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上郷開発NO! 瀬上沢の魅力サーチ:2016第2弾

今年もやります 歌声サロン&ホタル観賞ナイト 
6月4日(土)の昼下がり、リリスで会いましょう!


きょう16日午前、沖縄気象台と鹿児島地方気象台は、沖縄・奄美が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年に比べて沖縄は1週間、奄美は5日それぞれ遅い梅雨入りとなったそうですが、昨年に比べると3日前後早かったとも。

となると、関東地方もまもなく梅雨の季節、そしてホタルの季節到来です。
「守る会」では昨年大好評だった昼下がりの歌声サロンで懐かしのメローディを楽しんだ後、暗くなるのを待って瀬上沢でホタル観賞へというビッグイベントを企画、多くの市民の皆さんの参加を呼びかけています。

昨年に続き歌声サロンを担当していただく高橋明子さんは、ピアノの弾き語りによるボーカリストのほか、音楽療法セラピスト、幼児リトミック講師、ボーカルトレーナー、英会話講師など幅広く活躍されています。 ⇒高橋さんのブログ

また今年の会場は栄区民文化センター「リリス」の音楽ルームという、うれしい環境で、しかも参加費はフリー。
詳しくは守る会の案内チラシをご覧ください。
 


瀬上沢の魅力サーチ第1弾:5・15野生食ガイドツアー(速報)

自然の恵みをたっぷり鑑賞 
親子連れなど新緑の瀬上を歩いて、見て、学びました


2016-05-15 01_51_45 (400x300) 
路傍の草をガイドする木佐森講師(中央の黒いシャツ)

15日、「上郷・瀬上の自然を守る会」が呼びかけた初夏のイベント第1弾「野生食スペシャリストと歩く初夏の瀬上沢~円海山」が開かれ、地元の栄・港南両区のほか戸塚・南・金沢や鎌倉などからちびっ子を連れた親子連れはじめ30名余の市民が参加しました。
DSCN1081_convert_20160518000427.jpg K1から緑に萌える瀬上沢を遠望

講師はNHKカルチャーセンターなどで名ガイドとして人気の木佐森千砂子さん。
スタート地点の横浜栄高校前から、のんびりウオークの途次で見かける路傍の草花についての詳しい説明が続き、メモをとるのが忙しいほど。素朴な質問にも木佐森さんはたちどころに、「これは何科に属する。こうするとオイシイ」などなど、豊富な知識と実践に基づく的確な答えに参加者一同すっかり聞き入りました。

2016-05-15+00_35_51_convert_20160517025314.jpg ちびっ子も興味シンシン

DSCN1078_convert_20160518000327.jpg 開発予定地では緑地保全の訴え

ドクダミやツユクサ、蛇(!)など野生の食材の処理や料理の仕方、保存についても、独自の試行錯誤の末に編み出された貴重な知識の伝授がありました。
たとえば樹陰や庭先ではびこるドクダミ。某発酵学の大家が「臭いが強く発酵シロップには不向き」とする多年草も、持ち前の探究心から、とにかくどうしたらおいしく賞味できるか実践してみて、採取後2時間以内に処理をして発酵を進めれば臭いは全く消え滋養に富む飲み物となるなど、野生食・自然食のスペシャリストならではの珍しいお話が次々と披露されました。

DSCN1076_convert_20160518000135.jpg DSCN1088_convert_20160518000232.jpg

……このように充実した道草のおかげで、解散地点のいっしんどう広場への到着は予定より遅れることとなりましたが、ここでうれしいハプニング! 木佐森さんがかついでいた大きなザックの中から、お手製の調理済み野生食の試食という締めくくりのサプライズがありました。

DSCN1093_convert_20160517025717.jpg 左が木佐森さん
栃(とち)の実入りビスケット、イタドリの煮浸し、乾燥ウド
のふりかけとおにぎり、そして蛇の粉末カプセルなど、美
味・珍味のオンパレードでした。

DSCN1095+(300x225)_convert_20160518000529.jpg  残念ながら冨士は見えず

DSCN1097_convert_20160518000630.jpg 帰途、瀬上池を見下ろす地点で
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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