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上郷開発NO! 緊急事態発生か?(続報)

危うし貴重な横浜の緑地!  市による「逆コース&愚挙愚行」の経過(速報)

上郷開発問題を扱う評価委(横浜市都市計画提案評価委=座長:坂和建築局長)の関係筋からの情報によれば、東急建設による上郷開発関連事案の評価と今後の扱いは次の通りです。
1.明日11日(木)付けで横浜市のHPに評価委員会の提案の採択決定についてアップされる予定。
2.提案について修正意見があり、市街化区域への区域区分変更の面積は抑えるなどしている。
3.東急案を「案」として採択した段階であり、今後は通常の都市計画と同様、次の過程を踏む。
 ・素案案の説明会
 ・素案の説明会
 ・公聴会
 ・都市計画法第17条による縦覧とパブリックコメント
 ・都市計画審議会における審議

なお粛々?として大規模開発プランの採択・認可、そして市による都計審への提案という流れを阻むための行動を市民の目線で考えるための資料として、かねて横浜市都市計画審議会の審議のありかたについて批判、警鐘を発している建築士の伊達美徳さんのHPを紹介します。
伊達さんは一時期、市の都計審の委員(公募市民委員)をつとめた実体験をふまえ、積極的に都計審を傍聴、本年1月の大規模開発認可の事案についても、今回の国交省による宅地造成規制という国土利用計画改定方針に重なる観点からの論陣を張っています。
http://datey.blogspot.jp/2015/01/1052_26.html  伊達美徳さんのHP 

また国土交通省による「第5次国土利用計画」草案を再録します。
何かと批判のある国の土木建設行政ですが、この草案が閣議決定されれば今回の上郷開発計画のような市街化調整区域の良好な緑地や自然を破壊して宅地を新たに造成するような都市計画が行政のお墨付きを得てすんなり認可されることは無くなるはずです。
 http://www.mlit.go.jp/common/001087998.pdf



         civ_004 (150x150)

                お詫び 
なぜか原因不明なのですが本ブログのレイアウトが崩れています。
緊急事態発生による応急的なニュースの発信を優先しているため
修復工事が遅れることご容赦ください。 (ブログ制作本舗M&M)

上郷開発NO! 緊急事態発生か?

逆コースの愚挙愚行? 市の評価委が上郷開発計画にGOサイン? 

9日(火)の午後、建築局長を座長とする横浜市の都市計画提案評価委(評価委)が東急建設による上郷開発事業に関する都市計画プランを「認める」との評価を下した、との情報が市の関係筋から流れてきました。

関係筋からの情報によれば週明けの8日に開かれた評価委の会合で評価が下り、11日には公表の予定というのですが、評価委の審議の模様や具体的な結論の内容がわからないため現状では「未確認情報」。

しかしながら、国土交通省による国土利用計画改定案の公表など新たな事態を受けて、先週末の5日(金)の午前中に署名の会及び守る会の代表らが評価委の事務局でもある建築局の都市計画課長らと行った面談の場では4回目の評価委開催の日程すら未定であるとされており、もし評価委が8日に開かれ、その場で開発計画にGOサイン(同意)が出されたとするなら、都市計画課長はじめこの問題にかかわる市の関係者らの行為は重大な都市政策上の判断ミスであるばかりか市民の信頼を裏切る行為との誹りを免れないでしょう。

梅雨入りを迎え九州・中国地方などで大雨による土砂災害の警報が発せられる中、開発事業上の様々な問題点が明るみに出た上郷開発計画になぜ現時点でGOサインが出されるのでしょうか? 今夏と予測される国土利用計画改定による新たな宅地造成の抑制の前に、駆け込みで大規模な造成計画を強行してしまおうとするのでしょうか? 今後のレポートにご注目ください!
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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