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上郷開発NO! 反対運動の動き

緑地保全めざすさまざまな動き 守る会&署名の会の会員宛てメールから

上郷開発は、ご存じのように6月の横浜市都市計画評価委員会において東急(建)の提案を市の案として採択(容認)することを決めました。

しかし、開発は決定された訳ではなく、都市計画審議会の答申を受けて市長が判断を下すまでのこれから先約2年において、開発が取り止めとなるよう緑地の全面保全を求める各団体が、声を挙げていきます。

この6月の評価委員会の評価内容に関しては、数々の不当・不条理な判断や理由付けが含まれており、すでに緑地の全面保全を目指す私たち3団体は共同で陳情(質問)書を提出しています。
 

◎みわ市議が市会本会議で市の「開発容認」を追及(9・11) 

一方、みわ智恵美市議(共産党、港南区)が9月11日の市会本会議で市が開発を容認したことについて、厳しく追及しています。下記URLで市会の動画をご参照ください。
http://gikaichukei.city.yokohama.lg.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=4768 
 三輪議員の質問 13:15~18:05
 林市長の答弁   22:25~24:50


◎「緊急!! 交流・学習集会」案内(10・3) 

また、「瀬上の森を開発から守ろう 緊急!! 学習・交流集会」が下記の通り開かれますので、ご案内します。

日時:10月3日(土)午後2時~
場所:上郷地区センター2階 中会議室

主催:日本共産党横浜市会議員団
報告者:岩崎市議、みわ市議


■資料:上郷開発の「開発不許可」を求める申し入れ書
市会共産党議員団が7月30日付けで上郷開発に関し市長宛てに提出した申し入れ書は次の通りです。(紹介が遅くなりスミマセン)
http://www.jcp-yokohama.com/archives/11527

上郷開発NO! アセス審査の舞台裏?

なぜ?消えたK委員 アセス審査会に何が起こったのか

昨夏、上郷開発計画に環境影響評価(アセス)面で「お墨付き」を与えた横浜市環境影響評価審査会。
たまたま別件で審査会の過去の記録をチェックしていて重大な事実に気がつきました。

あの菊本統委員(横浜国立大学准教授)が本年3月6日に開かれた平成26年度第12回審査会に出席したものの、同27日開催の第13回審査会を欠席。なぜか任期途中の4月、同じ横大の小長井一男教授と交代しているのですね。

アセス審の新委員の任期は平成27年6月24日から~29年6月23日までの2年間。
佐土原会長はじめ他の委員全員再任される中で、菊本委員だけが任期満了を待たず小長井委員と交代。しかも専門分野は同じ地盤工学ながら、出身校は京大から東大へと異例のバトンタッチ。なぜ?

編集部では目下、アセス審査会の事務局をつとめる環境影響評価課(環境創造局)に照会中ですが、あるいは「審査会への出席状況がかんばしくない」というトンデモ状況がハシゴを外された表面的な理由かも?

注:アセス審査会における菊本委員の「トンデモ発言」と上郷開発計画予定地の軟弱地盤問題については昨年6月以降のブログ参照。 
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201406.html

後任の小長井一男委員の略歴
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授 地盤工学

1979年 東京大学大学院博士課程中退。
1997~2011年 東京大学生産技術研究所教授。

2011年から現在まで横浜国立大学教授。

国内外44の地域の地震被害調査154回の経験を踏まえ、地震時の地盤変形と社会基盤施設、地震時の地盤と構造物の相互作用について研究している。

 

◎現在の委員一覧
佐土原委員(会長)、奥委員(副会長)、工藤委員、小堀委員、津谷委員、葉山委員、水野委員、後藤委員、中村委員、小長井委員赤羽委員、岡部委員、木下委員、田中委員、池邊委員、小熊委員

上郷開発NO! 9・22YCFD速報

「瀬上沢カフェ」大賑わい! カーフリーデー 緑地保全の訴えに賛同相次ぐ

秋の連休中日の22日(火)、横浜公園~日本大通りを会場に開かれた「2015横浜カーフリーデー」は汗ばむほどの好天に恵まれ終日親子連れや若いカップルなど多くの来訪者で賑わい、歩行者天国によるイベント舞台となった日本大通り会場の中央に出展した「署名の会&守る会」のブースは午前10時半の開会から午後4時までスタンプラリーの応接や瀬上沢の緑地保全を求める新たな署名活動への賛同署名など大忙し、大盛況でした。

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この日のブースはパタゴニア横浜・関内店の支援・協力を得て、大型タープとパラソルなどで装いも新たなカフェ・スタイル。スタンプラリーのポイント押印サービスと並行して行った新しい署名集めも昨年の倍以上の集筆数となり、昼前から気温も上がったことからカフェによる冷たい飲み物の「お接待」も好評を博しました。
 注:この集まった署名数:394筆、チラシ配布:600枚、コーヒー・紅茶・ウーロン茶のお接待:のべ400杯

