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上郷開発NO! 評価委決定批判(1)

市の「評価」は問題点だらけ! 上郷瀬上保全に向け緊急キャンペーン開始へ

署名の会&守る会は21日(日)午後、臨時合同世話人会を開き、横浜市の都市計画提案評価委員会(評価委)が今回下した東急建設提案を「容認」する決定について分析・検討を行い、人口減社会に向けた郊外型のまちづくりの理念に反する市街化調整区域における大規模な宅地造成・緑地破壊に反対する立場から、目先の開発利益を優先する評価委決定の問題点を広く市民に訴えるチラシを作成、本日26日(金)朝の港南台駅頭におけるチラシ配布を手始めに緊急行動に取り組むことを決めました。

■守る会6月街宣チラシ:2面


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*関連資料:横浜市の将来人口の推計値から(2012)

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また本年6月1日現在の横浜市の人口は371万9535人と前年同月比で1万569人の増加。推計値の折れ線グラフが示す人口推移を辿っている。
しかし区別人口を見ると、鶴見、神奈川、磯子、港北、都筑など東京に近い通勤圏の区で人口増となっているものの、郊外型の大規模住宅団地建設により首都圏の人口増を吸収してきた港南、旭、金沢、栄、泉、瀬谷の各区では前年同月比で人口減となっている。

上郷開発NO!隣接地で特緑指定

保全vs.開発のせめぎあい加速? 隣接の1.5ha.が特別緑地保全地区に

「豊かな街の魅力を未来へと伝えるために」との見出しをつけた『広報よこはま』6月号の林市長の巻頭メッセージを否定するかのような都市計画提案評価委の上郷開発“容認”の決定。

一方で東急建設による開発事業計画で緑地として残される予定のエリアに隣接する樹林地(地権者は栄区内のTさん)がこのほど新たに「特別緑地保全地区」に指定されることになり、目下法定縦覧中だ。(縦覧期間、意見書提出は29日まで!)
*詳細は建築局のHP参照=http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/建築局HP

しかしその「理由書」に記された次の口上はどこかチグハグだ。曰く……、
隣接する緑地と一体となった優れた風致景観を保全するとともに、地域住民の健全な生活環境を確保するため、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区を決定します。

理 由 書
上郷町瀬上特別緑地保全地区は、栄区の東部、JR根岸線港南台駅の南東約1.2キロメートルに位置しており、「瀬上市民の森」に指定され、隣接する円海山近郊緑地特別保全地区と一体となって良好な風致景観を周辺住民に提供している樹林地です。
本市では、「横浜市水と緑の基本計画」(計画期間:平成18-37年度)に基づき、平成25年12月に策定した「横浜みどりアップ計画」(計画期間:平成26-30年度)における施策の一つに、緑地保全制度に基づく地区指定による樹林地の確実な保全の推進を挙げており、平成26年度に策定した「横浜市中期4か年計画2014~2017」においても、「横浜みどりアップ計画」に基づき、まとまりのある樹林地の保全を市民と進めるとしています。
本地区は、「横浜市水と緑の基本計画」において緑の七大拠点の一つである円海山周辺地区に位置しており、土地所有者の理解と協力を得て、市民の森や特別緑地保全地区などの指定の活用により優先的に保全するとしています。
また、「横浜市都市計画マスタープラン栄区プラン」において、緑と水の拠点に位置しており、優先度の高い緑地、水辺については、土地所有者や地域の協力を得ながら、市民の森や緑地保全地区などの指定を行うなど、多様な施策により保全を検討するとしています。
よって、隣接する緑地と一体となった優れた風致景観を保全するとともに、地域住民の健全な生活環境を確保するため、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区を決定します。

上郷開発NO! 緊急声明&緊急行動のお知らせ

上郷・瀬上開発の採択強行は不当だ!  抗議行動展開へ

署名の会及び守る会は横浜市による東急建設提案の「採択」決定を受けて、12日(金)に
臨時合同世話人会を開き、抗議声明を出すとともに、週明けには評価委の事務方である
建築局都市計画課に対し抗議文の手交、また8日の評価委について疑義を質すなど、緊
急のアクションを行うことになりました。

また本日11時から港南台駅頭で急遽、街宣行動を展開し、市による抜き打ち的な決定の
問題点&不当性を訴えます。引き続きご注目、ご支援を!


