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10周年記念カーフリーデー

カーフリーデーで瀬上保全をアピール 
10周年記念の横浜公園会場など終日大賑わい


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10周年を迎えた「横浜カーフリーデー2013」が22日(日)、横浜公園~日本大通り~象の鼻パークを会場に開かれ、出展したおよそ60のブースは終日多くの参加者で賑わいました。

このうち横浜公園および象の鼻パークの2会場にはミュージックステージが設けられ、華やかなソーラン踊りやフラダンス、またファンファーレのマーチ、横浜と埼玉が東急東横線・西武線・東武線経由の線路でつながったことを記念する埼玉県下の「ゆるキャラ」登場など、親子連れに楽しいイベントが繰り広げられました。

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署名の会・守る会のブースは昨年同様、横浜公園会場のセンター部に設けられ、スタンプラリーのポイント(10カ所)のトップになったこともあり、開会の11時前から親子連れなど多くの参加者がつめかけ、記念に用意したステッカー500枚は閉会時間とされた4時前には品切れ状態。瀬上の緑の保全を訴える「守る会」の署名も400筆近く集まりました。

なお日本大通り会場に設けられた「パタゴニア横浜ストア」のブースでは現在取り組まれている「VYC(ヴォイス・ユア・チョイス)」への投票が行われ、ここでも守る会の活動支援のチョイス(投票)が行われたほか、賛同署名が寄せられました。パタゴニアのスタッフの皆さん、ありがとう!


資料1:横浜CFD2013フライアー(チラシ)

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■資料2:神奈川~埼玉、最長88・6キロの広域鉄道ネットワーク誕生

東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が16日からスタートする。五つの鉄道会社が相互乗り入れすることで、横浜から新宿・池袋を経由して埼玉西南部までが一つの路線として結ばれる。

既に東横線に乗り入れている横浜高速鉄道みなとみらい線と、副都心線に乗り入れしている東武東上線、西武有楽町・池袋線との間で直通運転が始まる。最長で88・6キロの広域鉄道ネットワークが誕生する。

最速の場合、元町・中華街から西武池袋線飯能まで1時間35分、東武東上線川越まで1時間26分で結ぶ。横浜-池袋間は38分となる。同日から特急、通勤特急、急行列車を10両編成で運転しラッシュ時の混雑を緩和する。

追記:上の記事は神奈川新聞「カナロコ」3月15日号から転載。

これまでの京浜東北線(大船~大宮)に加え、都心部を貫通する新路線の誕生によって狭山丘陵の「トトロの森」と円海山麓の「瀬上の森」がぐ~んと身近に感じられるようになりました。
今回のYCFDのスタンプラリーでも埼玉県の飯能市・川越市のブースにポイントが置かれました。また鎌倉アルプスでの署名活動においても、埼玉県民の賛同署名が増えているとの報告もあります。

横浜カーフリーデー2013

22日、横浜公園であいましょう 
10周年記念のcfd(カーフリーデー)に出展、瀬上保全を訴えます


「署名の会」は「守る会」と共同で22日(日)に開かれる「横浜カーフリーデー」に環境分野の活動団体として出展、円海山都市近郊特別緑地保全区域に連なる上郷の自然環境を大きく損なう瀬上沢緑地の大規模開発に反対し、緑地の全面保全を広く市民に訴えます。

今回のycfd(横浜カーフリーデー)会場は横浜球場を囲む「横浜公園」から「日本大通り」を経て「象の鼻」までの3地区。会のブースは市役所のお膝元、横浜公園の一翼で、時間は11時から16時までです。

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日本各地に大きな被害をもたらした台風18号は、あらためて自然の猛威と都市災害との関わり、とりわけ里地・里山という自然環境と住環境の住み分けの重要性を私たちに示すものとなりました。

台風による風や突風、また豪雨や河川氾濫など不可抗力の脅威・猛威がある一方、数百年にわたって私たちの先人たちが築きあげてきた住環境が自然との共生のモデルケースとして大きな被害を免れたケースも見られました。

いまだ東急建設による上郷開発計画案は再提出されていないようですが、3方を緑の里山に囲まれた開発予定地の地形は、ゲリラ豪雨や土砂災害を考えるまでもなく土木技術によってその危険性を征服(除去)することの愚を示しているとも言えます。

なお当日、カーフリーデーにお越しの皆さんはぜひ私たちのブースのほか日本大通りのパタゴニアのブース、また1本中華街寄り「大さんばし通り」に面したパタゴニア横浜関内店に立ち寄り、VYC投票において「守る会」に支援の1票を投じてください!

