上郷開発NO! 開発事業計画への警鐘
改めて大規模宅地開発の安全性を問う!
5日、開発計画地の安全&水害問題で市に陳情
上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
横浜市あて4月5日、2通の陳情書を提出しましたのでご案内します。
詳細は添付をご覧ください。要約は下記のとおりです。
1.上郷開発計画地の地盤の安全性に関し、十分な検証を行なうことを求める陳情
東急建設㈱による上郷開発事業の開発申請は、年初に提出される予定でしたが、事前協議が整わず、まだ申請書は提出されていません。
上郷開発計画地の約4割は、40年以上前に埋め立てられた大規模盛土造成地であり、埋立にどのような材質の土砂が用いられたか不明です。
また、環境影響評価審査会は2014年に提出した答申書に、計画地の一部が軟弱地盤であることを踏まえ「施工前の地盤についてボーリングなどによる綿密な調査を行うこと」を記しています。これを受けて横浜市長は東急建設への意見書にその旨記し、東急建設も見解書で、その実施を約しています。
一方、国交省は大地震発生時の大規模盛土造成地における滑動崩落を未然に防止するべく、その対応策についてガイドラインを提示しています。横浜市は、このガイドラインに基づき、簡易な方法による開発計画地の暫定的な安定計算を実施していますが、この陳情では開発申請時に提出される上記の調査結果から、埋め立てに実際に用いられた土砂の情報を有効活用して地盤の安全性確認を入念に行うなど、開発が許可された場合の宅地造成に万全を期すよう求めています。
大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説について 国交省
<https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000015.html>
<https://www.mlit.go.jp/common/001090725.pdf>
2.いたち川流域の緑地における2019年秋の豪雨と台風による崩落被害が治水に与える影響を検証し、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求める陳情
いたち川流域の緑地においては、2019年秋の豪雨と台風により、多数の崖地の崩落被害が発生しており、岩盤が剥き出しになっています。
しかし、横浜市は種々の制約から、その被害状況を十分に把握できていません。昨今の気象の激化に伴う豪雨の増加に加え、崖地の崩落に伴う岩盤の露出と表土の流出は開発とともに水害の増大要素となることが危惧されます。
そこで、岩盤が剥き出しになっていることに起因する雨水の流出増や表土流出によるいたち川の河床の上昇など洪水対応力への影響を検証するとともに、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求めています。
両会世話人一同
■上郷開発計画地の地盤の安全性に関し、十分な検証を行なうことを求める陳情




資料3 2月27日 朝日新聞夕刊
■いたち川流域の緑地における2019年秋の豪雨と台風による崩落被害が治水に与える影響を検証し、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求める陳情



5日、開発計画地の安全&水害問題で市に陳情
上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様
横浜市あて4月5日、2通の陳情書を提出しましたのでご案内します。
詳細は添付をご覧ください。要約は下記のとおりです。
1.上郷開発計画地の地盤の安全性に関し、十分な検証を行なうことを求める陳情
東急建設㈱による上郷開発事業の開発申請は、年初に提出される予定でしたが、事前協議が整わず、まだ申請書は提出されていません。
上郷開発計画地の約4割は、40年以上前に埋め立てられた大規模盛土造成地であり、埋立にどのような材質の土砂が用いられたか不明です。
また、環境影響評価審査会は2014年に提出した答申書に、計画地の一部が軟弱地盤であることを踏まえ「施工前の地盤についてボーリングなどによる綿密な調査を行うこと」を記しています。これを受けて横浜市長は東急建設への意見書にその旨記し、東急建設も見解書で、その実施を約しています。
一方、国交省は大地震発生時の大規模盛土造成地における滑動崩落を未然に防止するべく、その対応策についてガイドラインを提示しています。横浜市は、このガイドラインに基づき、簡易な方法による開発計画地の暫定的な安定計算を実施していますが、この陳情では開発申請時に提出される上記の調査結果から、埋め立てに実際に用いられた土砂の情報を有効活用して地盤の安全性確認を入念に行うなど、開発が許可された場合の宅地造成に万全を期すよう求めています。
大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説について 国交省
<https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000015.html>
<https://www.mlit.go.jp/common/001090725.pdf>
2.いたち川流域の緑地における2019年秋の豪雨と台風による崩落被害が治水に与える影響を検証し、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求める陳情
いたち川流域の緑地においては、2019年秋の豪雨と台風により、多数の崖地の崩落被害が発生しており、岩盤が剥き出しになっています。
しかし、横浜市は種々の制約から、その被害状況を十分に把握できていません。昨今の気象の激化に伴う豪雨の増加に加え、崖地の崩落に伴う岩盤の露出と表土の流出は開発とともに水害の増大要素となることが危惧されます。
そこで、岩盤が剥き出しになっていることに起因する雨水の流出増や表土流出によるいたち川の河床の上昇など洪水対応力への影響を検証するとともに、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求めています。
両会世話人一同
■上郷開発計画地の地盤の安全性に関し、十分な検証を行なうことを求める陳情





■いたち川流域の緑地における2019年秋の豪雨と台風による崩落被害が治水に与える影響を検証し、その検証結果を治水・都市計画に反映することを求める陳情


