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上郷開発NO! 1・17公聴会に向けて

見て、聞いて、緑の環境破壊NO! パタゴニアが公聴会傍聴を呼びかけ

来週火曜に迫った「上郷猿田都市計画市素案」をめぐる横浜市の公聴会。
2015年6月に横浜市の都市計画提案評価委(座長は建築局長)が東急建設が主導する大規模な開発計画を「都市計画提案制度」による計画案として採択したことから、民間デベロッパーによる事業計画を市素案案→市素案→市原案へと“公共の衣”に模様替えして推進しようという流れの大きな節目のチェックポイントです。

これまで都市計画提案制度によって上郷開発のような民間ベースの開発事業が認可・推進された例はなく、横浜市がこのまま計画を推進すれば全国各地の市街化調整区域などの緑地開発に歯止めがかからなくなり、悪しき前例となります。

こうした中、わたしたちの活動の有力なパートナーの一つであるパタゴニアさんが、アウトドア派を主力?とするカスタマー宛にメッセージを発信し、上郷開発から緑地を守る運動への連帯を呼びかけています。

17日(火)の公聴会は賛成の立場からの公述7、反対の立場からの公述3などと、環境問題に関する市民の声を正しく反映するものとなっていませんが、傍聴を通じて上郷開発計画の問題点をつかみ、国の「国土利用計画」の新しい方向性にも逆行する緑の環境破壊NOの声を全市全国へ届けませんか。

以下、パタゴニアさんメールから。

お客様各位

パタゴニア日本支社は2017年1月17日(火)に神奈川エリア3店舗(横浜・関内、
ベイサイド・アウトレット、鎌倉)および東戸塚オフィスを17時にクローズし、
社員に対し「横浜市都市計画公聴会」に参加する機会を提供させていただきます。

お客様には営業時間の短縮によりご迷惑をお掛けしますことを心よりお詫び申し
上げます。

パタゴニアでは環境問題を解決するための様々な取り組みを行っています。日本
支社のある横浜市でも<認定NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金>と<上郷・
瀬上の自然を守る会>の2つの環境保護団体に支援を行っています。

1月17日(火)には、その2団体が保護活動を行っている横浜市に残された最大
規模の緑地の一部大きさ約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の大規模開発計
画に関して市民などの意見を聞いて開発の是非の参考にする「横浜市都市計画
公聴会」が横浜市栄公会堂の講堂で開かれます。

*公聴会はどなたでもご参加可能です。
開発計画について詳しく話を聞きたい方、関心をお持ちの方は以下をご覧くださ
い。

<これまでの背景>
現在、横浜市では都市計画市素案として緑地が存在する多くの地域に対し、開発
の計画が進められています。その中には、横浜市に残された希少な緑地である上
郷・瀬上沢緑地(横浜市栄区)を対象とした、住宅や商業・医療・福祉施設等を含む
大規模開発計画も含まれています。上郷・瀬上沢緑地の開発の対象となる希少な
緑地の大きさは約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)です。

上郷・瀬上沢緑地は横浜市最大のホタルの生息地であり、オオタカ、コサギ、カ
ワセミなどの野鳥たちや蝶、トンボなどの昆虫類など多様な生き物が暮らす大切
な自然環境であり、また、子供たちの遊び場として多くの人が親しむ、横浜市に
残された貴重な場所です。

これまで11万筆を超える緑地保全を望む署名がある一方で開発計画は進んでおり、
1月17日(火)の公聴会は緑地保全にとって重要な機会となります。

<参考ページ> *ブログ・HPのURL略
【上郷開発から緑地を守る署名の会】
【 上郷・瀬上の自然を守る会 】
http://segamizawa.blog54.fc2.com/

【 ホタルのふるさと瀬上沢基金 】
http://www.segamikikin.org/

【 都市計画市素案説明会のお知らせ 】

*公聴会とは?
国または地方公共団体などが、一般に影響するところの大きい重要な事項を決定
する際に、利害関係者・学識経験者から意見を聴く会です。
今回の場は横浜市内在住、在勤に関わらず、どなたでも傍聴(参加)できます。
関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。なお、傍聴席は先着順となります。

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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