 (緊急声明)       
 東急建設による都市計画提案を採択した横浜市に抗議する

           
                             上郷開発から緑地を守る署名の会
                             上郷・瀬上 の 自 然 を 守 る 会


 横浜市は6月8日、都市計画提案評価委員会において標記の上郷猿田地区における都市計画提案を採択し、市の案として進めていくことを唐突に決定、公表しました。
 私たちはこれに対し下記の諸問題があると考え強く抗議するとともに、引き続き開発計画の却下と緑地の全面保全を求める活動を推進して行く所存です。

                        <記>
1.法規的手続き上の問題
 東急建設の事前相談に対し、横浜市が提示した助言書には「現時点の整備開発保全の方針では、開発計画区域は平成27年までに優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域に位置付けられていない」と記されています。しかし今回の委員会では、開発計画区域がまだ市街化されていないにもかかわらず提案の採択を決定しました。
 ここに述べられている平成27年は次期の方針が決定される時点のことであり、現時点で計画の採択を決定するのは法規手続き上、明らかに整合性を欠いています。

2.国交省による国レベルの「第5次国土利用計画の方針」に反すること
 5月28日に国土交通省から「第5次国土利用計画」の素案が示されました。この素案では全国的な人口・世帯数減で820万戸もの空き家などの諸問題が急浮上し、これまで謳われながら実践が伴っていなかった都市のコンパクト化による居住環境整備などに向け、抜本的な方針を示しています。
 要点は次の通りです。
・市街化区域に現存する空き地・空き家などを有効活用することによって、市街化調整区域の緑地を削っての新たな宅地造成は行なわない
・優れた自然条件を有している地域等を核とした生態系ネットワークの形成
・生物多様性の確保と人間活動の調和を通じた生物多様性の取組の社会への浸透
・自然環境の有する多様な機能を活用したグリーンインフラ等の取組の推進による地域の魅力や安全性の向上を図る

 しかしながら8日の評価委員会においては、この国の政策転換について全く吟味されないまま、提案の採択決定だけが先走っており、国の示す方向に逆走していることは明らかです。新しい方向性に対して検討を加えない評価委員会の在り方は、杜撰のそしりを免れないと思います。

3.神奈川県による「元禄型・大正型関東地震の新しい被害想定」を考慮に入れていないこと 
  国の方針では昨今の気象の激化や火山活動の活発化また地震発生の増大に鑑み、「安全を優先的に考慮する国土利用・地域の実情等を踏まえた災害リスクの高い地域の土地利用を制限」が盛り込まれています。横浜市においても、昨年の台風18号の大雨による土砂災害により人命被害が出ていることは記憶に新しいところです。
 開発計画地は約30年前に盛土が施され、横浜市内の約3600ヵ所もの大規模盛土造成地の一つであり、とりわけ安全性に不安がある1500ヵ所に該当するか否か精査中のエリアにもなっています。この上に更に最大で14mもの盛土をして宅地造成を行なう計画です。
 加えて神奈川県が最近公表した大正型関東地震の被害想定によれば、開発計画地は震度「7」であり、液状化の危険度が極めて高いエリアであると表記されています。激甚な被害が想定されるこうした区域において横浜市はなぜ新たに市街地を形成し、開発を容認するのでしょうか。十分な検討が行われた形跡は見られません。
 ちなみに横浜市の防災計画では元禄型関東地震を想定しており、震度の想定は県の想定に比べて2段階ほど低いものとなっています。
 市民としては、県と市がこのようなダブルスタンダードの防災情報を住民に示していることに対して、十分な検討がされなかったと指摘せざるを得ません。  (2015年6月13日)

上郷開発NO! 緊急事態発生(続報-2)

いまなぜ開発計画を容認? 
近未来に禍根を残す危険な行政判断批判を!


