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上郷開発NO! 瀬上沢でいま何が?

上郷開発計画地で不審な動き
土砂災害‥後悔先に立たず、不作為の罪の恐れ?

2021年7月16日 上郷開発計画地 舞上線西側 地盤調査

熱海市で発生した大規模な土砂災害では18日までに死者18人が確認されていて、このうち土石流による死者は15人、身元確認中が3人、なお行方不明者が12人と、樹林地とりわけ傾斜地における盛り土造成の危険性について警鐘を発するものとなっています。

ところが谷埋め造成地に、さらに外部から大量の土砂を搬入し最高15メートルもの盛り土造成を行うことを基本計画とし、周辺地域の生活環境の破壊などが危惧される上郷開発計画地でいま新たな不審な動きが始まり、市民からの問い合わせが寄せられる事態に。

16日午後、早速現地の動きをカメラに収めるとともに、週明けを待って建築局宅地審査課に電話し、下記を確認しました。
1. 市として追加の地盤調査を東急建設に指示した。
2. ボーリング調査とスウェーデン式サウンディング試験からなり、スウェーデン式はボーリング調査の間を補完する意味合い。
https://www.s-thing.co.jp/jiban_chosa/chosa_hoho/houhou_kekka/ 
3. 調査は、盛土前の地図と比べ、盛土の多い個所を指定している。
  →ところが調査個所数を尋ねたが、答えられないとのこと。
4. 追加とは、十数年前のアセスの時の7カ所に対してか、アセス以降に東急建設が行ったボーリング調査に対してなのか尋ねたが、時系列で追っておらず「分からない」との回答。
5. 上記4は東急建設が申請後、情報開示しボーリングに日時を確認するまで不明。

引き続き「不審な動き」の解明、追及を行いますが、新しい情報がありましたら、ぜひお知らせください。


プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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