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上郷開発NO! 1・17公聴会に向けて(続報)

許すな公聴会ジャック 届きましたか?公述人選定結果

多くのオフィスが仕事納め(御用納め)となった12月28日付け料金別納郵便、林文子市長名で届いた「公述人選定結果通知書」。
公述人はA~E合わせて13人なので、1万人以上が外れ(はずれ)となったわけです。

総計10186件という総数の異常・異状の実態(市内各地ほか申し出人の市町村別)については不明ながら、現段階ではこの計画に異議を唱える市民グループ以外がおよそ7500前後。それも推測の域を出ないのですが、社会経済情勢の変化に逆行するかたちで「上郷開発計画」を推進しようとする企業サイドによる「公聴会ジャック作戦」の結果だとすると、なりふりかまわぬ多数派工作に要した企業側の出費はともかく、通知に伴う横浜市の経費は公金の使い道のあり方、ひいては公聴会&公述人という仕組みそのもののあり方を問うものになりそうです。
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なんと、郵送費だけでも160万円以上。建築局都市計画課ならずとも悲鳴をあげたくなる?ような金額!
1月17日の公聴会にはより多くの一般市民が参加し、上郷開発計画の問題点を洗いなおす好機として、公述に耳を傾けようではありませんか。

というわけで、あらためて「公述人抽選結果」及び公述申し出意見の分類表を。
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上郷開発NO! 1・17公聴会に向けて(速報)

開発賛成7500余の異状 企業ぐるみで公聴会ジャック狙う?

20日(火)夜7時から本郷地区センターで行われた1月17日の都市計画公聴会の公述人を選ぶ抽選会の結果、賛成反対などあわせて13名の公述人が決まり、早々に当選通知が送付されることになりました。

建築局都市計画課の集計によれば11月22日の〆切までに届けられた公述申し出は、16日の「都市計画の方針」及び「線引き見直し」素案に関する公述申し出からの繰り入れ分を加えて1万1228通に上り、うち取り下げ・無効など約1000通。

このうち上郷猿田開発計画に賛成する立場からの提出数は約7500通と推察され、ケタはずれの数量のみならず全体の応募者数の7割近くに達するという前代未聞?の異常事態が明らかになりました。

東日本大震災や一昨年の広島における大規模土砂災害、また熊本などにおける地震や集中豪雨による災禍、さらには高齢化と人口減社会を見すえた国の国土利用計画の方針転換など、上郷開発計画をとりまく社会経済情勢は厳しさを増しています。


◎抽選会での当選者及び補充者(補欠)番号
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A分類は開発に賛成する意見で7名の当選者と3名の補充者(補欠)。
またBCDEが賛成以外の立場からの公述希望者で、Bが3名、C~Eが各1名となっている。

企業ぐるみ?の一括公述申し出と異なり、BCDEの公述申し出は署名の会・守る会はじめ瀬上沢基金や上郷開発を考える会など各市民グループの呼びかけに応えた有志のほか、様々な立場や地域の一般市民が高い倍率の中から貴重な公述の機会を得ただけに、住環境・自然環境を守る立場から市素案についてどういう批判・希望を加えるか注目されます。
 →以下、BCDEの当選番号等
・B分類=開発反対意見の公述者3名と補充者(補欠)3名の番号 
 当選番号:7557、10394、7659 補充番号:1位 8113、2位 8513、3位 10676
・C分類=自然・緑地に関する意見の公述者1名
 当選番号:15 補充番号:19、7060、7464
・D分類=遺跡・文化財に関する意見の公述者1名
 当選番号:7141 補充番号:7116、7209、7238
・E分類=その他の意見・要望等の公述者1名
 当選番号:7030 補充番号:7052、7108、7206

上郷開発NO! 緊急レポート(速報)

上郷開発計画は早くも暗礁に?  来夏、港南台5丁目に大型医療モールが誕生!

東急建設による上郷猿田地区での大規模開発計画が横浜市の都市計画提案評価委での採択により「市素案案」を経て「市素案」となり、公聴会開催が目前に迫ったいま、計画予定地に隣接する港南区港南台5丁目で進む「医療モール」の建設工事が注目されています。

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環状3号線沿い、港南台5丁目交差点の直ぐ手前、港南台駅から直線で800メートル足らずで、榎戸バス停前という一等地。
17日(土)午後には5階建ての鉄骨が一気に組み立てられ、2017年7月オープンをめざすという看護師などの求人募集をかねた看板が市民の目をひきます。

