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上郷開発NO! 「利便性向上」に異議あり―2

港南台医療モールの全要明らかに 横浜市は住宅過剰社会の現実直視を!

18日(土)の朝刊各紙。7月1日OPENをめざし建設が進む「港南台医療モール」の職員募集チラシが折り込まれ、その全要が明らかになりました。

img014_convert_20170222012305.jpg 港南台5丁目交差点側からの俯瞰図

モールの2~4階には6つの診療施設が入り、リウマチ科、内科、アレルギー科、循環器科、心臓血管外科、消化器内科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、綜合内科・在宅医療、小児科と診療科目は多彩。
しかも併設される「東海キッズケア」(定員641名)のキャッチコピーは「日本最大 病気のお子様一時お預かり施設」とあり、高齢化が進む港南台及び上郷エリアのシニア世代はもとよりいわゆる団塊ジュニアはじめ現役の子育て世代にとっても心強い施設です。


下の地図が示すように港南台医療モールの建設地は環状3号線と舞岡上郷線が交差する港南台5丁目交差点際で、上郷開発計画予定地の8区分された地区(街区)の中心であるA1・A2地区は文字通り目と鼻の先。
建築局長を座長とする横浜市の都市計画提案評価委員会が「まちづくりへの寄与」という土地利用方針についての評価項目必須の条件を充たす開発計画として掲げた「商業・医療・福祉施設」に先駆け、周辺住民待望の施設とも言えます。

市街化調整区域→市街化区域という区域区分変更、そして樹林地を破壊する大規模な宅地造成を是認する地区計画案採択の目玉企画?であった医療施設建設の必要性を根底から覆す港南台医療モールの誕生、また全国で800万戸以上にも及ぶ住宅過剰社会の到来という事実(ファクト)を横浜市は直視し、政策転換すべきではないでしょうか。

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駐車場入口の直ぐ先は市民に人気のソバ処「味奈登庵」

JR港南台駅から徒歩12分、榎戸バス停が目の前である上、「港南台駅から無料循環バス運行」とあります。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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