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自然を育んだ歴史的背景探求 

上郷・瀬上の歴史に学ぶ  31日(月)に上郷の光明寺で講演会

東急建設による「上郷開発事業計画」をめぐる説明会であらためて質疑の的となった「深田」という字名(あざな)が物語る開発エリアの地形的特質。

3・11東日本大震災以降、丘陵地や海浜河川沿岸の埋め立て造成地における宅地の液状化が注目されているだけに、上郷開発では大規模造成がどういう形で説明されるか注目されましたが、東急建設による「説明会資料」では具体的な造成計画については全く触れられておらず、会場からの質問への回答も「当社の技術力をもって対処ウンヌン」とおざなりで、また市側もアセス審査会において液状化問題が追及されていることには口をつぐんだまま。

こうした中、週明けの31日(月)、円海山麓に連なる瀬上の緑豊かな自然を育んできた上郷地区の歴史に学ぼうという講演会が瀬上沢現地に近い上郷町の光明寺会館で開かれます。

「上郷の歴史と瀬上沢の今昔 そのⅡ」とのタイトルが示すように、一昨年2012年6月に開かれた講演会に続くもので、講師は郷土史家としても名高い光明寺の北條祐勝師のほか元野七里小教諭の山田秀信さん。

 と き 3月31日(月) 午前10時~12時
 ところ 光明寺会館(栄区上郷町)
 
あいにく平日の午前ですが、主催する実行委には署名の会&守る会の会員も名を連ねており、瀬上沢に残る自然遺産・文化遺産について学び、開発の是非について考えてほしいと多くの市民の参加を呼びかけています。(チラシ参照)


  


■アセス審査会開催案内
28日(金)午後、上郷開発に伴う環境影響評価について審議する横浜市環境影響評価審査会(アセス審査会)の第9回会合が開かれます。詳細は次の開催案内で。
⇒アセス審査会
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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