上郷開発NO! 1月街宣レポート Ver.2(1/29追記)
‟周回遅れ”の大型開発の撤回を 新春の港南台駅頭で爽やか初アピール
国の内外、さまざまな局面で時代の転換点を想起させる大きな状況の変化に直面した2019年年頭、上郷・瀬上の自然を守る会及び上郷開発から緑地を守る署名の会は、ちょうど1年前の都計審(横浜市都市計画審議会)で強行採択された「上郷開発計画」による大規模な宅地造成プロジェクトの撤回を求める街宣活動をスタートさせました。
以下、両会世話人会による活動レポートを。
上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
風は多少ありましたが日差しがあり、寒さは気にならず、新しい
情報と緑地保全の訴えを発信することができました。
日時:1月26日(土) 11時~12時
場所:港南台駅バーズ前
参加:8名 チラシ約300枚を配布
カンパ:800円
街宣では、開発計画地の一部で伐採が行われていることについて、
「開発が始まったのでは?」という質問を数名の人から受けました。
これは、開発に先立つ深田製鉄遺跡の発掘調査のための草木の
伐採です。横浜市教育委員会の監理のもと、横浜市ふるさと歴史
財団埋蔵文化財センター(埋文)が2月~3月の予定で発掘作業に
入ります。
開発申請自体、まだ提出されておらず、開発が始まったわけでは
ありません。
また、チラシにも記していますが、地域防災や都市計画の研究者
により次々と客観的な新データが示され、上郷開発計画の矛盾
(人口、世帯数の大幅減の中の開発、開発の安全性の問題)が
浮き彫りになってきています。
人口減少社会における土地利用・住宅政策のあり方
(国交省 第199回政策課題勉強会資料)
http://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-170419_1.pdf
<講演内容>
近年、我が国では老朽住宅や空き家が増加しており、それに伴う
地域の防犯・防災、コミュニティ機能の低下等が、社会問題として
指摘されている。 人口減少社会を迎えたなかで、空き家問題は
一層深刻化することが予想され、その対策を強化することは喫緊
の課題である。
本勉強会では、東洋大学理工学部建築学科教授 野澤千絵氏を
講師にお迎えし、空き家対策、及びその土台となる土地利用・都市
計画制度のあり方についてご講演いただいた。
P6に、関東で栄区の空家予備軍率が第1位の32.2%
(空家予備軍率についての説明は、チラシをご覧ください)
止まらない人口減、増え続ける家ー「住宅過剰社会」
https://www.o-uccino.jp/article/posts/24533
浸水想定域に3540万人居住 20年で世25%帯増
https://this.kiji.is/447126531711222881?c=220450040231249399
両会世話人一同
■資料:守る会1月街宣チラシ表面

■資料: 同 裏面

注:今回、港南台バーズ前で配布したチラシは約300枚。暖かな日差しもあって手ごたえ十分なチラシまきでしたが、いつもながら街宣にあたっては経費節減のためリソグラフによるモノクロ印刷版を配布しています。
■追記:深田製鉄遺跡の発掘調査開始へ?

