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上郷開発NO! 1月街宣レポート

「開発ありき」の方針転換を!公聴会での賛否逆転の成果を大きくアピール

春のような陽気に恵まれた29日、公聴会開催に向けて行った緊急行動に続き、1月3度目の街宣を港南台駅頭で行いました。

この日の街宣では17日夜に栄公会堂で開かれた公聴会での「賛否逆転」の公述(市民の意見アピール)の模様や開発予定地周辺の最新の状況をマイクで報告しながら、朝日新聞の“誤報”修正などを詳しくとりあげたチラシを配布し変わらぬ支援を訴えました。
 

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公聴会については、朝日新聞の誤報のまま開発賛成の意見多数と受け取っていた人もあり、賛成5vs.反対6という横浜市&東急建設サイドにとって衝撃?の事実の訂正という発信は効果的で、受け取ったチラシを手に話しかけてくれる親子連れなども多く、11時~12時過ぎまで1時間で用意した400枚のチラシを配り終えました。

■守る会:1月街宣チラシ表面

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■同2面

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  DSCN2309[1]_convert_20170129194403_convert_20170130015331 「がんばって」と声をかけてくれました

日時:1月29日(日) 11時~12時10分
場所:港南台バーズ前
参加:8名 チラシ配布約400枚 カンパ1500円

上郷開発NO! 「利便性向上」に異議あり-1

港南台医療モールに大型保育室 大義名分を失った上郷開発計画

12月19日付けブログで速報した「港南台医療モール」建設計画について『タウンニュース』栄区版1月19日号が大きく報じました。

ブログのタイトルは「上郷開発計画は早くも暗礁に?  来夏、港南台5丁目に大型医療モールが誕生!」。
上郷開発計画が市街化調整区域における大規模開発の“大義名分”として掲げた「地域住民の生活利便の向上のための施設」としてあげた商業・医療・福祉施設のうちクリニックモールが全く不要となることを速報したものですが、同紙のレポートによれば診療施設に加えこの医療モールの目玉は「病児保育室」。


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医療モールの保育室は7月3日オープン、計画定員641人と大規模であることに加え、保育時間は午前7時から午後9時まで。また小児科医院併設のため急な病気になっても安心して預けることが可能で、港南台駅から徒歩約10分とやや遠いものの上郷&港南台エリアのフルタイムの共働き夫婦にとって心強い施設となりそう。

同じ19日付け朝日新聞が上郷開発計画案の詳細図でクリニックモールとして示した建設予定地と港南台医療モールは環状3号線を挟んで目と鼻の先、徒歩3~4分の距離に。医療施設数で18区中最低レベルにある栄区だけに、上郷地区の住民にとって待望の利便施設誕生として注目されています。

注:病児保育室って何?
横浜市こども青少年局のHPによれば「病児保育室」制度は次の通り。
港南区では上大岡についで2カ所目、栄区ではまだ開設されていないようです。

医療機関併設型病児保育室で、看護師・保育士が病初期の段階から病気のお子さまをお預かりします。
お子さんを、その養育者が仕事の都合や事故、出産、冠婚葬祭など社会的にやむをえない事情で
家庭での育児が困難な期間、一時的に保育する事業です。


上郷開発NO! 1・17公聴会速報(続)

賛否逆転、なぜ? 朝日、開発前提の記事修正へ ⇒下段に訂正記事

17日夜開かれた公聴会について19日付けの朝日新聞、神奈川新聞が大きく報じました。
しかし朝日は「計画への賛成6、反対5」と公述数値の取り違えをし、「バランスが取れた計画」「自然壊しての住宅不要」と賛否両論併記の大見出しを掲げたものの、開発予定地が小さく見える東急建設作成の俯瞰図を載せ、さらにこの日の公聴会の主役だった建築局(嶋田都市計画課長ほか)ではなく都市整備局の担当者のコメントを紹介、「市は17年度に計画を正式決定する方針だ」と、上郷開発計画そのものの問題点への言及を避けています。

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記事は横浜市関係者への直接取材に加え、守る会の井端代表世話人はじめ市民運動関係者への電話取材をふまえまとめられたものですが、市の世論調査結果や署名の会及び守る会による2度にわたる署名などを通じて開発反対の意見が圧倒的多数であり、この日の公述でも多くの市民が緑地保全や防災、また製鉄遺蹟保全を求める観点からなど上郷開発計画の問題点・課題を具体的に列挙したことをスルーしています。

