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2017ホタル観賞ナイト:速報

ホタル、順調に増えています 雨不足が原因か昨年に比べまだ少数2ケタ台

お待たせしました。
ようやく瀬上沢でホタルと出会える季節がきました。
ただし昨年の同時期のブログをご覧いただくと驚くのですが、今年は真夏日の訪れが早い一方、降雨量が少ないためか感動シーンは週末以降? 今朝、瀬上沢通信員から届いた「2017ホタル観賞ナイト:速報」→5月30日(火)夜の瀬上沢の状況をお伝えします。

ホタルの出具合は、26日以来、順調に増えているようです。
30日の様子は、
 横浜栄高校下から右手の横堰の間で約20頭
 同高校下から左手、瀬上池方面に向かう田んぼまでの間、ちらほら
 横浜雙葉学園の田んぼの下で約30頭
 池の下広場は全く観察できず

――で、最盛期のホタルの幻想的な遊弋(ゆうよく)、群舞を知る者にはやや不満足でしたが、初めての人には十分感動を与える数でした。
あと一雨ほしいところですが、今週末には相当な数になろうかと思われます。

参考:2016の速報から
29日(日)、瀬上沢小川アメニティ周辺のホタルの様子を見にいってきた守る会の会員からレポートが届きました。
土地の古老?からの口コミ情報を得て、同日午後7時から8時半過ぎにかけてホタルを見に行ったところ、すでに200~300頭(匹)ぐらいが乱舞していたそうです。しかし、ホタル観賞に来ている人はまだ50人から100人ぐらいと少なかったようです。



上郷開発NO! 5月街宣レポート

ホタルのシーズン目前に反対意見次々と 27日、開発計画案強行に向けて反撃の備え

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27日の街宣は気温が上がったものの、さわやかな風が吹きわたる
なか、多くの方からご支援の言葉をいただきました。

 日時:5月27日(土)10:50~12:15
 場所:港南台バーズ前
 参加:8名
 アンケートに応じて意見発信された方:50名

いよいよ開発の是非が今年末~来年3月に決せられる状況になり、
また、夏頃には開発計画案の公表と、この案に対する市民意見の
募集が始まる見通しであることを伝え、緑地保全に関しアンケート
形式で皆さんの意見を募りました。

既に開発反対・緑地の全面保全を求める署名を済まされている方も
多いなか、新たな反対意見の発信ということで積極的にアンケートに
応じていただきました。
なお50名の方の住所の内訳は、港南台駅前という土地柄、港南区、
栄区、磯子区の順で多く、市外は横須賀市1名でした。

守る会:5月街宣チラシ表面

2017年5月後半ちらし -表面

同:裏面

2017年5月後半ちらし 裏面-


追記:ホタル観賞シーズン近づく! *瀬上沢通信員だより速報

例年通り6月初旬~中旬が観賞シーズン?
   ホタルイラスト ホタルイラスト


26日(金)夜、今年のホタルの出具合を見に行ってきました。
栄高校下から瀬上池にかけて上流は、1匹も見ることができませんでした。
横堰の少し下流で止まっているもの1匹、その少し下の明るい
街灯の下で健気に飛翔している1匹、それからさらに歩を進めて山手学院入り口の
押切橋よりはるか下流で1匹という結果でした。

注:このところの夏日の連続で例年より幾分早く孵化が進むのではという期待も
あったのですが。気温は高かったものの雨が非常に少なかったので26日夜半の雨で
一気に出始めたかも? が、あいにく27日(土)夜の状況は未確認です。(編集部)

なおホタル観賞でお出かけの際の注意事項などは近日中に発信予定です。
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瀬上沢現地の素晴らしさを実体験するため「百聞は一見に如(し)かず」、
幻想的なホタルの遊弋(ゆうよく)は最高最適なファクトなのですが、近年は
観賞に訪れる市民も多く、自然との共生のための心得(マナー)が必要なの
ですね。

上郷開発NO! 緊急アクション2:速報

真夏?の由比ガ浜でアピール 
21日、鎌人いち場、大賑わいでした

朝から抜けるような晴天と真夏日の予感(予想)に恵まれ、鎌倉・由比ガ浜の海浜公園には朝9時の開店前から様々な市民活動グループの出店・出展が相次ぎ、守る会も先週14日(日)の「プチロックフェスタ」に続きパタゴニア鎌倉ストアのスタッフ有志の皆さんのサポートを得て、ブースを拠点に横浜市による上郷開発計画の撤回を求める活動への支援をアピール、多くの賛同署名をいただきました。

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 海からの爽やかな汐風を背に瀬上沢をガイド
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 出展準備完了頃から気温も人出もグングン上り…
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 ブース前はまるで“由比ガ浜銀座”のような賑わいでした

上郷開発NO! 緊急アクション2/予告篇(補訂2)

緊急アクション、再び鎌倉へ  
21日(日)、由比ガ浜で会いましょう!

