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上郷開発NO! 「大桑新聞」批判、その前に…

市長相手にガセネタ?で質疑 2月の市会本会議で開発反対の公述を誹謗!

「大桑新聞」における上郷開発関連の発言は誤解と偏見に基づく賛成論の連発。前号178号(9月号)でも開発賛成の立場からの持論を掲載しているのですが、その内容的批判に加えて、議員活動の本分ともいうべき市会におけるフェイクニュース(偽情報)の垂れ流しの実例に触れておきます。

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 資料:大桑新聞178号2面に載った上郷開発賛成論

大桑正貴議員は本年2月24日に開かれた市会の平成29年第1回定例会における予算関連質疑において、「公聴会ではあたかも上郷町猿田地区の開発により全ての樹木がなくなってしまう、ホタルが生息している自然環境がなくなってしまうと誤解されるような発言もあったと聞いておりますので、今後、この計画内容について正確に周知するよう要望いたします。」と林市長に対して述べています。

本ブログでもレポート済みのように1月17日に栄公会堂で開かれた公聴会当日の公述人は11名。そのうち賛成5、反対6の意見が述べられているのですが、このうち開発反対の公述をした6名のうち誰がそのような「誤解を招くような言辞」を弄したのでしょうか。

公聴会を主催した都市計画課のHPには、公聴会における「公述意見の要旨と市の考え方」が記載されているのですが、大桑議員が指摘するような極端な発言は見当たらないのですね。

しかも上の大桑発言は“伝聞”によるもの。大桑議員はなぜこの日の公聴会に参加しなかったのでしょうか。
ガセネタ?に基づき市会本会議の場で公述人の意見を批判し「この計画内容について正確に周知するよう市当局に要望」する前に、まず虚偽の伝聞に基づき市長相手に質疑を行ったことへの反省を明らかにすべきではないでしょうか。

*ちなみに同議員の公式ウエブサイトの近況報告コーナーから1月17日(火)の行動を拾ってみると、「今日は栄区体育協会の新春の集いがあり地球市民プラザのメルヘンに行ってきました。多くの方に挨拶ができ、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。」とあるだけ。あるいは公聴会開催と同時刻にどこかの駅頭で大桑新聞を配布中?(翌18日の朝は港南台駅前。フェイスブックに「おはようございます! 今朝は港南台駅に大桑新聞を配りにきています。空には少し雲もありますが、晴れそうです。」との書き込みがありました)
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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