台風18号接近余話

河川氾濫への備えは万全? 台風接近を前に「いたち川」をチェックしました

朝から気象情報に釘付けになっているのですが、台風18号の接近で風雨が強まり、京都では桂川流域の約6万所帯にも避難勧告が出されたとか。

この先関東地方に接近し横浜でも風水害による被害が懸念されるのですが、瀬上との関連で言えば、円海山周辺の降雨を集める瀬上池やいたち川の水量が気になるところ。

幸い今のところ観測地点である城山橋(いたち川、本郷台駅から柏陽高校を経て栄区役所方面に向かう橋)の水量はそれほど多くはないのですが、過去には天神橋周辺で道路が冠水したこともあり、その後の河川改修工事を考えたとしても、集中的な豪雨時には水害や崖崩れへの備えを怠りなくせざるをえません。

というわけで、とりあえず16日午前9時56分現在の城山橋下の流れの映像を。


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なお水量としては昨日15日(日)午前8時30分の203ミリが最高水位だったようですが、この先台風の接近にともなう河川の状況については横浜市HPの「防災情報」が役立ちます。 
http://mizubousaiyokohama.jp/suii_point.cgi?point_code=546611


追記 天神橋の水害についてはH10.12の「防災講座」でレポートしています。
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201012.html

守る会:9月街宣レポート

成熟社会に向け緑の住環境を 第2期林市政迎え瀬上保全の声さらに高まる

横浜市会の第3回定例会が10日開会し、8月の市長選で再選された林文子市長が所信表明演説、また副市長による議案説明が行われた。
林市長は1期目で達成した「保育所待機児童ゼロ」の取り組みが安倍政権からも「横浜方式」として評価されていることをふまえ、「横浜の総合力で既成概念を打ち破る『横浜方式』を他の施策にも広げ、さらなる発展を実現させると意気込みを語った」(神奈川新聞)、とのこと。

13日から議案の審議が行われるのですが、高齢化が急速に進む日本で人口ナンバーワンの政令指定都市として、「まちづくり」においても経済発展・経済効率最優先ではなく、成熟社会に見合った弱者にやさしい“横浜方式”を追求してほしいもの。

こうした社会情勢の中で「守る会」による上郷・瀬上の緑地の全面保全を求める活動への賛同署名は8月末で91200。
9月に入り7日(土)のパタゴニア横浜関内ストアにおけるGRT(グラスルーツ・テーブル)活動、また翌8日(日)の港南台駅頭はじめ市内各地の集会などでも賛同署名が寄せられるなどと前回2007年の92000筆余を突破したとの報告が届いています。


◆9月街宣チラシ:表面


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同裏面

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注:街宣チラシは経費節減のためカラーではなくモノクロで印刷、配布しています。

「守る会」活動レポート

「VYC2013」始まる 
パタゴニアの環境活動助成に向け9月5日~10月2日投票へ!


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わたしたちの有力な支援組織(企業)である「パタゴニア」の環境活動助成プログラムである「VYC(ヴォイス・ユア・チョイス)」が5日(木)から同社の全国の直営店舗で始まり、今年も瀬上沢緑地の全面保全をめざして活動する「上郷・瀬上の自然を守る会」が横浜ストアの投票による対抗戦の一翼に選ばれました。

対戦相手は昨年と同じく東京に拠点を置く強豪、国際環境NGO「FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム」です。
関内方面へお出かけの方はぜひ横浜ストアへ立ち寄り、「守る会」に1票を投じてください。(このプログラムは同店内のVYCコーナーでショッピングの有無に限らず投票できます)


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7日(土)午後、横浜関内ストアで支援を訴えました

◆注:「環境助成金プログラム」とは? (同社HPから)
パタゴニアは他の企業による基金が見落としたり、却下したような草の根レベルで活動する団体、または画期的なアイデアを持つ団体を助成しています。動物の生息地や原生地域、あるいは生態系の多様性を守るために急進的な取り組みを実行している活動家に資金を援助しています。
なお詳しくは同社のHPをご覧ください。
 http://voiceyourchoice.jp/

◆資料1:横浜関内ストアにおけるVYC2013


団体名:上郷・瀬上の自然を守る会
・所在地:神奈川県横浜市 URL:http://segamizawa.blog54.fc2.com/
・設立目的 横浜第2の主峰「円海山」の麓、JR根岸線港南台駅から徒歩約20分の上郷・瀬上地区(栄区上郷町)、大都市の中に奇跡的に残されたこの貴重な緑地に、3回目となる大規模な都市開発事業計画(約33.1ha)が ㈱東急建設によって提案されることとなった。「上郷・瀬上の自然を守る会」は、横浜市長と市議会に対し開発提案の不採択と緑地の「全面保全」を求めるため地元市民有志により設立。
・プロジェクト(助成金の使用目的) 署名を100,000筆に
・プロジェクト概要 署名数を前回を上回る100,000筆とし、横浜市長ならびに市議会へ提出する「緑地の全面保全」の請願・陳情をさらに有効なものとする。
・今後1年間の達成目標 署名数の100,000筆達成