市によるHPでの告知に先駆けて、11日付けの神奈川新聞は3段抜きで上郷開発計画を評価委が容認し、市の計画として素案を作成、都市計画審議会に諮る手続きを粛々と進めると報じています。

緊急事態ですので、ちょっと読みにくいのですが早朝届いたファクスをそのまま転載します。
記事では国土省による国土利用計画の大転換?や横浜市の評価委が土砂災害危険地での宅地造成工事など上郷開発が直面する様々な問題点をどう「評価」したかなど、具体的な問題について全くふれておらず、今後の報道に注目したいと思います。


  神奈川新聞 2015 06 11 (500x365)
                            special thanks to 神奈川新聞 6月11日

お知らせ 17時過ぎ、ようやく神奈川新聞の記事を差し替えました。

上郷開発NO! 緊急事態発生か?(続報)

危うし貴重な横浜の緑地!  市による「逆コース&愚挙愚行」の経過(速報)

上郷開発問題を扱う評価委(横浜市都市計画提案評価委=座長:坂和建築局長)の関係筋からの情報によれば、東急建設による上郷開発関連事案の評価と今後の扱いは次の通りです。
1.明日11日(木)付けで横浜市のHPに評価委員会の提案の採択決定についてアップされる予定。
2.提案について修正意見があり、市街化区域への区域区分変更の面積は抑えるなどしている。
3.東急案を「案」として採択した段階であり、今後は通常の都市計画と同様、次の過程を踏む。
 ・素案案の説明会
 ・素案の説明会
 ・公聴会
 ・都市計画法第17条による縦覧とパブリックコメント
 ・都市計画審議会における審議

なお粛々?として大規模開発プランの採択・認可、そして市による都計審への提案という流れを阻むための行動を市民の目線で考えるための資料として、かねて横浜市都市計画審議会の審議のありかたについて批判、警鐘を発している建築士の伊達美徳さんのHPを紹介します。
伊達さんは一時期、市の都計審の委員(公募市民委員)をつとめた実体験をふまえ、積極的に都計審を傍聴、本年1月の大規模開発認可の事案についても、今回の国交省による宅地造成規制という国土利用計画改定方針に重なる観点からの論陣を張っています。
http://datey.blogspot.jp/2015/01/1052_26.html  伊達美徳さんのHP 

また国土交通省による「第5次国土利用計画」草案を再録します。
何かと批判のある国の土木建設行政ですが、この草案が閣議決定されれば今回の上郷開発計画のような市街化調整区域の良好な緑地や自然を破壊して宅地を新たに造成するような都市計画が行政のお墨付きを得てすんなり認可されることは無くなるはずです。
 http://www.mlit.go.jp/common/001087998.pdf



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                お詫び 
なぜか原因不明なのですが本ブログのレイアウトが崩れています。
緊急事態発生による応急的なニュースの発信を優先しているため
修復工事が遅れることご容赦ください。 (ブログ制作本舗M&M)

上郷開発NO! 緊急事態発生か?

逆コースの愚挙愚行? 市の評価委が上郷開発計画にGOサイン? 

9日(火)の午後、建築局長を座長とする横浜市の都市計画提案評価委(評価委)が東急建設による上郷開発事業に関する都市計画プランを「認める」との評価を下した、との情報が市の関係筋から流れてきました。

関係筋からの情報によれば週明けの8日に開かれた評価委の会合で評価が下り、11日には公表の予定というのですが、評価委の審議の模様や具体的な結論の内容がわからないため現状では「未確認情報」。

しかしながら、国土交通省による国土利用計画改定案の公表など新たな事態を受けて、先週末の5日(金)の午前中に署名の会及び守る会の代表らが評価委の事務局でもある建築局の都市計画課長らと行った面談の場では4回目の評価委開催の日程すら未定であるとされており、もし評価委が8日に開かれ、その場で開発計画にGOサイン(同意)が出されたとするなら、都市計画課長はじめこの問題にかかわる市の関係者らの行為は重大な都市政策上の判断ミスであるばかりか市民の信頼を裏切る行為との誹りを免れないでしょう。

梅雨入りを迎え九州・中国地方などで大雨による土砂災害の警報が発せられる中、開発事業上の様々な問題点が明るみに出た上郷開発計画になぜ現時点でGOサインが出されるのでしょうか? 今夏と予測される国土利用計画改定による新たな宅地造成の抑制の前に、駆け込みで大規模な造成計画を強行してしまおうとするのでしょうか? 今後のレポートにご注目ください!

