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上郷開発NO! 5月街宣レポート

緑地破壊の上郷開発 根拠ナシ 地盤災害の恐れあり

2018ホタル観賞シーズンを迎え、守る会&署名の会は26日(土)、時代の流れに逆行する上郷開発計画の撤回を求める街宣活動を活動のベースキャンプともいうべき港南台駅頭で行い、あらためて瀬上沢緑地の自然環境を激変させる大規模な谷埋め盛土造成工事による大規模な宅地造成事業の中止をアピールしました。

以下、世話人会の両会員宛てレポートと、同日の夜、瀬上沢現地で行ったホタル観賞の市民向けアピール行動の報告を。

反響良好 5名参加、チラシ300枚配布
今日の街宣についてご報告します。
 日時:5月26日(土)11時~12時
 場所:港南台バーズ前
 参加5名 チラシ配付約300枚

爽やかで人出も多く、いつもより少ない5名の参加で
300枚のチラシを受け取っていただきました。

瀬上沢の平年より1週間程度早いホタル発生と
開発地におけるホタル絶滅の危機や、横浜市が都市計画の
目標年=2025年において横浜市の人口が1万人減ると
予測しているにもかかわらず、緑地を壊して新たな
市街地をつくるという矛盾についてマイクで発信しました。

両会世話人一同


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高校下~瀬上池の間で99頭 発生状況に異変?/26日夜
昨夕は、ホタルの今季の手始めとして19:30から横浜栄高校下の瀬上沢入口でチラシを約100枚を配布しました。
街宣と異なり、チラシを手渡すときにホタル情報や開発事業計画の状況を伝えることができ、相手も関心を持って聞いてくれ、よい反応を得ました。

1時間で訪れた人は約150人で、やはり地元の人が多く、横堰方面からの人が3分の2以上でした。
6月1~3日と8~10日の週末、大勢の観賞者が訪れると思われるので、チラシを配りながら、この有効な情報発信をするつもりです。

なおホタルは横堰から高校下の間は、依然として発生が少なく数匹程度で、高校下~瀬上池の間では、実際にカウントした人が99頭だったと言っていました。


■資料:守る会街宣チラシ1面

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■ 同2面

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注:街頭で配布するチラシは経費節減のためリソグラフによるモノクロ(単色)印刷です。

2018瀬上沢ホタル観賞ナイト:速報ー2

早くもそこここで飛翔 ホタル月夜 瀬上沢通信員:25日ナイト便

今夕もホタルの偵察をしてきました。
舞上線から栄高校下で5頭、栄高校から3軒家で数頭、
アメニティに入って鉄塔までで数十頭、それから田んぼ
間で数頭、田んぼから池の下で50頭と増えていました。

いつも早く出る横堰から高校下や鉄塔から田んぼまでの
間など、どういうわけか少なくなっています。

月が大きくなり、明るさが観賞を相当邪魔をするようにな
ってきました。あと5日ばかり月は明るくなるばかりですが、
31日あたりから月の出が遅くなり解消されそうです。

また、池の下の親子連れから昨年訪れた小網代の様子を
聞きました。結論として瀬上沢の方が下記の理由で格段と
よいとのことでした。
・小網代は開放期間が1週間で、宣伝も行き届いており、
 散策路も狭いこともあって、混雑ぶりが凄まじい。
・ホタルがいるところと散策路が離れており、瀬上の
 ように間近な観賞・接触ができない。
・散策路が懐中電灯を使わざるを得ないような状況で、
 皆が照らす灯りが観賞の邪魔になる。

2018瀬上沢ホタル観賞ナイト:速報ー1(補訂版)

ホタルのシーズン始まりました 瀬上沢通信員便りから

「小網代の森」のホタルシーズン到来のニュースに次いで、今や大規模な宅地開発の危機に直面している瀬上沢緑地の状況は? 22日夜、瀬上沢通信員から待ちに待った現地レポート第1報が届きました。