横浜版のトップ記事で全5段抜き。大きくこの問題を取り上げたことは評価しますが、今回の開発計画が少子高齢化による人口減&空家増という社会状況下で「都市計画提案制度」を用いて市街化調整区域における大規模な宅地造成をめざすという、時代の変化に逆行する事業プランであることへの論究をぜひ期待したいものです。

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神奈川新聞も、具体的な数字で圧倒的な開発反対の民意を示し、計画がこれに反していると第一に公述された事実に触れていませんが、全体的には正確な賛否比率とともに、公聴会を実際に取材した記事と見受けられました。

「反対6、賛成5」 朝日が訂正記事を掲載
賛否両論の公述数逆転の記事を載せた朝日新聞は20日付け横浜版で小さな囲み記事ながら早速、「執筆の際に取り違え、確認が不十分でした」との訂正記事を載せました。あっぱれ、朝日。過ちを改むるに憚(はばか)ることなかれ。目先の開発利害を超え、横浜のまちづくり……都市問題・環境問題の観点から引き続き上郷開発計画の問題点を洗い直し、計画の是非について取り上げてくれることを期待します。(ブログ広報担当:M&M)


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◆関連情報
いろいろ問題の散見される朝日の記事ですが、19日、記事を読んだ戸塚区在住の読者が本ブログのコメント欄に次のようなうれしいメッセージを寄せました。

応援します
2017年1月19日の朝日新聞記事拝見。大いなる関心をもって読みました。 私の住所地(戸塚区南舞岡)から遠くないところ、逗子の娘宅への往復に利用する道路の周辺が保全活動の場所であることに気づき、かつ長い開発反対活動に多くの方々が参加されていることに敬意を表したく投稿します。
私は1980年代に現在の舞岡公園開設前の初期に多少ボランティア活動に参加した経験から、現存の自然をありのまま残すことがいかに重要かを身に染みて感じています。
記事にあるように人口減の時代に入り、住宅や商業施設は上郷地域には不要だと考えます。舞岡公園は今大変貴重な里山風景を残した近隣住民や来訪者の宝の公園になり、ここに住むことの幸せを感じています。いったん大規模開発された場合いくら「整備」と言えども、自然は破壊されます。ぜひ活動を盛り上げ計画案撤回を実現したいただきたいと思います。 ひこざえもん

上郷開発NO! 公聴会開催速報

開発反対6、賛成5が公述 満席となった栄公会堂 “公聴会ジャック”不発に

18日(火)夜、栄公会堂で開かれた公聴会。
会場となった講堂には夕闇が濃くなった6時半過ぎから、開発事業者側の関係者と思われるダークコート姿の中年?の男たちに交じって、カラフルで軽やかなアウトドアファッション姿の若者たちが次々と吸い込まれていき、開会時刻の7時前には定員600余がほぼ満席となり、これまでの公聴会や説明会とは異なる雰囲気となりました。

なおこの日、公会堂の区役所側エントランス付近では上郷・瀬上の自然を守る会や瀬上沢基金、またパタゴニアのスタッフ有志の皆さんが参加者を出迎え、「横浜の緑を守ろう」とアピール、チラシを配布しました。

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 守る会の皆さん、寒風の中ご苦労様です
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 パタゴニアの皆さん、支援ありがとう!
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 ロビーは環境派?の若者たちでいっぱい

7時から始まった公述では1万余の公述申し出者から選ばれた公述人11名が制限時間@9分でそれぞれ「上郷開発計画 市素案」について意見を述べ、反対6名賛成5名となり、さまざまな角度からの反対意見に対しては大きな拍手が湧き、この日横浜市を代表して公述を受け取る立場の責任者(議長)となった建築局都市計画課の嶋田課長が注意する展開に。

ところで横浜市がこの日の公聴会の公述人として昨年暮れの抽選会で選んだのは13名。7000を超える開発賛成の公述申し出大作戦(?)で公聴会の流れを制すると予測された開発事業者&地権者側はなぜか2名枠が発言を辞退(あるいは当日欠席?)、この日公述したのは11名となりました。(詳しい公述内容については続報の予定)


■解説
12月20日に行われた公述人選出のための抽選会レポート(ブログ12.21付け)によれば、11月22日の〆切までに建築局都市計画課に届けられた公述申し出は、同16日の「都市計画の方針」及び「線引き見直し」素案に関する公述申し出からの繰り入れ分を加えて1万1228通に上り、うち取り下げ・無効など約1000通。
このうち上郷猿田開発計画に賛成する立場からの提出数は約7500通と推察され、ケタはずれの数量のみならず全体の応募者数の7割近くに達するという前代未聞の異常事態が明らかになり、事業者サイドによる“公聴会ジャック”が危惧されました。
しかし結果的には以下の分類によるA=賛成7、B=反対3、CDE=その他3の振り分けのうち「その他3」の全員が開発計画の問題点を指摘し自然環境や遺跡の保全を求める事態となり、公聴会における賛成多数の公述をバネに都市計画決定への流れを加速させようとした市&東急建設サイドの目論見?は大きく崩れることになりました。