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上郷開発NO! アブナイ土砂崩れ対応問題

横浜市の建築行政その後の対応は? 土砂災害による死亡事故から1年

「安保法案 重大局面」「与党きょうにも成立方針」「公聴会は茶番劇」……等々の大きな見出しが紙面トップに躍る9月17日付け神奈川新聞の社会面の片隅に注目すべき記事が載っていました。

昨秋の台風による豪雨禍で土砂が崩れ死者が出た緑区の崖地をめぐる崩落防止工事の市による代執行工事代金の業者への請求問題。工事代金約2憶9000万円を請求、「支払い・督促に応じない場合は財産を差し押さえる」とあります。

 

土砂崩れによる死亡事故は昨年10月6日に発生したのですが、そもそもは崖地を所有する不動産・建設会社が建設残土を無許可で搬入し、違法な盛り土状態から市は10年3月に是正勧告をしたものの、11年2月以降は違法状態を放置したことから起こった事故なのですね。

記事によれば、市は事故の4日後、2次被害を防ぐよう是正工事を命じたが、会社が必要な工事を行わなかったため今年の2月に代執行工事に踏み切り、8月17日に終了したそうです。

記事にはまたこの会社と社長については、土砂崩れ後の是正命令を放置していたとして「宅地等規制法違反の疑いで県警が8月に書類送検している」とあります。しかし残念ながら、違法状態と危険性を知りながら是正勧告後4年余も事態を放置した市の責任のとりかたはどうだったのか疑問が残ります。

当ブログでは上郷瀬上の開発予定地の土砂災害の危険性を考える観点からこの問題を取り上げ、またアセスで最大15メートルもの盛土工事について地盤工学面からGOサイン?を出した横浜市環境影響評価審査会の審査内容に異議申し立てをしてきたのですが、このほど審査会関連で注目すべき事実が判明しました。連休明けを待ってこの記事を補足するレポートをお届けする予定ですので、乞うご期待!

参考記事:横浜市「土砂崩れ対応を放置200件超」 NHKが首都圏ニュースで厳しく言及 10月21日 18時20分
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201410.html

上郷開発NO! 秋のキャンペーンのお知らせ

YCFD 22日は日本大通りへ 今年も出展します「瀬上沢カフェ」 

お知らせが遅くなったのですが、秋の大型連休の中日の22日(火・祝)、今やすっかり横浜・日本大通りの紅葉シーズン前の一大イベントとして定着した「横浜カーフリーデー」が開かれ、「署名の会」&「守る会」は日本大通り会場のど真ん中に出展します。

催しの正式名称は「横浜カーフリーデー&モビリティーウィーク」。
毎年9月16日~22日にヨーロッパを中心に行われる「モビリティーウィーク」という交通政策推進プロジェクトに呼応するもので、今では世界で2000以上の都市で「カーフリーデー」が行われているそうです。


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「署名の会」はこのイベントの古くからの参加メンバーの一つで、昨年同様、今年も「守る会」と共同でパネル展示に合わせ交流広場「瀬上沢カフェ」を出店します。

開発利益最優先のゼネコンが主導する上郷・瀬上の緑地の開発に反対し、人口減少社会を見据え、車に頼らない緑の自然環境と安心安全な住環境づくりをめざして、パネル展示や新たな視点による開発反対&緑地保全を訴える署名活動などを広く市民に訴えます。


今年もすてきなプレゼントを提供します

今回も実行委の呼びかけに応え「スタンプラリー」のポイントとして、ご来訪の方にはロゴ入りのクリアファイルを進呈します。(先着350名様の予定)
さらに大型タープやパラソルの下、ゆっくりのんびり展示物をご覧いただくだけではなく、環境問題やカーフリーデーの意義などをともに語り合う場として、今年も冷たい飲み物をご用意しています。(無料でご接待!)

秋の一日、ぜひ来週はカーフリーデー、そして「守る会」「署名の会」のブースへ! 

上郷開発NO! 3団体による陳情書提出(続報)

東京新聞も4段抜きで大きく報道 3団体共同行動に大きな反響

署名の会・守る会そして瀬上沢基金の3団体による横浜市長と市会議長宛ての陳情書提出について、当日夜のTVKのニュースに続き神奈川新聞が1日付けで報じて一夜明けた2日付けの朝刊で東京新聞が4段抜きで大きく報じています。

「上郷の緑地 守ろう」というシンプルだが私たちのアピールを端的にとらえた大きな見出し。
昨日今日とブログへの訪問者が急増しており、TVKはじめ神奈川新聞、東京新聞の読者などを含め、今回の共同行動への反響が大きかったことを物語っています。

こうした動きをふまえ「署名の会」「守る会」では4日(金)午後、緊急の臨時合同世話人会を開き、パタゴニア横浜関内店におけるGRT(グラス・ルーツ・テーブル)や22日(祝)に開催される「カーフリーデー」出展に向けた新たなキャンペーン活動などについて検討する予定です。市民の皆さん、引き続きご支援、バックアップをよろしくお願いいたします。


   

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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