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上郷開発NO! 2月街宣活動レポート

林市長は「安心・安全」最優先へ政策転換を!
市会への「請願」、国会での「質問書」が問う上郷開発の問題点

都計審における森地茂会長による強引(アンフェア?)な計画案採決⇒可決によって開発の危機に直面する上郷開発問題。
社会経済情勢の変化をふまえ、横浜の未来、とりわけ市民生活の安心・安全を最優先するなら、いわくつきの谷戸地での大規模宅地造成へのGOサインは横浜市政に大きな汚点を残すこと必至ではないか?

横浜市会への請願書提出(2月9日)に続き、15日には衆議院の早稲田夕季議員(神奈川4区、立憲民主)による政府への質問主意書提出など、新たな動きが始まる中、昨24日、守る会・署名の会は港南台駅頭において上郷開発問題が置かれた最新の状況について街宣活動を行い、林市長の政策転換を訴えました。

 2018022610030000_convert_20180226101800.jpg 寒さに負けないシニア・パワーで

以下、当日配布のチラシ及び両会世話人会によるレポートを。


■資料:守る会2月街宣チラシ1面

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■同2面

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■世話人会レポート
 
上郷・瀬上の自然を守る会      会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様

今日は、天気が持ち直して人出が結構あり、添付のチラシを多くの人に受け
取っていただきました。

反応は、先日の都計審の結果の報道で開発が決定したと受け止めている人、
逆に、今できる署名などないのか尋ねる人、積極的チラシをに受け取る人など
多数で関心の高いことがうかがえました。

 日時:2月24日(土)  11時~12時
 場所:港南台バーズ前
 参加:8名 チラシ約300枚を配付
 カンパ:1000円

開発計画のこの局面を迎え、市議会への請願書提出という、これまでの
切り口とは趣を変えた私たちの行動についてスピーカ―を通じお知らせ
するとともに、引き続いてのご支援を訴えました。

横浜市に対しては、これまで開発に伴う軟弱地盤帯への宅地造成による
地滑り・液状化などの自然災害の発生や、雨水流出量の増加による水害の
増大などの重要で切実な問題に関し、将来長期間にわたっての「市民の
安全・安心」の保証という観点から、陳情・質問を繰り返し行ってきましたが
「法令に基づいて施工を指導」という回答しか返ってこず、横浜市は開発
ありきの姿勢を変えていません。

そこで、市民を代表して行政の諸施策をチェックする役割を負託されている
市議会に請願書を提出し、市議会から横浜市に対し「市民の安全の保証に
ついて慎重に検証すること」を要請するよう求めたわけです。
請願は議決を伴うものであり、横浜市会が妥協を許されない市民の安全の
確保という訴えに対し、どのような判断を示すか見守っていきたいと思います。

同時に、国政のレベルでもこの横浜市の開発の是非を問う「質問主意書」が
提出されており、政府からの回答は今月末に予定されています。

この開発計画は、国の国土利用計画の「自然災害の未然防止」という重点
方針に全く逆行しており、国政レベルの関与が引き続き行われるよう働き
かけていく所存です。

両会世話人一同

上郷開発NO! 横浜市の「手法」に異議あり

早稲田夕季議員、政府に上郷開発の問題点を質す  
2月15日、大島衆院議長に「質問主意書」を提出

昨年12月20日、署名の会&守る会の両代表世話人は衆院第2議員会館に地元4区選出の早稲田夕季議員を訪ね、上郷瀬上開発問題についての横浜市の対応の問題点を説明するとともに国交省都市計画課の担当係官から国としての考えについて問いただしましたが、このほど早稲田議員から、開会中の第196国会において2月15日付けで大島衆院議長宛てに「質問主意書」を提出したとの連絡が届きました。

 _convert_20180220092327.jpg 早稲田夕季議員(HPから)

議長から政府に対して質問書が送付されれば、早ければ今週中にも政府(国交省)からこの問題に関する国としての見解・対応が答弁書の形で届けられることになります。

1月の都市計画審議会における森地会長による強引(アンフェア?)な計画案採決→可決によって岐路に立つ上郷開発問題。
私たちは横浜市会への請願書提出等によって林市政の政策転換を求めていますが、社会の流れに逆行、今年度末にも都市計画提案制度による大規模開発計画にGOサインを出すことを目論む横浜市の異例の手法が国政の場でも問われることになり、横浜市とりわけ建築局の対応が注目されます。


