、これまでに緑地保全を求める署名にご協力いただいた方に現地説明会
の案内を差し上げたところ、急な企画設定にもかかわらず多数の申し込み&問い合わせがあり、
6月8日(土)午後5時、19名もの方が神奈中車庫前に集合、開発予定地の現地を回って東急
建設がどのように変えようとしているのか説明会を行いました。

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まず環状4号線(六浦街道)の本郷車庫前の交通渋滞が開発されるとどうなるかの説明を行った
のち、開発予定地に向かいました。
開発予定地一帯は夏草が生茂って草ボーボーで、かつての里地・里山の風情は全くなく、必要な
手入れが行われていないことが参加者の前に明らかになりました。

環状3号と4号を結ぶ舞岡上郷線西側の全面宅地化、古代の製鉄遺跡の破壊、東側も道路を作る
と大規模な造成工事になり、自然景観が一変することなどの説明を受けた参加者からは、「やは
り、現地を見てみないと本当のことはわからない」との感想が寄せられました。

その後、希望者を瀬上の池の下広場まで案内し、暗くなるのを待ってホタルの観賞を行いました。
今年もゲンジボタルの発生は多く、乱舞は見ごたえがありました。またこの日は土曜日とあって
来訪者も沢山来ておられ、守る会の行っている開発反対の署名にも「豊かな自然を残してほしい」
と多くの方が協力して下さいました。
 

■参加者の感想から 

Wさん(栄区在住) 
説明はとてもわかりやすかったです。道路の車線数のことや、上郷舞岡線の道路のひび割れ、深
田遺跡の歴史と場所の確認、谷間を埋める土盛りの量と深さ、渇水期でも湧き水があるとのこと
で、造成すれば液状化の危険性も考えられること、ホタルの生態、沢筋の変更工事など数えたら
きりがないほど、たくさんのことを知りました。実際に現地を見ないとわからないということを
痛感しました。参加してよかったと思います。
ほかに当日得た知識として、ホタルの餌であるカワニナは、ホタルの一生には約25匹必要なこ
と、それにはその5倍から10倍ものカワニナが生息している環境が必須であること、またカワ
ニナの餌である珪藻(けいそう)などが充分なければならないなど、後日私が署名を依頼した方
々に伝えました。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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