建築確認票や診療科ごとの開業予定医院の案内に加え、医療関係のサイトによれば、「仮称港南台医療モール建設計画」として皮フ科、内科、耳鼻科、整形外科、脳神経外科、眼科、婦人科、精神科等の募集診療科目が記されています。
このうち精神神経科については、つい先ごろ、5丁目交差点の洋光台寄りに新たに大規模なクリニックが誕生したこともあり、7月のオープン時には内科や小児科など6つの診療科と薬局、そして保育室(託児所)を備えた大型の「医療モール」が誕生する予定となっています。
⇒建築面積1111.96㎡、延べ床面積3930.59㎡で、2017年5月31日完工予定

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   直ぐ目の前は榎戸バス停という好立地
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   東隣りは日本そばの名店・味奈登庵(みなとあん)

現地は上郷開発計画が目玉として掲げる「医療・福祉・大型商業施設」の建設予定エリア(A1・A2地区)まで徒歩で3分足らず。
線引き変更により市街化調整区域を市街化区域に編入。しかも猿田という地名が示す谷戸地の湿地帯の緑地を破壊し、大量の土砂を搬入することによって築かれる宅地に、これからさらに医療施設を作る必然性・必要性はないことは明らかです。
それとも市は「今回の医療モールは港南区側。栄区では医療施設はまだ足りない」とトランプ流の強弁をするつもり?

■関連資料:東急建設の上郷開発計画によるメディカルモール(イメージ)

東急建設=横浜市の素案が舞岡上郷線西側A2地区開発の目玉施設として掲げるメディカルモールのイメージ図が見つかりました。
素案→原案→都市計画案と、横浜市が圧倒的多数の市民の反対意見を無視して強行突破を図れば、いま環状3号線の港南台駅入口交差点(横浜女子短大前)を挟んで繰り広げられるコンビニ3店舗(ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン)による激烈な生き残り商戦と並ぶ医療施設による壮烈なバトルを行政がしかけることに?


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 「上郷・瀬上・猿田まちづくり通信」(上郷開発の早期実現を願う会HPから)

上郷開発NO! 1・17公聴会に向けて

開発強行に向け大量動員か?  上郷開発計画への公述申し出1万を上回る

年明け早々の1月17日に栄公会堂で開かれる上郷町猿田地区に関する「都市計画市素案」についての公聴会。
署名の会・守る会はじめ上郷開発計画に反対し緑地の保全を求める市民グループは、この計画には多くの問題点があり、国の「国土利用計画」の新しい方針にも逆行していることから、公聴会に向け公述の申し出をするよう広く市民に訴えてきましたが、11月22日までに都市計画課に寄せられた申し出は前回提案時を大きく上回る1万人以上?となったことから、公述人を選ぶための抽選会は当初予定された1月10日から大幅に繰り上げられ、20日の夜に開かれることになりました。

 公述人選定のための抽選会
日時:12月20日(火) 午後7時開始
会場:横浜市本郷地区センター 大集会室

都市計画提案に基づく決定までのプロセスの中で大きな位置を占める公聴会。
しかしながら今回の市素案への公述申し出は私たちの予想をはるかに上回る数で、公述内容別の区分け数値や地域別の実態などは未確認ながら、東急建設はじめ地権者サイドが開発強行に向け何らかのかたちで大量動員を行ったのでは?という見方が広がっています。


素案説明会に向けた街宣活動や開発予定地周辺地区へのちらし(フライアー)の重点配布などを通して、上郷開発計画を疑問視する声がこれまで以上に高まっているだけに、建築局・都市整備局・環境創造局はじめ市の関係部局が今後どういう形で都市計画提案を処理していくか厳しい監視が必要です。

上郷開発NO! 12・16公聴会から(速報)

市の素案への反対意見あいつぐ 粛々と手続きを消化か16日の公聴会

16日(金)午後、関内の開港記念会館で「都市計画公聴会」が開かれました。
既報のように、この日の公聴会は「都市計画の方針に関する公聴会」「線引きに関する公聴会」の2部構成。

会場となった講堂は1階が283席、2階が135席、計400席余と横浜市の全市民を対象とする公聴会にふさわしく広い座席数でしたが、「市民による、市の計画案への、公開の場での意見陳述」というタテマエ上の正当かつ大きな目的とは裏腹に、全市を対象とする大状況・小状況が渾然一体となった政策&計画の並列的提案が敬遠されてか参加者(傍聴者)は非常に少なく、市の関係者と見られる一団を含めても80名程度で、公聴会システムのあり方自体を問う公述も。

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 広い会場でしたが一般市民の傍聴者は50~60名程度…?

