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横浜みどり税継続問題

みどり税の使途に疑義有り 12月市会で継続案の徹底審議を!

11月1日、横浜市税制調査会は「みどり税」の継続を是とする答申を市長に提出。
これを受けるかたちで、市は12月3日(火)に開会される市会12月議会(平成25年度第4回定例会)に「横浜みどり税条例の一部改正案」を提出、来年4月1日施行で5年間の継続を求める方針。

しかし11月12日付けの読売新聞は「横浜みどり税 趣旨とズレ」との大見出しを掲げ、これまでの税収の使途に疑問を投げかける8段抜きの記事を載せています。

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読売新聞 11月12日 横浜版

同紙によれば「みどり税」は2009年度から13年度に得られる約99億3600万円のうち山林緑地の保全・維持をめざす事業への支出は約46億5000万円にとどまり、残る約49億4000万円は「緑をつくる」「農地を守る」などを名目とする数百の事業に支出されたが、このうち「農薬飛散防止ネット」購入への助成やイベント関連出費などについて「税の趣旨に合っているかどうか疑問」と指摘、「12月議会では妥当性をめぐり議論になりそうだ」と問題提起を行っています。

なお「みどり税」の継続を求めた税制調査会の答申内容については以下を参照。
http://www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/citytax/kenkyukai/toushin.pdf
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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