質問主意書:P1
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質問主意書:P2
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質問主意書:P3
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質問主意書:P4
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■注1:質問主意書 国会法の規定に基づき国会議員が内閣に対し質問する際の文書。内閣は回答義務と答弁に対して閣議決定する義務を負わされる。議長に提出され承認を受けた質問主意書は内閣に送られ、内閣は7日以内に文書(答弁書)によって答弁するか、期間内に答弁できない場合はその理由と答弁できる期限を通知することになっている。
■注2:衆院神奈川4区 衆議院神奈川第4選挙区(定数1)は鎌倉市、栄区、逗子市、葉山町からなり、先の衆院選で早稲田夕季候補(立憲民主党)が他の3人の有力候補を破り初当選した。なお早稲田議員は衆院の国土交通委員会および災害対策特別委員会に所属。



上郷開発NO! 問われる市会のチェック機能

安心安全問題、厳しい検証を 9日、市会議長に緊急請願書を提出

2月9日(金)、署名の会・守る会は新年度予算等を審議する横浜市会の30年第1回定例会に向け、上郷開発予定地の安心・安全面に関する要望をまとめた請願書を松本研議長宛てに提出しました。

議会局での提出後、市政記者クラブで行われた記者会見には加盟各社のうち朝日・東京・神奈川の各紙に加えTVKが参加、TVKは早速夜のニュースで報道、また神奈川新聞も10日の朝刊でこの動きを報じました。

なお記者会見では請願の内容に加え、1月の都計審で開発計画案を異例の挙手による採決で可決した森地茂会長のプロフィールを紹介したブログの記事、また昨年末に両会が市会議長及び都計審会長宛てに提出した要望書に関連して2月6日付けで行われた情報開示請求の写しを報道各社に配布し、都計審のあり方についても疑問を投げかけました。
 神奈川新聞 2018年2月10日

今回の請願は、市民を代表して行政の施策をチェックする役割を負託された市会が、軟弱地盤への大規模な宅地造成に伴う「市民の安全・安心の保証」について市長に対し十分検証するよう要請することを求めたもの。

1月の都計審の審議でも開発計画そのものの妥当性を疑問視する意見が複数の委員から投げかけられており、「バランスが取れた、地域の利便性向上に資する計画である」という市民不在の解釈から、都市計画提案制度を悪用?する形で国の国土利用計画の新しい方向性に逆行する開発計画案の容認に突き進もうとしている横浜市に対して、市会がどのような判断を下すか、また市長が市会からの要請を受けた場合どのような対応を取るか、引き続き厳しいチェック必至です。

9日夜、TVKが夜のニュースで報道
横浜市栄区 上郷猿田地区の開発で市民団体が請願 18/2/9(金)17:51
横浜市栄区にある上郷猿田地区の開発計画をめぐり、地域に住む市民らで作る団体が、市議会に対して市に十分な検証を行うよう求めることを要請する請願書を提出しました。上郷猿田地区では、いまは緑地の場所に民間の開発業者が住宅などを建てる都市計画案が検討されていて、一部の地域住民がこれに反対してます。

計画に反対する市民団体が「計画は市民の安全、安心を保障していない」などとして、市に対し十分な検討を求めるよう要望する請願書を市議会に提出しました。 団体は、「この地区は地盤が弱く、宅地造成には不適切で、いまの法律の基準では将来の安全を担保できない」などと主張しています。 一方で、この土地の地権者でつくる団体は開発に賛成していて、市には慎重な判断が求められます。

TVKニュース動画 http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-3169.php

なお今回の請願に当たっては長年環境問題・教育問題はじめ市民目線で活躍してこられた白井正子(港北)・井上さくら(鶴見)両議員に紹介議員となっていただきました。

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市会への請願書の全文 


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 請願-3_convert_20180212091214

添付資料1

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添付資料3
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添付資料4

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添付資料5

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■記者会見資料1:森地都計審会長のプロフィール *東急電鉄社長懇話会メンバーに注目!

森地会長のこと-1

森地会長のこと-2
森地会長のこと-3


■記者会見資料2:林市長への2・6情報開示請求書

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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