 資料:都市計画課による公述申し出意見の分類と公述人振り分け
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上郷開発NO! 緊急街宣レポート(2)

突きつけよう開発反対の市民パワー  公聴会に向けた緊急街宣2日目

レポートが遅くなりましたが、本日夜に開かれる公聴会開催に向けた街宣2日目、15日(日)の様子をお伝えします。

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この日も県下のパタゴニアストア3店から、若いスタッフ有志の方々のご支援を得ました。
マイク担当も日ごろのシニアに代わって、フレッシュでフレンドリーな呼びかけで、会としては初挑戦のシール投票への参加者が前日14日(土)の4倍に上りました。

寒波襲来の屋外にもかかわらずアウトドア派?のパワーがさく裂したこの日の街宣の成果をざっと下記に記します。
 日時:1月15日(日) 午前10時~午後4時20分まで
 場所:JR港南台駅頭 *バーズ前近辺
 参加者:パタゴニア各店スタッフ 9名、守る会&署名の会 9名

 シール投票結果:反対1012 賛成3
 チラシ配布:約1300枚  *今回の行動に用意したチラシ(フライアー)がすっかり無くなりました!
 カンパ:11882円 

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  4時過ぎ、この日最後のシールが反対票に
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 はじける笑顔。パタゴニアのスタッフ有志の皆さん

長年の苦闘を物語る古くて小さい(いくぶんくたびれた)カンパ箱にも、久々に1万円超のカンパが寄せられました。
ありがとう市民の皆さん! そして、パタゴニアのスタッフ有志の皆さん!
この日の熱い市民パワーを“公聴会ジャック”をたくらむ開発賛成派に突きつけ、開発強行の流れを変えさせましょう!

上郷開発NO!  緊急街宣レポート

緑地保全訴え若者パワー炸裂 公聴会向け緊急キャンペーンに大きな反響 

17日(火)に迫った公聴会に向けて、守る会・署名の会は14日(土)午前10時から夕方まで港南台駅頭で延べ6時間に及ぶ初のロングラン街宣を実施しました。

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この日は瀬上沢緑地を守る活動の有力な支援者であるパタゴニア日本支社による全面的なバックアップがあり、県内のパタゴニアストア3店からの若いスタッフの方々の参加を得て、いつもとは異なり多彩で華やいだ街宣となりました。

今年一番の寒さの中の6時間にも及ぶ街宣では、17日の栄公会堂における公聴会への参加と、開発反対・緑地の全面保全運動への一層の支援を呼びかけました。

いつものシニア集団に交じりチラシ配布する若者たちに加え、この日の街宣に備え新調した横断幕などキャンペーン・ツールと相まって、道行く人たちの反応には十分な手応えが感じられました。またシール投票は初めての試みでしたが、想像以上の成果でした。街宣の成果を下記に記します。

なお一段と厳しい寒波襲来の予報にもかかわらず、引き続き15日(日)も同じ港南台で街宣を敢行します。
お出かけの折はぜひカラー・チラシを受け取り、シール投票参加やマイクの訴えご声援を!

日時:1月14日 10時~16時
場所:JR港南台駅頭
参加:パタゴニア各店スタッフ 10名 署名の会&守る会 10名

シール投票結果:開発反対209 VS. 開発賛成0
チラシ配布:約1700枚
カンパ  :6457円 

上郷開発NO! 1・17公聴会に向けて

見て、聞いて、緑の環境破壊NO! パタゴニアが公聴会傍聴を呼びかけ

来週火曜に迫った「上郷猿田都市計画市素案」をめぐる横浜市の公聴会。
2015年6月に横浜市の都市計画提案評価委(座長は建築局長)が東急建設が主導する大規模な開発計画を「都市計画提案制度」による計画案として採択したことから、民間デベロッパーによる事業計画を市素案案→市素案→市原案へと“公共の衣”に模様替えして推進しようという流れの大きな節目のチェックポイントです。

これまで都市計画提案制度によって上郷開発のような民間ベースの開発事業が認可・推進された例はなく、横浜市がこのまま計画を推進すれば全国各地の市街化調整区域などの緑地開発に歯止めがかからなくなり、悪しき前例となります。

