fc2ブログ

瀬上開発の危機再燃す! 25日にも東急建設が記者発表へ

東急建設は市の開発部局および市会関係者への根回しに続き、22日には隣接する栄区東上郷町で上郷・瀬上開発に向けた「都市計画提案」に関する地元説明会を実施、連休明けの25日(水)には市政記者クラブ(市役所本庁舎2階)での記者発表を予定するなど、いよいよ瀬上沢における大規模開発の危機が再燃することになりました。

神奈川新聞 13_12_20 上#290 (520x724)
                                  神奈川新聞 2013.12.20

20日付けの神奈川新聞の報道によれば、東急建設は早ければ年明け早々の1月にも「都市計画提案」を都市整備局へ提出するものと見られ、2015年(平成27)の次回線引き見直しに向け動きを加速するものと予測されます

しかしながら少子高齢化はじめわが国の経済社会情勢の変化、またこのほど公表された政府の「全国地震動予測地図」において「30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」で80%強とされた横浜における都市防災上の見地などからも、円海山に連なる上郷・瀬上の緑地の開発は「都市整備」の名に値するものではないことは明らかです。

「守る会」が進めてきた開発に反対し緑地の全面保全を求める署名活動に寄せられた10万余の市民の声を受け止め、さらに3・11東日本大震災以降ますます貴重な存在となった市街地に点在する緑地の整備について抜本的な保全策を講ずることがいま求められています。

「署名の会」および「守る会」は早急に市および市会に対して上郷・瀬上開発に反対する申入れを行う予定で、引き続き市民の皆さんの注視と支援を呼びかけていきます。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

瀬上沢だよりの掲示板へのリンク
カレンダー
11 | 2013/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
過去の記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
カウンター(from 2009/9/19)