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上郷開発NO! ’15新春街宣活動レポート

いよいよ正念場! 問われる「評価委」の見識

寒中ながら寒気もいくぶんやわらぎ、穏やかな陽射しに包まれた17日(土)午前11時から1時間、「守る会」「署名の会」の合同チームは港南台駅頭で今年初めての街宣を行い、上郷の豊かな自然を次世代につなげていくことの大切さを訴えました。

東急建設が上郷地区の開発事業計画案を横浜市に提出したのが、この日からちょうど1年前の1月17日。
交代でマイクを握った「署名の会」の皆川世話人代表、「守る会」の井端世話人代表が、上郷瀬上におけるこれまでの開発の経緯、今回の開発事業計画案の進展状況を報告、円海山麓に広がる瀬上市民の森に連なる市街化調整区域の自然と景観を大きく破壊する大規模な開発計画案の理不尽さを力強く訴えました。

既報のように、昨年末に東急建設が追加資料を提出したことにより、横浜市の第一の関門である「都市計画提案評価委員会」(建築局長が座長)が計画案の採否についてチェックするための材料がようやく整ったと見られ、これから審査が始められるようですが、具体的な評価の段取りについては明らかにされておらず、前回の計画時を上回る11万余の市民が開発に異論を唱える中で、横浜市が今後どういう形で評価作業を進めるか注目されます。



1月街宣チラシ:1面


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 ■同:2面

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■街宣の成果港南台バーズ前 8名参加 1時間で署名46筆 チラシ400枚を配布
          カンパ 1,835円
          注:街宣で46筆の署名が得られたのは久し振りです。(いつもは20~30筆)


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    正午直前というのに長く伸びる影…






プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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