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上郷開発NO! 12月街宣活動レポート

「評価委」は開発計画却下の英断を 優良な緑地の保全こそ「都市づくり」の基本だ!

前日らいの台風もどきの激しい風雨も明け方までにはすっかり上がり穏やかな日差しとなった21日、歳末の買い物客で賑わう港南台駅頭で、署名の会・守る会の合同チームによる今年最後の街宣活動が行われました。

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この日の港南台は、高層団地群に囲まれ「風光台」ともヤユされることの多い洋光台駅前ほどではないものの、バスロータリーを渡る風に悩まされることの多い日頃とは違ってまったくの無風状態。

東急建設による大規模な開発事業計画や上郷・瀬上の素晴らしい自然を切り取った展示パネルが風に飛ばずに、アピール効果は上々で、チラシをしっかり読む人、向こうから取りに来る人、マイクを握った世話人代表による保全の訴えに対しバスを待つ人から拍手も出たりして手応えは十分、参加メンバー8名が11時から12時までの1時間でこの日用意したチラシ(フライアー)400枚余りを早々とまききり、カンパも2249円寄せられました。(ありがとう、市民の皆さん!)

 ■12月街宣チラシ2面

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 ■同1面

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□緊急続報

評価委の事務局である建築局都市計画課によれば22日(月)、東急建設が追加資料一式を提出。あくまで上郷開発事業の推進を求める意向を示したとのこと。今後の市の対応に注目したい。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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