こうした中、わたしたちの活動の有力なパートナーの一つであるパタゴニアさんが、アウトドア派を主力?とするカスタマー宛にメッセージを発信し、上郷開発から緑地を守る運動への連帯を呼びかけています。

17日(火)の公聴会は賛成の立場からの公述7、反対の立場からの公述3などと、環境問題に関する市民の声を正しく反映するものとなっていませんが、傍聴を通じて上郷開発計画の問題点をつかみ、国の「国土利用計画」の新しい方向性にも逆行する緑の環境破壊NOの声を全市全国へ届けませんか。

以下、パタゴニアさんメールから。

お客様各位

パタゴニア日本支社は2017年1月17日(火)に神奈川エリア3店舗(横浜・関内、
ベイサイド・アウトレット、鎌倉)および東戸塚オフィスを17時にクローズし、
社員に対し「横浜市都市計画公聴会」に参加する機会を提供させていただきます。

お客様には営業時間の短縮によりご迷惑をお掛けしますことを心よりお詫び申し
上げます。

パタゴニアでは環境問題を解決するための様々な取り組みを行っています。日本
支社のある横浜市でも<認定NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金>と<上郷・
瀬上の自然を守る会>の2つの環境保護団体に支援を行っています。

1月17日(火)には、その2団体が保護活動を行っている横浜市に残された最大
規模の緑地の一部大きさ約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の大規模開発計
画に関して市民などの意見を聞いて開発の是非の参考にする「横浜市都市計画
公聴会」が横浜市栄公会堂の講堂で開かれます。

*公聴会はどなたでもご参加可能です。
開発計画について詳しく話を聞きたい方、関心をお持ちの方は以下をご覧くださ
い。

<これまでの背景>
現在、横浜市では都市計画市素案として緑地が存在する多くの地域に対し、開発
の計画が進められています。その中には、横浜市に残された希少な緑地である上
郷・瀬上沢緑地(横浜市栄区)を対象とした、住宅や商業・医療・福祉施設等を含む
大規模開発計画も含まれています。上郷・瀬上沢緑地の開発の対象となる希少な
緑地の大きさは約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)です。

上郷・瀬上沢緑地は横浜市最大のホタルの生息地であり、オオタカ、コサギ、カ
ワセミなどの野鳥たちや蝶、トンボなどの昆虫類など多様な生き物が暮らす大切
な自然環境であり、また、子供たちの遊び場として多くの人が親しむ、横浜市に
残された貴重な場所です。

これまで11万筆を超える緑地保全を望む署名がある一方で開発計画は進んでおり、
1月17日(火)の公聴会は緑地保全にとって重要な機会となります。

<参考ページ> *ブログ・HPのURL略
【上郷開発から緑地を守る署名の会】
【 上郷・瀬上の自然を守る会 】
http://segamizawa.blog54.fc2.com/

【 ホタルのふるさと瀬上沢基金 】
http://www.segamikikin.org/

【 都市計画市素案説明会のお知らせ 】

*公聴会とは?
国または地方公共団体などが、一般に影響するところの大きい重要な事項を決定
する際に、利害関係者・学識経験者から意見を聴く会です。
今回の場は横浜市内在住、在勤に関わらず、どなたでも傍聴(参加)できます。
関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。なお、傍聴席は先着順となります。

上郷開発NO! GRT速報

9日も鎌倉でGRTを続行 公聴会傍聴をアピールしました

7日(土)鳥浜のベイサイド・アウトレット、8日(日)鎌倉ストア店内に引き続き、「成人の日」で祝日となった9日(月)の午後、守る会はパタゴニア鎌倉ストアの店頭でGRT(グラスルーツ・テーブル)を行いました。

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荒天のため店内の一角となった前日と異なり、朝からの曇り空が昼過ぎには回復したこともあって来店者は引きもきらず、GRT向けにつくった17日の公聴会の傍聴を呼びかけるチラシを受け取り、熱心に上郷開発計画の問題点に目を止めるカップルや親子連れなど。日頃の港南台駅頭での街宣活動とは異なる手ごたえを感じ取ることのできた3日間でした。
 パタゴニアさん、ありがとう! 
 パタゴニアのカスタマーの皆さん、上郷開発計画ストップに向けたわたしたちの活動へのご支援、よろしくお願いします!
 来る17日(火)は栄公会堂の公聴会を傍聴しませんか!


