上郷開発NO! 3月街宣レポート
引き続き市政の看視を 24日、「開発の危機」の現段階をアピール
少子高齢化による人口減、全国的に深刻化する空き家の増大、郊外から都心部への人口回帰、異常気象による土砂災害の頻発等々、私たちの暮らしをとりまく社会経済情勢の変化や自然の猛威に目を背け、目先の開発利益を追求する上郷開発計画――。
既に陳腐化し周回遅れとの批判もある旧来型の大規模開発計画を推し進めようとする建築行政をこのまま放置していいのか。
氷雨から一転、春の陽気が戻り買い物や行楽などの人出で賑わいを増した港南台駅頭で、市長による告示、市会における請願審査の状況等についてアピールしました。以下、会員宛ての当日レポートから。
やや風が強かったので横断幕は新方式で
上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
日時:3月24日(土) 11:15~12:15
場所:港南台バーズ前
参加:6名 チラシ約300枚を配付
横浜市から15日に上郷開発に関する「告示」が出されたこともあり、
開発が認可されたように受け取る市民からの質問もあったので、
スピーカーを通じて次の通り発信しました。
・市の都市計画案を都市計画として決定したという告示であり
・今後、東急建設が開発の申請を行い
・横浜市が申請内容を吟味して認可するか否か決定するので
現段階ではまだ開発そのものが認可されたわけではない。
また、23日の市会本会議で私たちが提出した「開発に関し、市民の
安全・安心の保証を求めた請願」が否決されたことについて
・市自らが「あなたの土地は大規模盛土造成地ではありませんか?」
と市民に呼びかけ、警告するリ-フレットを配布しているが
・上郷開発計画地は、市全体で3271カ所ある大規模盛土造成地の
一つに含まれており、市街地開発には適さない立地条件であり
・この開発では、その上に最大で14mの谷埋め盛り土を重ねる計画。
・同リーフレットには、「造成地が必ずしも危険ではない」ことを説明し
ながら「造成地は元の状態が保たれていれば、地震時にも被害が
軽減する効果が期待できると言われている。」と記してあり、長期に
わたっての安全性の保証が非常に難しいことを如実に物語っている。
・国の国土利用計画の自然災害の未然防止という重要方針に全く逆
行してまでの、この問題のある土地への横浜市の新たな開発計画に
ついて、市民の安全・安心の保証に問題があると市議会に請願という
形で訴えたが、いとも簡単に否決された。
・市民の代表として、行政のあり方をチェックすることを負託された
議会がこれでは、期待外れである。
・この開発においては、国政と同じで市民の意志と行政・市議会の
あり方との間に大きな食い違いが発生している。
両会世話人一同
■資料:守る会3月街宣チラシ1面

■同 2面

注:経費節減のため実際に配布したチラシはリソグラフ印刷によるモノクロ版です。
少子高齢化による人口減、全国的に深刻化する空き家の増大、郊外から都心部への人口回帰、異常気象による土砂災害の頻発等々、私たちの暮らしをとりまく社会経済情勢の変化や自然の猛威に目を背け、目先の開発利益を追求する上郷開発計画――。
既に陳腐化し周回遅れとの批判もある旧来型の大規模開発計画を推し進めようとする建築行政をこのまま放置していいのか。
氷雨から一転、春の陽気が戻り買い物や行楽などの人出で賑わいを増した港南台駅頭で、市長による告示、市会における請願審査の状況等についてアピールしました。以下、会員宛ての当日レポートから。

上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
日時:3月24日(土) 11:15~12:15
場所:港南台バーズ前
参加:6名 チラシ約300枚を配付
横浜市から15日に上郷開発に関する「告示」が出されたこともあり、
開発が認可されたように受け取る市民からの質問もあったので、
スピーカーを通じて次の通り発信しました。
・市の都市計画案を都市計画として決定したという告示であり
・今後、東急建設が開発の申請を行い
・横浜市が申請内容を吟味して認可するか否か決定するので
現段階ではまだ開発そのものが認可されたわけではない。
また、23日の市会本会議で私たちが提出した「開発に関し、市民の
安全・安心の保証を求めた請願」が否決されたことについて
・市自らが「あなたの土地は大規模盛土造成地ではありませんか?」
と市民に呼びかけ、警告するリ-フレットを配布しているが
・上郷開発計画地は、市全体で3271カ所ある大規模盛土造成地の
一つに含まれており、市街地開発には適さない立地条件であり
・この開発では、その上に最大で14mの谷埋め盛り土を重ねる計画。
・同リーフレットには、「造成地が必ずしも危険ではない」ことを説明し
ながら「造成地は元の状態が保たれていれば、地震時にも被害が
軽減する効果が期待できると言われている。」と記してあり、長期に
わたっての安全性の保証が非常に難しいことを如実に物語っている。
・国の国土利用計画の自然災害の未然防止という重要方針に全く逆
行してまでの、この問題のある土地への横浜市の新たな開発計画に
ついて、市民の安全・安心の保証に問題があると市議会に請願という
形で訴えたが、いとも簡単に否決された。
・市民の代表として、行政のあり方をチェックすることを負託された
議会がこれでは、期待外れである。
・この開発においては、国政と同じで市民の意志と行政・市議会の
あり方との間に大きな食い違いが発生している。
両会世話人一同
■資料:守る会3月街宣チラシ1面

■同 2面

注:経費節減のため実際に配布したチラシはリソグラフ印刷によるモノクロ版です。