守る会の街宣チームは21日(日)、緊急アクションの第2波として14日の「プチロックフェスタ」に引き続き鎌倉・由比ガ浜の海浜公園で開かれる「第16回 鎌人いち場(かまんどいちば)」に出展、横浜最後の大自然の保全を訴えます。

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鎌人(かまんど)とは……鎌倉が好きな人・鎌倉を創る(つくる)人。
この「コミュニティ・マーケット」は2009年に鎌倉NPOセンターの10周年記念事業として始まったもので、鎌倉でさまざまな活動を続ける市民運動グループやNPOなどが初夏・秋の年2回、爽やかな海辺の公園に集い交流と交易(マーケット)を行うもので、今回で16回目。 (午前9時~午後4時まで)

「上郷・瀬上の自然を守る会」は12年5月に開かれた第7回を皮切りに、翌13年の第9回はじめ環境保護運動団体として「知る場」ゾーンにブースを出典、鎌倉アルプスでつながる横浜・上郷の開発に反対する署名を呼びかけてきました。

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目下の気象予報によれば21日は初夏の日差しに恵まれるはず。
ジャムプラザはじめイベントも盛りだくさんなので、爽やかな汐風にたなびく「瀬上沢の緑を守ろう」の旗を目印に、ぜひ守る会のブースをお訪ねください。
なお海浜公園へは以下のマップで。
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鎌倉アルプスから上郷・瀬上へ(追記)
今週末は全国的に気温が急上昇し各地で30°近い夏日を観測するかも……。
というわけで21日に「鎌人いち場」を訪れる方はきっと薫風&汐風の爽やかさを満喫することでしょう。
で、ぜひ早い機会に上郷・瀬上を訪れ、私たちの訴えのファクト(事実)を実体験してほしいのですね。

例年、2週間後の6月上旬には瀬上沢はホタルの季節を迎えます。
まだ最新情報は未確認なのですが、今年はもう少しホタル飛翔のピークが早まるかもしれません。

さて、ここで鎌倉アルプスでつながる鎌倉と横浜・上郷(横浜市に編入される前、旧戸塚区は鎌倉郡でした)の深~い縁(えにし)をわかりやすく示すハイキング・マップをご紹介します。

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JR港南台駅から瀬上市民の森~大丸山(おおまるやま)~天園(てんえん)を経て、マップの下方の建長寺、瑞泉寺、鎌倉宮方面まで3時間足らず。初夏、逆コースもまた楽しい森林浴ハイキングはいかがでしょうか?
「横浜市内とは思えないほど深い森が広がり……鳥のさえずりや植物観察を楽しみながら歩きたい」、と記してあるのですね。
 *出典:「横浜と鎌倉をつなぐ緑のまち さかえ ku さんぽ」(横浜市栄区発行)

なおハイキングにお出かけの際は横浜市のHPから「円海山周辺マップ」をダウンロードするとわかりやすいかも。

■鎌倉と上郷:(追記の追記 5/20)
横浜都心の関内から上大岡~日野~七曲り~公田(くでん)を経て鎌倉市に至る道が「鎌倉街道」の一つであることは知っていても、鎌倉と上郷の深~い関係については考えたことがない市民も多いはずなので、栄区のHPから上郷町の由来を引用します。

上郷町(かみごうちよう) [昭和14年4月1日設置]
昭和14年の横浜市編入の際、鎌倉郡本郷村大字上野から新設された町です。昭和61年11月3日の行政区再編成に伴い、(旧)戸塚区から編入されました。古くは鎌倉郡上野村(上之村と書いたものも多い)といい、本郷六か村の上の方にありました。明治22年の市町村制施行の際、鍛冶ケ谷村、中野村、公田村、桂村、小菅ケ谷村、笠間村と合併して本郷村大字上野となりました。町名は「上野町」が既に中区にあるため、旧村名「上野村」の「上」と前村名「本郷村」の「郷」を結び付けて「上郷」と名付けられました。町内の北東側外周をいたち川が流れ、環状4号が通っています。町内に上郷・森の家、瀬上市民の森、自然観察の森、証菩提寺(しょうぼだいじ)、はたおり地蔵がある桂山公園(こどもログハウス・ロッキーがあります)、横浜霊園、鎌倉カントリークラブなど、町の周辺に自然が多く残っています。

上郷開発NO! 緊急アクション・レポート

緊急アクション、由比ガ浜へ
14日、鎌倉プチロックフェスタに出展しました

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 image_convert_20170516015532.jpg 実行委のHPから

14日(日)、守る会の街宣チームは「SAVE SEGAMI緊急アクション」の一環として、鎌倉海浜公園で開かれた第3回「鎌倉プチロックフェスティバル」に出展、11時から16時まで鎌倉アルプスを越えれば直ぐ隣町(笑)である横浜・上郷の里山「瀬上沢」の緑地保全をアピールしました。

