fc2ブログ

上郷開発NO! 地権者?の動き

あからさまな多数派工作? 地権者ら「開発賛成」の公述申出書1124人

8日付け神奈川新聞は上郷開発をめぐって地権者らが開発賛成の公述申出書1124通を横浜市に対して提出とのニュースを大きく報じました。

上郷開発事業をめぐっては、「上郷・瀬上の自然を守る会」が前回提案時の反対署名約9万4000筆(この時は私たち「署名の会」取り扱い)を大きく上回る11万余もの署名簿を先に市長及び市会議長宛てに提出し、開発計画の不採用と緑地保全を求めましたが、地権者を束ねる事業者サイドは横浜市環境影響評価審査会(アセス審)における厳しい質疑の連続や2度の説明会で改めて示された自然環境の保全保護を求める多くの市民の動きに危機感を抱き、周辺住民?をまきこんで公聴会での多数意見形成を狙ったものと思われます。

公聴会が開かれるのは5月20日(火)の夜、桜井小学校。
横浜市による公述人の決定は「公述の申出が多数の場合には、意見の趣旨を同じくする方の中からそれぞれ抽選を行い、10名程度を選定します。」とあるように、開発計画をめぐる様々な立場の意見を公開の場で明らかにすることによって計画案の是非を問うもので、必ずしも公述希望者の数に左右されないようですが、担当部門の都市計画課がどういう公述人選定を行なうか注目されます。



 神奈川新聞 4月8日
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

瀬上沢だよりの掲示板へのリンク
カレンダー
03 | 2014/04 | 05
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
最新記事
過去の記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
カウンター(from 2009/9/19)