ホタル偵察に行ってきました。
会った人の話では、今年はやはりホタルの発生が早く、初見は
5月11日に中野地域ケアプラザ裏で3頭とのこと。

今夕は、ケアプラザ裏から「はま寿司」上郷店裏にかけて10頭、
山手学院入り口の押切橋の下流で10頭、上郷アスレチック横で
数頭、そこから上流の3軒家の上までは皆無。

そして意外にも瀬上沢小川アメニティ沿い、雙葉(ふたば)学園の
田んぼまでの間で10数頭という状況でした。

近年、下流部と瀬上池までの発生の時間差は、出始めると少なく
なっている傾向です。

予報によれば、23日の午後から天気が崩れ、一転、気温も下がるようです。
23日以降の雨と気温の乱高下の状況にも左右されますが、「ピークは6月の最初の土日あたりと見込まれる」と言うのが、長年、横浜第2の主峰である円海山麓に連なる瀬上沢緑地一帯をくまなく散策し、今や土地の古老とも見まがう存在?となったⅠさんの見立て。

なおちなみに、ホタル観賞と切っても切れない関係にある日没後の夜の闇。国立天文台暦計算室の暦によれば、ホタル遊弋(ゆうよく)のピーク時に向けた横浜地方の月の出&日の入りの時刻は次の通りです。

 003_convert_20170610003043_201805230050142cb.jpg 瀬上沢の月の出

    月の出                     日の入り
  28日(月) 17:26              18:48
  29日(火) 18:24 望月(十五夜)      18:49
  30日(水) 19:20 十六夜          18:50
  31日(木) 20:13              18:50 
6月
   1日(金) 21:02              18:51
   2日(土) 21:49              18:52
   3日(日) 22:31              18:52
注:写真は昨年6月9日の夜、瀬上池に至る途中で山の端から上がる月

■追記 24日16:30
23日夜からの本格的降雨と24日の気温上昇で、一気にホタルの発生環境が好転しました。週末からのお出かけ検討に向けて「観賞時のマナー」などについてまとめてみました。
 ≪ホタル観賞の心得≫ 
 1 天気の良い、蒸す日がお勧め。
 2 時間は、午後7時30分頃から午後8時30分頃が見頃。
 3 瀬上沢小川アメニティ沿いの道は暗いので足下に注意をして歩くこと。
 4 安全確保のために道路や通路を外れたり林の中に立ち入らないこと。
 5 ホタル観賞場所など人の多くいる場所は禁煙で。
 6 ホタル発生場所では懐中電灯やスマートフォンなど光を発するものは使用しない。
 7 ホタルを捕ることは厳禁。また現地では殺虫剤なども使用不可です。
 8 棒や傘などを振り回し、ホタルを傷つけないこと。
なお混雑時、①ワンちゃんを連れての観賞や②三脚を使用しての写真及び動画の撮影は避けたいですね。


注:県立「四季の森公園」のWEBサイトなどを参考にまとめました。
  ⇒四季の森は緑区/JR横浜線&地下鉄グリーンライン中山駅下車15分

2018瀬上沢ホタル観賞ナイト:速報-00

ホタル観賞ナイト近づきました  発生のピーク、昨年より早まる見込み

いよいよホタルの観賞シーズン到来! 
例年通り6月初旬~中旬が見頃と思いつつ、今年は春先からの異常気象のためホタルの動きも早いのでは……と第一報(速報)に向け瀬上沢通信員のⅠさんからの近況レポートを待ちわびていた矢先、今日の朝日新聞の横浜版に「24日からホタル観察会」という見出しの小さな記事。

三浦半島の突端近く、相模湾に面した「小網代(こあじろ)の森」のホタル観察会のことが報じられています。
今週末24日(木)~6月3日(日)まで森の夜間開放を行うそうですので、横浜市内はもとより県内でも屈指のホタルの名所である瀬上沢のホタル観賞ナイトのご案内に先駆けてその概要をお知らせします。


