上郷開発NO! 緊急アピール発信
危うし上郷開発計画 西日本豪雨禍は「対岸の火事」に非ず
西日本の広い範囲での河川の氾濫や洪水、土砂災害などなどにより死者211名、行方不明18名という甚大な被害を発生させた西日本豪雨。
連日の報道で住宅の立地や河川管理はじめ住環境をめぐる様々な問題点が明らかになっていますが、ここでは上郷開発計画との関連で、大規模な盛り土造成による開発予定地の問題点をあらためて指摘する守る会のチラシ最新版と13日付けで署名の会・守る会世話人会が支援者に発したメッセージの一部を。
■資料:西日本豪雨 この間の期間降水量

■西日本豪雨による住宅の被害 7月16日13時45分現在の総務省消防庁による被害状況の集計から。
全壊401 半壊347 一部損壊861
床上浸水9,915 床下浸水17,008
■資料:守る会7月広報チラシ1面

■資料: 同 2面

注:経費節減のためブログ掲載を除き広報チラシはリソグラフによるモノクロ印刷で配布しています。
●世話人会の緊急アピール
(略)折しも異常気象による自然災害が各地で発生しています。
3年前に発表された国の国土利用計画では、我が国は、国土の35%を占める災害リスクの高いと地域に、人口の70%以上が止むなく居住しているので、自然災害の未然防止の観点から、この状況の改善が急務であると、国土利用計画の7か所にわたって強調しています。(添付をご参照ください。)
http://www.mlit.go.jp/common/001100246.pdf (国土利用計画、P1に35%云々)
軟弱地盤への上郷開発について、正にこの水害が警鐘を鳴らしているように感じます。
また、倉敷市真備町で今回発生した河川の決壊に伴う浸水被害は、本流の水位が上がり、合流点で支流の流れが捌けて行かなくなって発生したものであり、数年前の台風18号の豪雨による「いたち川」の4か所にわたる溢水災害(オーバーフロー)を彷彿とさせます。
この時は、本流の柏尾川の水位が最高となったタイミングがいたち川よりも1時間ほど遅れたので、この程度の被害に収まっていますが、柏尾川の最高水位の時点が、いたち川のそれに近かったら、被害は拡大していました。
ましてや、1時間に100mmを超える雨が日本各地で見られるようになった今、上流部で開発が行われれば、条例に基づきいくら調整池を設けても、下流部の水害の増大は避けきれないことも今回の水害は物語っているのではないでしょうか。
両会世話人一同
添付資料:自然災害の未然防止を(「国土利用計画」から)

関連記事:2014年10月台風18号による被害を報じたブログ記事
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201410.html
台風18号によるがけ崩れで緑区では死者が。違法造成地への行政指導の不作為を指摘する世論が高まりましたが…。
■関連資料:主な河川の被害状況 7月3日~ 国交省まとめ
http://www.mlit.go.jp/common/001243212.pdf 全国の河川の被害状況
西日本の広い範囲での河川の氾濫や洪水、土砂災害などなどにより死者211名、行方不明18名という甚大な被害を発生させた西日本豪雨。
連日の報道で住宅の立地や河川管理はじめ住環境をめぐる様々な問題点が明らかになっていますが、ここでは上郷開発計画との関連で、大規模な盛り土造成による開発予定地の問題点をあらためて指摘する守る会のチラシ最新版と13日付けで署名の会・守る会世話人会が支援者に発したメッセージの一部を。
■資料:西日本豪雨 この間の期間降水量

■西日本豪雨による住宅の被害 7月16日13時45分現在の総務省消防庁による被害状況の集計から。
全壊401 半壊347 一部損壊861
床上浸水9,915 床下浸水17,008
■資料:守る会7月広報チラシ1面

■資料: 同 2面

注:経費節減のためブログ掲載を除き広報チラシはリソグラフによるモノクロ印刷で配布しています。
●世話人会の緊急アピール
(略)折しも異常気象による自然災害が各地で発生しています。
3年前に発表された国の国土利用計画では、我が国は、国土の35%を占める災害リスクの高いと地域に、人口の70%以上が止むなく居住しているので、自然災害の未然防止の観点から、この状況の改善が急務であると、国土利用計画の7か所にわたって強調しています。(添付をご参照ください。)
http://www.mlit.go.jp/common/001100246.pdf (国土利用計画、P1に35%云々)
軟弱地盤への上郷開発について、正にこの水害が警鐘を鳴らしているように感じます。
また、倉敷市真備町で今回発生した河川の決壊に伴う浸水被害は、本流の水位が上がり、合流点で支流の流れが捌けて行かなくなって発生したものであり、数年前の台風18号の豪雨による「いたち川」の4か所にわたる溢水災害(オーバーフロー)を彷彿とさせます。
この時は、本流の柏尾川の水位が最高となったタイミングがいたち川よりも1時間ほど遅れたので、この程度の被害に収まっていますが、柏尾川の最高水位の時点が、いたち川のそれに近かったら、被害は拡大していました。
ましてや、1時間に100mmを超える雨が日本各地で見られるようになった今、上流部で開発が行われれば、条例に基づきいくら調整池を設けても、下流部の水害の増大は避けきれないことも今回の水害は物語っているのではないでしょうか。
両会世話人一同
添付資料:自然災害の未然防止を(「国土利用計画」から)

関連記事:2014年10月台風18号による被害を報じたブログ記事
http://segamizawa.blog54.fc2.com/blog-date-201410.html
台風18号によるがけ崩れで緑区では死者が。違法造成地への行政指導の不作為を指摘する世論が高まりましたが…。
■関連資料:主な河川の被害状況 7月3日~ 国交省まとめ
http://www.mlit.go.jp/common/001243212.pdf 全国の河川の被害状況