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 8日に引き続き「緊急のお願い」をしました
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 寒さは厳しいけれど店頭でアピール

■注:パタゴニアさんのこと
折にふれてパタゴニアさんによるわたしたち署名の会&守る会の活動支援、とりわけGRTについてブログで紹介しているのですが、同社日本支社は全社的規模で「横浜の緑を守ろう」のスローガンを掲げ、瀬上沢現地視察はじめ様々なかたちで反対運動サポートの取り組みを行ってきました。
今回の1・17公聴会開催にあたってもカスタマー(お客様)に傍聴を呼びかけるとともに、GRTの展開、またスタッフの皆さんによる街頭でのアピールなど活動支援の取り組みを強化しつつあります。で、参考までに2012年5月8日付けブログ記事から。

《解説》パタゴニア日本支社はこれまで環境プログラムの一環として「署名の会」の活動を側面からサポート、2010年&2011年にはこの横浜ストアにおけるVYC(ボイス・ユア・チョイス)プログラムの対戦先(投票先)として「署名の会」を選び、開票の結果多額の活動費援助を行ってくれました。
「守る会」による新たな署名活動に際しても私たち「署名の会」と並んで協賛団体に名を連ねるなど、瀬上の緑の保全にとっては得がたく力強い環境派応援団です。なおVYCについては昨年11月のレポートをご覧ください。(広報チーム:M&M)
 →2011VYCプログラム→2011VYCプログラム その2

上郷開発NO! 緊急のお知らせ

本日午後、鎌倉でGRT 2017年も元気に上郷開発反対を訴えます

今日は2017年の年頭、初の3連休の中日、元旦に次ぐ2度目の日曜日だというのに、あいにく朝から肌寒い曇天。
気温も午後から夕方にかけて6度前後と寒い一日になりそうで、しかも3時過ぎには傘マーク。寒々しい休日になりそうですが、実は「守る会」から緊急のお知らせが。

10日後に迫った東急建設&横浜市による上郷開発計画の強行推進・突破を狙う公聴会。
横浜第2の主峰である円海山麓、瀬上市民の森に連なる市街化調整区域における大規模な宅地開発に反対する運動の中心となっている「守る会」(上郷・瀬上の自然を守る会)は、昨7日(土)午後、鳥浜のパタゴニア・ベイサイドアウトレット店頭におけるGRT(グラスルーツ・テーブル)に引き続き、本日の午後1時から3時まで、同じくパタゴニアさんの鎌倉ストアの店頭で、今月17日(火)夜に開かれる「公聴会」に向け、上郷開発の反対を訴えるGRTを行います。
http://www.patagonia.jp/patagonia.go?assetid=6541

寒~い日ですが、鎌倉方面へ初詣や凧揚げなどでお出かけの方は、ぜひ鎌倉駅から徒歩で約4分と至近距離にある同店に立ち寄り、最新のチラシをお受け取りください。

なお明日9日(月・成人の日)午後も鎌倉店の店頭でGRTを行う予定です。
ご支援、ヨロシクお願いいたします。


8日GRTの2ショット(速報)
8日(日)は低気圧の急接近により1時過ぎから降り始め、鎌倉ストアの店頭にセットされたタープは冷たい氷雨(ひさめ)に襲われ、やむなくGRTは店内で。

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  雨の若宮大路に翻る守る会ののぼり 
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  入口のボードには来店のお客様に17日の公聴会への参加を呼びかける掲示が

■お知らせ:パタゴニア鎌倉店への行き方
JR 横須賀線/江ノ電 鎌倉駅:徒歩5分
鎌倉駅東口改札前のロータリーを横切り、「日本料理 鯉之助」と洋菓子店「ニュージャーマン」の間の道を直進。突き当たりの若宮大路のT字路を右折し、由比ガ浜方面へ約200メートル直進。「ミスタードーナツ」の斜め向かいにある、白いタイル張りのビル内。

上郷開発NO! 年頭のご挨拶

        2017

    明けまして
 おめでとうございます



  ストップ!! 上郷開発計画
 瀬上沢の緑を守ろう!

 
          2017 元旦
   上郷開発から緑地を守る署名の会
      上郷・瀬上の自然を守る会



■お知らせ
1月17日(火)、栄公会堂で開かれる「上郷猿田都市計画提案」についての公聴会に向けて、
上郷・瀬上の自然を守る会&上郷開発から緑地を守る署名の会は新春初の街宣を行い、社会
経済情勢の変化に逆行する市街化調整区域における緑の環境破壊と私企業等による公聴会
ジャックNOをアピールします。乞う、ご声援!

 第1弾 1月14日(土) 午前11時~12時 於:JR港南台駅頭
 第2弾    15日(日)    同上 

 注:天候などにより時間変更または中止の場合があります。
   当ブログによる最新情報にご注目ください。 

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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