上郷開発NO! 6・6「ホタル観賞の夕べ」レポート

感動の出会い そこここで 歌声サロン参加の市民など100名が瀬上沢へ 

「守る会」が瀬上の自然の素晴らしさ、とりわけ夏の風物詩であるホタルとのふれあいを一般市民にアピールすることをめざして開いた「昼下がりの歌声サロン」&「瀬上沢ホタル観賞の夕べ」(署名の会とパタゴニア日本支社が協賛)。

歌声サロンを終え小休止後の午後7時に環状4号線(六浦街道)の神奈中本郷車庫前の広場に集合。
ホタル観賞の呼びかけは、街宣や地区センターはじめ区内外のチラシ配置に加え直前に『タウンニュース』で大きく紹介されたこともあり、主催した守る会の予想を上回り新たな参加者も多く、なんと総勢100名近くが瀬上沢へ。
団体行動による環境への悪影響を避けるため、舞岡上郷線を下った地点で解散し三々五々瀬上沢小川アメニティ沿いに瀬上池に向かった親子連れなどはそこここでホタルの飛翔と出会い、感動の声をあげました。

正確なカウントはできませんでしたが、この日は気温も高く、一時小雨がぱらついたこともあり絶好のホタル観賞日和。アジサイが咲き揃った池の下広場あたりにかけて数百頭(匹)?との出会いがあったと見られています。


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出発に先立ってホタル観賞の注意点などをガイド。あいにく雨がぽつり…
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本郷車庫前広場には午後7時前から続々と
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署名の会も目印ののぼり旗で参加者をお出迎え
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瀬上沢では撮影を自粛。これは昨年の遊弋シーン(撮影:だいとしぃ)

第1部 みんなで歌いましょう
6日(土)午後、歌声サロンの会場となった本郷地区センターの大集会室には80名余の市民が集まり、高橋明子さんのピアノとリードで「夏の思い出」「学生時代」「「サンタルチア」など懐かしの名曲ナンバーを次々と唱和し、ラストは30年前の夏の日航機墜落事故で亡くなった坂本九さんの思い出の曲「見上げてごらん夜の星を」を全員で高らかに、しんみりと。

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高橋明子さんのピアノとリードで全16曲を楽しみました

第2部 自然賛歌のミニリサイタル
第2部は小山義和さんによる山の歌声「ヨーデル」の他、アルプホルン、ミュージックソ―(のこぎり)、バンジョー、オカリナ、ハーモニカ、プサルタ(ヨーロッパの古楽器)、ターラーシュビンゲン(陶器の中に5フランコインを入れて回し音を出す)の7種類もの珍しい楽器を巧みに弾き分けるパフォーマンスに聴き入り、時を忘れました。

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静かな会場に響きわたるホルンの音色

追記 高橋明子さんは元ジャズシンガーで、ミュージックセラピストでもあるのですね。6日の歌声サロン出演のことが早速、アッコさんのブログにアップされています。
http://akkobirdland.jugem.jp

上郷開発NO! 自然賛歌キャンペーン第2弾へようこそ

歌声サロン&ホタル観賞 開催迫る 6日午後は本郷地区センターへ! 