IMG_2344_convert_20170516015349.jpg 演奏中は手持ち無沙汰でしたが

ブースには守る会、基金に加えパタゴニアさんからも鎌倉ストアのスタッフがサポーターとして駆けつけ計9名の参加で、サインアップフォームに約200枚の署名を得ました。

この日のプチロックフェスタは、天気も照りすぎず汐風の心地よい快適な一日。
「馴染みのない音楽の大音響を心配していましたが、アンプを使用しない生の演奏で、音楽もジャズにリズムをうんと効かしたようなもので、違和感は全く感じず、むしろ快く響きました。」とのレポートが街宣チームから届きました。

■解説:「鎌倉プチロックフェスティバル」(実行委HPから抜粋)
「鎌倉プチロックフェスティバル」とは、2014年から始まった”電気を使わない屋外ライブ音楽祭”です。

ブランド化、キャラクター化された消費文化としての音楽ではなく、音楽そのものをもっと純粋に身近に体験できる場所を作り、たくさんの人に音楽に対する興味を深めてほしいという想いから生まれた企画です。

このフェスでは多数のアーティストがそれぞれのサイトで同時にオンプラグドライブを行います。電気を使わないのは、省エネ等の理由からではなく、有名無名を問わず、良い演奏をできるだけ近くで聴いてもらいたいからです。音楽職人たちの技や手元をまじかで見てほしいのです。ステージや柵などがないのは、聴こえなくても自分から聴こえるところまで近づいて感じてほしいからです。

入場無料なので、お散歩中の地元の人や、音楽好きの人、観光で来ている人、子供たちなど、どんな人でも気軽に立ち寄って生の音楽を楽しめます。



「緊急アクション」のお知らせ

Save! SEGAMI 新たなWebサイトを大きく育ててください

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5月8日、薫風に乗って新たなWebサイト「Save SEGAMI」がスタートしました。
上郷開発に反対し緑地の保全へ向け活動を続けてきた「上郷・瀬上の自然を守る会」と「認定NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金」が、この年末に迫るタイムリミット※へ向けて活動の強化を目的として合同で制作、運営を行っています。

横浜市&東急建設による上郷開発計画推進の動きをチェックし、円海山・鎌倉アルプスに連なる瀬上沢の豊かな自然を市民共有の自然遺産として残し、愛し、次の世代に伝えるため、さまざまな活動や情報を伝えていきます。
ぜひ、この新たなWebサイトに注目、大きく育ててください。
 ⇒Save SEGAMI 緊急アクション⇐左をクリックしてください!

 ※本年12月開催予定の横浜市都市計画審議会で開発計画案の承認が行われようとしています。

上郷開発NO! 5月GW特別アピール

街で山で、瀬上のみどり保全に賛同の声 
GWの鎌倉&横浜:特別街宣レポート


気象情報によれば、横浜・東京地方は該当しなかったものの、 7(日)正午までに全国の気象台など59地点中、44地点で黄砂を観測。40地点以上は、2011年以来、6年ぶりのこととか。
う~ん、嫌(いや)ですねえ。これから当分、洗濯ものを戸外で干すことに注意が必要なようです。

さて、やや不安定な気圧の影響で突然の降雨にたたられたところもあったようですが、関東地方ではおおむね天候に恵まれたGW(ゴールデンウイーク)の連休を、各人各様にお過ごしになったことと思います。

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 店頭で海からの風になびくのぼり旗

3日、パタゴニア鎌倉ストア店頭でGRT
行楽地からのUターンラッシュで、昨日今日と相変わらず首都圏に向かう高速道路では大渋滞が報じられていますが、そんな車や人の暑苦しい流れとはやや異なり、爽やかな鎌倉アルプスからの薫風と由比ガ浜からの汐風が交差する若宮大路に面したパタゴニア鎌倉ストアの店頭をお借りし、憲法記念日の5月3日(水)、グラスルーツテーブル(略してGRT、草の根の活動)を行いました。

イギリスで始まったナショナル・トラスト運動。その日本での発祥の地である鎌倉という土地柄に加え、環境保護活動への全社的・持続的な取り組みで知られるアウトドア・ギアの老舗パタゴニアの店先という好立地で、自然保護への意識の高いユーザーが多いうえ、過去に数回のGRTを行っているので上郷開発問題への認知度が高く、しかもこの日は冷たい氷雨にたたられた前回1月8日とは打って変わった晴天に恵まれ、チラシに目を通し、その後の進展について問いかける人が多くありました。

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 緑地保全の署名は既にいただいている方が殆どで、新たな賛同
 署名は50筆程度でしたが、ご支援の広がりを実感しました。

4日、鎌倉アルプスでも緑地破壊NOの声あいつぐ
また翌4日(木、みどりの日)は鎌倉アルプスのハイキングコースの沿道でアピールを行い、これまた多くのカップルや家族連れのハイカーなどから、121筆もの賛同署名をいただきました。

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自然愛好家のハイカーのことであり、日々のメディアの報道などで過疎高齢化が実感されるところに、「なぜ大規模な緑地破壊を行って不要不急な開発をするのか?」が異口同音の意見でした。

注:写真は4月2日(日)のもので、5月4日は絶好のハイキング日和で、半袖が主流でした。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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