上郷開発NO! アセス審査の舞台裏?
なぜ?消えたK委員 アセス審査会に何が起こったのか
昨夏、上郷開発計画に環境影響評価(アセス)面で「お墨付き」を与えた横浜市環境影響評価審査会。
たまたま別件で審査会の過去の記録をチェックしていて重大な事実に気がつきました。
あの菊本統委員(横浜国立大学准教授)が本年3月6日に開かれた平成26年度第12回審査会に出席したものの、同27日開催の第13回審査会を欠席。なぜか任期途中の4月、同じ横浜国立大の小長井一男教授と交代しているのですね。
アセス審の新委員の任期は平成27年6月24日から~29年6月23日までの2年間。
佐土原会長はじめ他の委員が全員再任される中で、菊本委員だけが任期満了を待たず小長井委員と交代。しかも専門分野は同じ地盤工学ながら、出身校は京大から東大へと異例のバトンタッチ。なぜ?
編集部では目下、アセス審査会の事務局をつとめる環境影響評価課(環境創造局)に照会中ですが、あるいは「審査会への出席状況がかんばしくない」というトンデモ状況がハシゴを外された表面的な理由かも?
注:アセス審査会における菊本委員の「トンデモ発言」と上郷開発計画予定地の軟弱地盤問題については昨年6月以降のブログ参照。
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201406.html
■後任の小長井一男委員の略歴
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授 地盤工学
1979年 東京大学大学院博士課程中退。
1997~2011年 東京大学生産技術研究所教授。
2011年から現在まで横浜国立大学教授。
国内外44の地域の地震被害調査154回の経験を踏まえ、
佐土原委員(会長)、奥委員(副会長)、工藤委員、小堀委員、津谷委員、葉山委員、水野委員、後藤委員、中村委員、小長井委員、赤羽委員、岡部委員、木下委員、田中委員、池邊委員、小熊委員