お待ちかね! いよいよ6月6日が迫ってきました。
今朝の新聞折り込みのチラシ類にまじって配られた『タウンニュース』栄区版6月4日号の1面の記事をご覧になりましたか?
「上郷・瀬上の自然を守る会」による昼下がりの楽しいイベントの案内がど~んと載っているのですね。

 1013-4391 (200x40)  栄区版/6月4日(木)号

 1013-4396 (400x254)
 ありがとう! タウンニュース編集部さん

でも、何よりもこの先気になるのが当日の天気です。
今日は昨日とはうってかわった晴天ですが、「梅雨入り予想ナビ」なるサイトで調べると、次のような記述があるのですね。

 一昨年(2013年)は6月10日、
 昨年(2014年)は6月5日が梅雨入りということなので、
 これらのデータから予想すると
 2015年の関東の梅雨入りは
 6月4日頃から6月11日頃の間であることが推測できます。


つまり今日6月4日がその該当日の始まり。
でも、午後2時半現在、ブログ制作本舗のある横浜東部、栄区の辺境の地では風も無く青空が広がっているし、明日は晴れ。
梅雨入りなんて無縁の爽やかな天候なのです。

しかしながら午前11時の気象予報によれば6月6日(土)は「雨のち曇り」。
なんと、「守る会」による「Live Green自然賛歌キャンペーン]の2015第2弾として開かれる歌声サロン&瀬上沢ホタル観賞の集い当日は梅雨入りの可能性もあるようなのですね。

歌声サロンが終わって一休みして午後7時、今度は環状4号線(六浦街道)の神奈中バス本郷車庫前の広場に集合する頃には、雨上がりのホタル観賞に絶好の気象条件に……?
市民の皆さん、瀬上の自然の素晴らしさを体験してみませんか?(いずれも参加費無料、自由参加方式です)


■資料:2014ホタル観賞レポート(再録) 
ブログはHPと違って編集作業が簡便(かんたん)な半面、過去の記事や掲示板への書き込みを読むのがちょっと面倒なのですね。で、2015瀬上沢のホタル散策の参考資料として昨年6月5日付けで掲示板に載せたブログ制作本舗の書き込み記事を再録します。

2014瀬上のホタル - 署名の会ブログ制作本舗 2014/06/05 (Thu) 19:25:35

気象庁が5日、「関東甲信地方も梅雨入りしたと見られる」と発表したそうです。平年より3日、そして昨年よりも5日早いとか。
で、まさにグッドタイミング! 瀬上沢通信員のIさんから2014ホタル観賞の第1報が届いていました。
あいにく低気圧の影響で東日本でも今夜から明朝にかけて強く降る可能性があり、土砂災害や川の増水などに注意を呼びかけているそうだし、週末は雨模様なので、残念ながらホタル観賞は週明けまでお預けになりそうですが。

2014ホタル通信 by 瀬上沢通信員 2014.06.04
ゲンジボタルは、山手学院入口の押切橋より下ですでに出ています。
明日からの雨で発生数が増えて、次週9日ぐらいから1週間ほどがピークと思われます。ウィキペディアの記述が正しければ、2012年の瀬上沢のゲンジボタルの発生数、一晩で1300頭は、山口の1155頭を抜いて全国第2位となります。
ダントツ1万6020頭の辰野のホタルは観光用に外から持ち込んだものであり、ゲンジボタルの移入問題のやり玉に上がっています。
瀬上のものは正真正銘、瀬上沢の固有種で発生数日本1位ということになります。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/mamoru/kenkyu/shiryo/youshi/h23/kyoku7.pdf
横浜市環境科学研究所「横浜市内のゲンジボタル数個体の遺伝的多様性について」

*ブログ制作本舗追記
ところで押切橋ですが、栄区のHPに「いたち川の橋と言い伝え」というコラムがあり、橋の由来が載っています。地名や言い伝えは土地の歴史を何よりも明確に物語ってくれるのですね。
http://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/guide/kusei/kawaraban/2000/itachi-09/09-2.html
押切橋(おしきりはし)昔、大雨のたびに堤防が決壊し、橋が流されたために名付けられた由。その時、瀬上沢が、現在の神奈中本郷車庫あたりを流れて、いたち川本流と合流し、その辺は石がゴロゴロしていたので「石原」と呼ばれた。押切橋を地元の人は「ほっきりはし」と呼んでいたようだ。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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