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上郷開発NO! 2月街宣活動レポート

新「整開保」施行を待ってゴーサイン? 
審査・開発めぐる市の動きに注目!


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「署名の会」 「守る会」の合同チームによる新春2回目の街宣活動が2月28日(土)に行われ
ました。
当初予定した22日は荒天の予報もあって順延した街宣でしたが、この日は天気もよく、11時
からの活動開始に向けのぼり旗やパネルなどの準備中に、駅に向かう市民からカンパが寄せ
られなど、幸先のよいスタートとなりました。

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市民の関心も高く、次々と質問が…。左はマイクを握る署名の会の皆川代表世話人
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 早速、ワッペンを胸に、嬉しい共闘

9名が参加、チラシ300枚を配布。
予定した12時までの 1時間で署名数は合計47筆、またカンパも3,680円でした。


■上郷開発をめぐる情勢
本来は「開発を抑制すべき」とされる市街化調整区域。
都市計画提案制度を使った東急建設による大規模な開発事業計画案(2014.1受理)に対
しては、2月初旬に開かれた市の都市計画提案評価委(建築局長が座長)の2回目の会合で、
審査にあたる関係各セクションから先の20項目に及ぶ追加資料提出要請に加え新たに6項
目の提出が求められています。

今後、東急建設からの追加資料提出をまって3月以降に評価委が開かれることになるわけで
すが、ここで注目すべきは「整開保」(せいかいほ)、つまり都市計画区域の開発の基本指針で
ある「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」を定める権限が神奈川県から横浜市へ移
譲されることにともなう市の采配。
 
横浜市の新たな「整開保」は2016年度(平成28)に施行される予定とされているのですが、
上郷開発計画案が狙う市街化調整区域を市街化区域へ編入する「線引き変更」を視野に評価
委そして都市計画審議会の審議が進められ、新整開保の施行と同時に開発計画にゴーサイン
を出すというシナリオが密かに練られている可能性(危険性!)が市の関連セクションとの話し
合いの中から見えてきています。今後のレポートにご注目ください。


■守る会:2月街宣チラシ表面

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■同:裏面

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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