第1部:都市計画の方針に関する公聴会 午後1時~
 公述者10名
・全員が開発反対ないしは緑地保全の意見を背景に「整・開・保」の問題点を指摘

第2部:線引きに関する公聴会 午後3時30分~
 公述者12名
・3名:市街化に反対(税金が高くなるなどの理由)
・1名:市街化予定の土地に繋がるところも道路用地として少し広げて市街化することを要望
・1名:市街化区域から逆線引きで調整区域になったが、もう少し広げて調整区域としてほしい
・7名:開発反対ないしは緑地保全の意見を背景に線引きの問題点を指摘

以上のように、市街化されて利益を得ることとなる地権者は当然公述申し出をしておらず、市の素案によって不利益を蒙るか、利益の拡大を望む地権者が公述し、それ以外の市素案への反対または疑問視する立場からの公述者が上記の10名+7名という結果になりました。


上郷開発NO! 12・16公聴会開催に向けて

12・16都市計画&線引き見直し公聴会迫る 9日(金)の抽選会で公述申し出状況など判明

来春1月17日の夜に開かれる「上郷開発計画市素案」についての公聴会とは別に、同時期に素案説明→縦覧(閲覧)及び公述申し出の手続きが行われていた「『都市計画の方針』及び『線引き』の見直しに関する市素案」について公述人を選ぶ公開抽選会が9日(金)午後2時から開港記念会館で開かれ、公述申し出状況が判明しました。

◇12・16公聴会の公述申出書の内訳
・都市計画の方針 : 総数519通、うち「線引き」へ6通、上郷など個別の公聴会へ28通   
   抽選対象485通
・線引き     : 総数528通、うち「都市計画の方針」へ1通、上郷など個別の公聴会へ358通
   抽選対象169通

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◇抽選の結果(速報)
抽選会の参加者は12名と少数、また抽選にかかった時間は1時間半でした。
この都市計画市素案は、横浜市全域を対象に「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」、「都市再開発の方針」、「住宅市街地の開発整備の方針」、「防災街区整備方針」及び「線引き」についての包括的な提案で、10月24日の関内ホールを皮切りに11月4日まで市内10カ所の会場で説明会が開かれ11月22日〆切で公述申し出を募った結果、応募多数となり公聴会の開催が決まりました。
上郷開発計画の公述申出書の意見と異なり、賛否という分け方はでき難い面があり、多様な分類となっています。

 抽選による公述人選定結果(左が当選番号)

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 公聴会開催要領は次の通り
 と き 12月16日(金) 午後
 ところ 横浜開港記念会館 講堂
 ・都市計画の方針   13時~    公述人 14名?
 ・線引き見直し     15時30分~ 公述人 13名?

なお公聴会の担当部局である都市整備局企画課(都市計画の方針)、建築局都市計画課(線引き)によれば、
・今回の抽選結果は、10日にでも公述申出人宛てに郵送され、辞退者が出た場合は、順次補充該当者1位、2位、3位に打へ。(上記のタイムリミットは、公聴会前日15日の正午まで)
・公述選定の当選者が提出した公述申出書の意見と実際の公述者の意見内容の多少の相違は有り得るもの、として市側は受け止める。

上郷開発NO! パタゴニアさんからの報告

全世界で売り上げ1,000万ドル達成 パタゴニアのキャンペーン、大きな愛に支えられ

地球規模で草の根の環境保護活動への有形無形の支援を行っている先進的企業「パタゴニア」。
そのパタゴニアさんが先般11月25日を「ブラックフライデー」と定め、世界中のストアでの売り上げの全額(100%!)を環境保護団体・活動に寄付するという画期的なキャンペーンについて、お礼の報告が届きました。

なんと全世界で、同社が予想した額の5倍を超える1,000万ドル(約11億円)もの売り上げがあったそうです。
すごいですね! うれしいですね! 世界規模で偏狭な愛国&自己中心主義が台頭していることが懸念されている折だけに、消費活動を通して未来の世代のための「大きな愛」が示されたことは私たちの活動への大きな励ましとなります。で、以下は同社のHPから。


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    ありがとうございました

 先日、世界中の直営店とオンラインストアの「ブラックフライデー」(11月25日)の売り上げの100%を、未来の世代のために空気や水や土を守る活動をする草の根環境保護団体に寄付することを、私たちは発表しました。そして、多くのお客様がこのことを「地球のための寄付金集め」と呼んでいると耳にしました。

 反響は予想を大きく上回るものであったことを、ここにご報告します。皆様のご支援により、パタゴニアでは全世界合計で過去のブラックフライデーの売り上げの記録を塗り替える1,000万ドル(約11億円)を売り上げることができました。予想していた売り上げの200万ドル(約2億2000万円)の5倍を超える金額でした。このブラックフライデーにお客様が地球に対して示した大きな愛で、私たちはこの金額を1円たりとも残さず、すべて世界中で活動する草の根環境保護団体に寄付することができるのです(注釈:国内の売り上げはすべて日本の草の根環境保護団体に寄付されます)。皆様のご支援、心より感謝を申し上げます。


パタゴニアCEOのブログ記事を読む

http://mpse.jp/pata_jp/c.p?62crmzWq7Zw

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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