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上郷開発NO! 2月街宣レポート

流れに「逆行」する上郷開発 
春一番の駅頭で計画撤回を訴える 


関東地方に「春一番」の強風が吹き荒れた22日、署名の会・守る会の2代表世話人はじめ有志8名が港南台駅頭に立ち、風(風邪)にも新型ウイルス禍にも負けない力強さ?で今年2回目の街頭宣伝活動を行い、世界的な環境重視の流れや都市開発における国の規制強化の動きに逆行する「周回遅れ」の上郷開発計画を厳しく批判しました。

朝方には降雨との気象予報もあり街宣開始時の人出はやや少なく、スギ花粉飛散の季節到来や新型コロナウイルス問題でマスク姿が目立ちましたが、時折強い風が舞う中でチラシを受け取る市民の割合はいつもより多いぐらいで、用意したチラシはぐんぐん減り、手ごたえ十分の1時間となりました。以下、世話人会のレポートを。

上郷・瀬上の自然を守る会    会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様

今日の街宣の様子をお知らせします。

 日時:2月22日(土)11時~12時
 場所:港南台バーズ前
 参加:8名 カンパなし(強風のためカンパ箱を置けませんでした)
 チラシ:約300枚配布

予報されていた雨は降らない代わりに、強風の下での街宣と
なりました。受け取りにくい状況の中、いつもと変わらない
数のチラシを受け取っていただきました。チラシを添付します。

なお、一昨日、1月20日(月)の日経新聞記事「国土交通省は、
自然災害によって特に大きな被害が予想される地域での都市
開発を抑える。学校や工場といった業務用施設の開発を原則
禁止し、住宅などの建設に踏み切った事業者名を公表する
仕組みも設ける。土地の開発規制を強化し、近年相次ぐ自然
災害の被害を減らす狙いだ。通常国会に都市再生特別措置法
などの改正案を提出する。」をお知らせしましたが、この改正
案はすでに2月7日に今国会に提出されていることがわかり
ました。改正案の概要などのURLをお知らせします。

国交省記者発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000271.html 
都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案(概要) 
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001327916.pdf

「市街化調整区域の浸水ハザードエリアにおける住宅等の開発
を抑制する」としていますが、浸水ハザードエリアがどの範囲
を示すか、その広狭は開発側にとっては大きな意味を持つもの
ですが、法が通った後、政令・省令で決められることとなって
おり、微妙な調整が行われるものと思われます。

市街化調整区域の危険地域への開発しか抑制の対象となって
いませんが、上郷開発にように他の住宅地に明らかに水害の危険
を増大をもたらすような市街化区域の開発をも抑制すべきと考
えます。

両会世話人一同

■資料:守る会街宣チラシ1面


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■ 同 2面

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注:駅頭で配布のチラシは経費節減のためリソグラフによるモノクロ印刷版です。(ブログ編集室)

■関連ニュース

関東地方に春一番 WEBサイトNEWSから
気象庁はきょう(22日)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年(2019年)、関東地方で春一番が吹いたのは3月9日でした。

日本海に低気圧があって、発達しながら東へ進んでいます。この低気圧に向かって関東地方では暖かい南よりの風が強まり、気温が高くなっています。各地の正午までの最大瞬間風速は次の通りです。
 東京:17.7メートル(南南西) 午前11時03分
 横浜:20.3メートル(南西)  午前11時52分
 千葉:16.7メートル(南西)  午前11時36分

また、関東南部では正午には16度前後まで気温が上がっています。

春一番の条件
関東地方の春一番の条件は、次の事項を基本として総合的に判断します。
・立春から春分の間
・日本海に低気圧(低気圧が発達すればより理想的)
・関東地方に強い南風が吹き、昇温する

具体的には東京において、最大風速が8メートル以上、風向は南より(西南西~東南東)となります。

上郷開発NO! 市会宛て陳情書

緑地保全について市会に陳情 
市の「不作為の罪」チェック求める


 00050141HDK_convert_20200211164833.jpg FNNのニュースから

2月5日、逗子市池子の公道で起きた隣地斜面のがけ崩れによる痛ましい死亡事故。
逗子に限らず、横須賀、鎌倉はもとより横浜市内全区至る所で同じような危険性をはらんだ住宅地や道路があることは周知の事実ですが、その対策は?

6日、署名の会&守る会は1月末に環境創造局の関連部門の課長らと行った面談でのやりとりをふまえ、「緑地の保全」についての陳情書を市会議長宛てに提出しました。以下、両会の会員宛てのメッセージと陳情書を。

上郷・瀬上の自然を守る会  会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会  会員各位
両会を応援していただいている皆様

昨年の大雨と二つの台風により、横浜市の緑地においては強風による倒木とそれに誘発された崖崩れが多数発生し、その被害は甚大なものとなっています。
日常生活圏内については順次、被害状況が記者発表され市のHPにアップされますが、生活圏外の緑地などの被害はほとんど公開されていません。

そこで、これまでの市の緑地保全の在り方に触れながら、一例として私たちが調べた「瀬上市民の森」の今回の被害の実態を提示し、大きな被害となった要因や改善策などの要望を記した陳情書を横浜市会あて提出しました。陳情書と二つの資料を添付します。

当初、林市長あてを考えましたが、行政を監視し評価する役割を持つ市議会の目を通すことにより、議会では付議案件とはなりませんが、行政に対して少しでも影響力のある発信になるものと期待しています。

両会世話人一同


 市会議長あて陳情「緑地の保全管理についての要望」-1
 市会議長あて陳情「緑地の保全管理についての要望」-2

添付資料1

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添付資料2

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追記
下の写真は5日の逗子市池子のがけ崩れ事故現場(東京新聞のヘリ「おおづる」からの空撮)。
記事のトップにこうあります。


逗子市池子で五日に発生した土砂崩れは、通行人が巻き込まれる大惨事となった。崖地の多い市内だが、周辺住民からは「まさかここが崩れるなんて」という驚きが上がる一方、「危ないと思いながら通っていた」という声も聞こえた。 (北爪三記)

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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