横浜栄高校前から見た樹林地破壊の現場(後ろは山手学院の図書館棟?)
舞岡上郷線西側の樹林地の樹木をなぎ倒し赤土の山肌をあらわにして始まった土木工事。
「上郷開発計画」に基づく造成工事の開始を思わせる光景ですが、これは開発予定地や仮設道路の下に眠る深田製鉄遺跡の再発掘調査の一環で、開発そのものはまだ具体的なプランが提出・認可されておらず、大規模な谷埋めによる宅地造成工事とは別もの。
舞岡上郷線の暫定工事に先立って1986年9月から翌87年6月まで9カ月にわたって行われた遺跡の発掘調査の模様は88年に横浜市埋蔵文化財調査委員会から出された「上郷深田遺跡発掘調査概報」(報告書)に詳しい。
さらに横浜開港150年を記念して開設された「みんなでつくる横濱写真アルバム」というサイトには7枚の写真が収められています。大型土木工事による破壊をまぬがれた遺跡が30年余の深い眠りから再発掘され、今回の再調査で出現するかも?
http://www.yokohama-album.jp/picture/search/k/%E6%B7%B1%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1/ 深田遺跡
http://www.yokohama-album.jp/picture/search/k/%E6%B7%B1%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1/
国の内外、さまざまな局面で時代の転換点を想起させる大きな状況の変化に直面した2019年年頭、上郷・瀬上の自然を守る会及び上郷開発から緑地を守る署名の会は、ちょうど1年前の都計審(横浜市都市計画審議会)で強行採択された「上郷開発計画」による大規模な宅地造成プロジェクトの撤回を求める街宣活動をスタートさせました。
以下、両会世話人会による活動レポートを。
上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
風は多少ありましたが日差しがあり、寒さは気にならず、新しい
情報と緑地保全の訴えを発信することができました。
日時:1月26日(土) 11時~12時
場所:港南台駅バーズ前
参加:8名 チラシ約300枚を配布
カンパ:800円
街宣では、開発計画地の一部で伐採が行われていることについて、
「開発が始まったのでは?」という質問を数名の人から受けました。
これは、開発に先立つ深田製鉄遺跡の発掘調査のための草木の
伐採です。横浜市教育委員会の監理のもと、横浜市ふるさと歴史
財団埋蔵文化財センター(埋文)が2月~3月の予定で発掘作業に
入ります。
開発申請自体、まだ提出されておらず、開発が始まったわけでは
ありません。
また、チラシにも記していますが、地域防災や都市計画の研究者
により次々と客観的な新データが示され、上郷開発計画の矛盾
(人口、世帯数の大幅減の中の開発、開発の安全性の問題)が
浮き彫りになってきています。
人口減少社会における土地利用・住宅政策のあり方
(国交省 第199回政策課題勉強会資料)
http://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-170419_1.pdf
<講演内容>
近年、我が国では老朽住宅や空き家が増加しており、それに伴う
地域の防犯・防災、コミュニティ機能の低下等が、社会問題として
指摘されている。 人口減少社会を迎えたなかで、空き家問題は
一層深刻化することが予想され、その対策を強化することは喫緊
の課題である。
本勉強会では、東洋大学理工学部建築学科教授 野澤千絵氏を
講師にお迎えし、空き家対策、及びその土台となる土地利用・都市
計画制度のあり方についてご講演いただいた。
P6に、関東で栄区の空家予備軍率が第1位の32.2%
(空家予備軍率についての説明は、チラシをご覧ください)
止まらない人口減、増え続ける家ー「住宅過剰社会」
https://www.o-uccino.jp/article/posts/24533
浸水想定域に3540万人居住 20年で世25%帯増
https://this.kiji.is/447126531711222881?c=220450040231249399
両会世話人一同
■資料:守る会1月街宣チラシ表面

■資料: 同 裏面

注:今回、港南台バーズ前で配布したチラシは約300枚。暖かな日差しもあって手ごたえ十分なチラシまきでしたが、いつもながら街宣にあたっては経費節減のためリソグラフによるモノクロ印刷版を配布しています。
■追記:深田製鉄遺跡の発掘調査開始へ?

横浜栄高校前から見た樹林地破壊の現場(後ろは山手学院の図書館棟?)
舞岡上郷線西側の樹林地の樹木をなぎ倒し赤土の山肌をあらわにして始まった土木工事。
「上郷開発計画」に基づく造成工事の開始を思わせる光景ですが、これは開発予定地や仮設道路の下に眠る深田製鉄遺跡の再発掘調査の一環で、開発そのものはまだ具体的なプランが提出・認可されておらず、大規模な谷埋めによる宅地造成工事とは別もの。
舞岡上郷線の暫定工事に先立って1986年9月から翌87年6月まで9カ月にわたって行われた遺跡の発掘調査の模様は88年に横浜市埋蔵文化財調査委員会から出された「上郷深田遺跡発掘調査概報」(報告書)に詳しい。
さらに横浜開港150年を記念して開設された「みんなでつくる横濱写真アルバム」というサイトには7枚の写真が収められています。大型土木工事による破壊をまぬがれた遺跡が30年余の深い眠りから再発掘され、今回の再調査で出現するかも?
http://www.yokohama-album.jp/picture/search/k/%E6%B7%B1%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1/ 深田遺跡
http://www.yokohama-album.jp/picture/search/k/%E6%B7%B1%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1/