●小網代の森散策マップ 神奈川トラストみどり財団HPから

koajiro_map_convert_20180522165623.jpg

記事には観察会の主催者が出ていなかったので早速検索したところ、神奈川県のHPに「小網代の森《夜間ホタル観察会》について」というニュースが載っており、横須賀三浦地域県政総合センターが管轄していることがわかりました。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/koajiro_hotaru.html

とり急ぎダイジェストした概要は次の通り。

 文書1-1文書1-2
昨年のピーク時は1000頭も! 
朝日の記事には「ホタルの出現規模が県内随一」とあるのですが、さて?
早速、県の広報記事の問い合わせ先である横須賀三浦地域県政総合センターみどり課に確認したところ、次のことがわかりました。
・今年は発生のピークが昨年より数日早いと予測。
・昨年のピークは5月28日~6月4日で、平均1000頭を数えた。

神奈川トラスト財団が同時期に観察会
なおついでながら、あいにくもう受付終了とあるのですが、「神奈川トラストみどり財団」のHPを見ると、小網代の森自然観察会が今週末、5月26日(土)に開かれるようです。(昨年は「小網代の森夕方観察会」とあり5月29日に実施)
独自チャレンジの参考資料として、その概要をご紹介します。


資料■ホタルの見頃に夕方観察会2018
概要 春から夏に移ろう小網代の森で、日差しも穏やかな夕方に散策します。生きものの宝庫の森を専門のガイドと歩きましょう。イベント終了後には、任意でホタル観察もできます
①平成30年5月26日(土) ②平成30年6月3日(日) ※ 両日とも受付終了
集 合 京急線三崎口駅改札前 15:30
解 散 17:00 エノキテラス
行 程 三崎口駅~引橋~引橋入口~(小網代中央の谷コース)~エノキテラス解散
※帰路案内マッププレゼント、任意でホタル観察できます。
講 師 NPO法人小網代野外活動調整会議
定 員 各30人(先着順)
参加費 会員 無料 一般 1,000円 学生 500円 ※現地までの交通費及び行程途中のバス代は各自負担です。
雨天時 雨天中止。雷・波浪注意報発令でも中止となる場合があります。
当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。
持ち物等 長袖、長ズボン、歩きやすい靴、帽子、筆記用具、雨具、水筒、ホタル観察希望者は懐中電灯などナイトウォーク用装備
〒220-0073  横浜市西区岡野2-12-20  
(公財)かながわトラストみどり財団  みどり企画課   
*電話:045-412-2525  FAX:045-412-2300  メール:midori@ktm.or.jp


■追記:「小網代の森」のこと (ウイキペディアから抜粋)
概要 森、川、海のつながりが必要なアカテガニをはじめとして、希少種を含む多くの生き物たちが、多様な生態系を形成している。春から夏にかけて、干潟を中心に多種多様な蟹の生態を観察でき、干潮時の浜辺では無数の蟹が求愛のダンスを踊る様子などを見ることができる。またホタルや蝶も多数、生息している。
同地域の自然は、公益財団法人かながわトラストみどり財団、NPO法人小網代野外活動調整会議によって、水路の管理や木々の間伐、草刈り等の保全活動がなされており、自然観察イベントも開催されることがある。
歴史 小網代の谷は、1960年代前半までは、地元民が水田や薪炭林として利用していた典型的里山であった。その後、地域一帯に開発計画が立ち上がり、薪炭林と水田は20年ほどで手つかずの自然に戻った。
1980年代前半、地元の要望もあり、大規模なリゾート開発が本格化する動きがあった。これに対し、首都圏唯一の完結した流域生態系である小網代の自然を失うのはあまりに惜しいという観点から、森の保全を前提とした新しい開発計画をつくり環境教育やエコツアー等観光資源として活用する路を提案する地元市民や学識経験者が集まり、保全活動が始まった[2]。
1997年(平成9年)以降、神奈川県が緑地の買取を開始し、あわせて京浜急行電鉄の協力も得て散策路の整備がなされ、2014年(平成26年)より一般開放がなされている。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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