団体名:国際環境NGO FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム
・所在地:東京都豊島区 URL:http://www.foejapan.org
・設立目的 人間活動によって引き起こされた環境問題を中心とする諸問題を解決し、将来にわたって持続可能で調和のとれた社会を実現することを目指します。気候変動・エネルギーチームでは、危険な温暖化の影響を回避するための公平な国際枠組みと日本の責任ある削減を求め、また原子力に依存しない持続可能なエネルギー社会へのシフトに向けて、提言活動/実践活動/普及啓発を行っています。
・プロジェクト(助成金の使用目的) エネルギーは市民の力で変えられる!~省エネ普及と原発ゼロノミクス
・プロジェクト概要 1)事業所等での具体的な省エネルギーに関する共有  企業や事業所などの具体的な省エネの取組みの発掘  セミナーの開催 2)再生可能エネルギーについて具体的に考えるセミナーやワークショップの開催  太陽光パネルづくりワークショップ、自治体(豊島区)との協働 3)原発ゼロノミクス・キャンペーンの展開
・今後1年間の達成目標
 事業所等での具体的な省エネルギーに関する共有…新たな事例の発掘(2~4ケース)
 再生可能エネルギー利用の具体事例に関する共有
「原発ゼロノミクス」の認知拡大 …ツイッターフォロワー数(目標:1万人)、大手メディアへの掲載(5回以上)、11月16日シンポジウムへの集客(200名以上)


◆資料2:「署名の会」&「守る会」のこれまでの実績 注=〇:1位 ●:2位
 2010年 投票総数273票  
●上郷開発から緑地を守る署名の会125票 VS. 〇丹沢自然保護協会148票 
 2011年 投票総数241票  
〇上郷開発から緑地を守る署名の会147票 VS. ●丹沢自然保護協会 94票
 2012年  投票総数525票 
〇上郷・瀬上の自然を守る会359票 VS.●FoE Japan 気候変動・エネルギーチーム166票 

昨年2012年の投票総数は横浜ストアが全支店中で1位で、かつ525票は過去最大。
そしてこの対抗戦の結果、パタゴニア日本支社から環境活動助成金として「守る会」に20万、また「FoE Japan」に15万円の活動費が助成されました。


⇒⇒⇒ ここで続報!

今朝、Facebookで「パタゴニア横浜・関内」さんがこの日の「守る会」の活動の紹介記事を写真入りで発信していることに気がつきました。今=10日(火)11:00AMから15時間前の投稿です。  
アナログ世代の読者も多いようなので、とりあえず転載します。
パタゴニア横浜ストアの皆さん、ありがとう! 引き続きヨロシクご支援ください。

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先週末は「上郷・瀬上の自然を守る会」の方に来て頂き、お客様に瀬上の現状や活動内容をお話して頂きました。

第2期林市政スタート

みどり税継続に異議あり 
市長、10日の市会で継続に向け計画案を表明へ


新聞報道によれば林市長は4日に行われた記者会見で、本年度で期限が終了する「横浜みどり税」について、「横浜みどりアップ計画」による緑地保全を引き続き推進するための財源として継続課税する方向で、10日に開かれる横浜市会に事業費を含めた計画案を提示すると表明しました。

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 (朝日新聞横浜版 9月5日)



8月に発行された『濱RYOKU』第16号によれば、「横浜みどりアップ計画」の根幹とされる樹林地保全の実績について「計画前の5倍以上のスピードで保全を推進」とされています。

たしかに緑地保全制度による新規指定面積417.5ha、買い取り対応105.9haと、計画策定前と比較して早いスピードで樹林地を守る取り組みが進められています。
しかしながら目標値(前者は1119ha、後者は151ha)に比較すると新規指定は37%と低く、むしろ厳しい総括と点検こそが求められているのではないでしょうか。

とりわけ市内各所で指定や買い取りが進む一方、中田市政時代に「みどり税」導入のきっかけとなったとされる瀬上沢緑地の開発問題について、市は依然として地権者をたばねる東急建設の顔色をうかがう?ばかりで、明確な保全方針を示していません。

市民一人あたり900円、年間で20億円余とされる貴重な税収入。
ほぼオール与党態勢に近い枠組みで再選された林市長ですが、緑地保全に対する市民の高い関心と支持に応え次世代に豊かな住環境・自然環境を引き継ぐためには、「みどり税継続ありき」ではなく、新庁舎建設計画はじめ公費支出をあらためて見直すとともに、10年後20年後の横浜の「個性ある都市づくり」を見すえた先見性に基づく積極的な施策が求められています。


■資料=「特別緑地保全地区指定一覧」は次の通り。
 (環境創造局作成資料)
Http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/area-green/ryokuchihozen/tokuryokusiteiichiran.pdf

なお4月1日現在の62カ所、計272.6ヘクタールに加え、本年4月1日以降に指定された特緑は次の通り。
・古橋特別緑地保全地区
・西八朔町藤林特別緑地保全地区
・菅田町堀上特別緑地保全地区
・菅田町出戸谷特別緑地保全地区
・上菅田町笹山特別緑地保全地区
・今井町根下特別緑地保全地区
・鶴ケ峰二丁目特別緑地保全地区
・市沢町特別緑地保全地区
・柏町特別緑地保全地区 
・綱島特別緑地保全地区
・池辺町滝ケ谷戸特別緑地保全地区
・池辺町八所谷戸特別緑地保全地区
・上菅田町金草沢特別緑地保全地区
・峰特別緑地保全地区

*上記のうち綱島、池辺町滝ケ谷戸、池辺町八所谷戸、上菅田町金草沢および峰(円海山地区)の5カ所は8月29日に開かれた第129回都市計画審議会で決定された。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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