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舞岡上郷線問題 雑感1

■市道路線の「認定&廃止」の実態に驚く

それにしても市会による行政チェックには専門的な知見と継続的フォローが不可欠。
例えば6月18日に行われた「建築・都市整備・道路委員会」における道路局関係審議の冒頭は「第19号議案 市場第196号線等市道路線の認定及び廃止」 について。
局側の提案説明によれば、都市計画道路として認定が192路線、道路延長9,790m、総面積41,462㎡、また廃止は59路線、道路延長4,813m、総面積13,929㎡というものでした。

その多くは区画整理や道路整備に伴うもので、もともとあった道路の道路法上の区域設定や公示など事務処理上の手続きが目的の提案なのでしょうが、地元議員でも細分化された路線の実態把握には多大なエネルギーを要するし、現場確認などほとんどしていないのでは……?

で、局の説明と提案をすんなり了承するかたち。実質的な質疑はゼロ。
舞岡上郷線に仮設橋を紛れ込ませ法的な問題を積み残したまま20年も放置してきた事実が明るみに出たことは、市会におけるこうした一括提案と審議のあり方の是否を問う絶好の機会であるような気がします。(M&M)

■続・道路常任委員会 注:2010/06/19 (Sat) 17:09:37にあった投稿から

昨日道路関係の常任委員会が開かれました。
多くの不明朗、不適切、不自然な関係にあった東急ー道路局との関係を明らかにしようと、鶴見区選出の無所属クラブの女性議員が鋭い質問を連発し追及しました。良く調べていて問題点を指摘し、舞上線は道路常任委員会で継続して調査することになりました。
Ⅰ時間半に及ぶ討議でしたが道路局長、副市長は道路完成後の後始末が不十分であった事を認めました。
採決の結果否決されました。
会の前にある議員に聞いたら自民、公明、民主3党で否決とすることが決まっていたそうです。
救いは公明の議員が現地を視察したそうで、K1,K2,K3いずれも極めて危険である事を大きな声で発言した事です。
しかし採決では否決に回りました。賛成は無ク、共産、ネット3会派でした。党議拘束があるでしょうが、風邪を引いて欠席という手も有るでしょうに。能の無い連中です。 (S.Y)

◎ブログ訪問者の皆さんへ
上郷開発問題と切っても切れない問題であることが明るみに出た舞岡上郷線問題。市会の審議や新聞報道などについての皆さんのご意見を自由に「掲示板」に書き込んでください。随時、本コーナーでご紹介させていただきます。(広報チーム:ブログ担当)

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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